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江戸時代の設計者: 異能の武将・藤堂高虎 (講談社現代新書 1830) 新書 – 2006/3/1
藤田 達生
(著)
家康に天下を取らせ日本の近世を創った男。伊予藩主・藤堂高虎は外様大名としては異例の信頼を幕府から得た。それは彼が日本で初めて「藩」を構想しえた政治家だったからだ。近世の成立を新史観で明かす。
- 本の長さ256ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2006/3/1
- ISBN-104061498304
- ISBN-13978-4061498303
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2006/3/1)
- 発売日 : 2006/3/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 256ページ
- ISBN-10 : 4061498304
- ISBN-13 : 978-4061498303
- Amazon 売れ筋ランキング: - 277,817位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年11月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とてもよかったです。
2014年5月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私ではなく、家内用に購入致しました。
以前、友人から借りて読んでいましたが、内容の再確認のため探していました。
家内もとても満足です。
以前、友人から借りて読んでいましたが、内容の再確認のため探していました。
家内もとても満足です。
2014年4月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
安部龍太郎の下天を謀るを読んで藤堂高虎に興味を持ちました。そしてこの本を知りましたが、以前の発行のためかなりの数の書店を探しても見つからずここでやっと購入できました。きれいな状態か危惧しましたが杞憂でした。
2009年4月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前半は藤堂高虎の伝記だが、
巷間に知られているような時の政権に巧みに取り入るための
細かい史実はあまり詳しく記されていないので、拍子抜けする。
後半は幕藩体制が築かれつつある時期の高虎の城下町造りの
都市計画についての検証がメインだが、
そういったものに興味がない者にとっては期待外れな内容。
設計者、というのは都市計画の設計者という意味で付けたのだろうか?
タイトルから内容が読み取りにくい著作。
巷間に知られているような時の政権に巧みに取り入るための
細かい史実はあまり詳しく記されていないので、拍子抜けする。
後半は幕藩体制が築かれつつある時期の高虎の城下町造りの
都市計画についての検証がメインだが、
そういったものに興味がない者にとっては期待外れな内容。
設計者、というのは都市計画の設計者という意味で付けたのだろうか?
タイトルから内容が読み取りにくい著作。
2007年10月13日に日本でレビュー済み
藤堂高虎は、「世渡り上手」、「渡り奉公人」などと酷評されている。
たしかに、何度も主人を変えたりしたらしいし、権力がある人にはいい顔をしていたらしい。
しかし、「世渡り上手」や「渡り奉公人」というイメージをもつまえにこの本をよんでほしいと思う。
この本を読み進めていくうち、「異能」という表現が似合う藤堂高虎のもつ能力のスゴさがわかる。
「テクノクラート」よりは、江戸時代を設計した「デザイナー」、「渡り奉公人」よりは、徳川家康に天下を取らせた「プロデューサー」と表現したほうが、正しいように思える。
たしかに、何度も主人を変えたりしたらしいし、権力がある人にはいい顔をしていたらしい。
しかし、「世渡り上手」や「渡り奉公人」というイメージをもつまえにこの本をよんでほしいと思う。
この本を読み進めていくうち、「異能」という表現が似合う藤堂高虎のもつ能力のスゴさがわかる。
「テクノクラート」よりは、江戸時代を設計した「デザイナー」、「渡り奉公人」よりは、徳川家康に天下を取らせた「プロデューサー」と表現したほうが、正しいように思える。
2008年5月29日に日本でレビュー済み
関が原の戦いを終えて、家康が江戸幕府を開く時代の設計者、
プロデューサーとして藤堂高虎を描く。
当時の技術としての築城についての話は、計画家として、テクノクラートとしての
彼の知識を良く示しており、この人材を埋もれさせなかった時代の幸運を感じる。
今まで評価されてこなかった小松帯刀(肝付尚五郎)を取り上げるような時代でもあり
地域も広範囲にわたっていて、山内一豊より大河ドラマに向いていると思います。
実は松尾芭蕉がこの人の配下であるとのこと
プロデューサーとして藤堂高虎を描く。
当時の技術としての築城についての話は、計画家として、テクノクラートとしての
彼の知識を良く示しており、この人材を埋もれさせなかった時代の幸運を感じる。
今まで評価されてこなかった小松帯刀(肝付尚五郎)を取り上げるような時代でもあり
地域も広範囲にわたっていて、山内一豊より大河ドラマに向いていると思います。
実は松尾芭蕉がこの人の配下であるとのこと
2007年7月30日に日本でレビュー済み
藤堂高虎という人のこと、近世築城の達人というイメージだけで、あまり深くは知りませんでしたが、どうもタダモノではないようです。
若い時分には浪々の暮らしで辛酸を嘗めた後、豊臣秀長の下で初めて志を得、豊臣政権の中枢に近いところで、政治的才覚と人脈に磨きをかけます。豊臣から徳川への政権交代に際しては、時代の趨勢をリードするような水際立った働き振りを示したとか。その後も、豊臣恩顧の純然たる外様でありながら、家康・秀忠の並々ならぬ信頼と重用を蒙り、徳川政権の中枢で幕閣に等しい発言力を保持し続けたというからオドロキです。
本書は、そんな彼が徳川政権内部における数々の権力闘争に参画して将軍権力の確立に携わる様子と、自分の領国の仕置きに腕を振るうことにより藩領国制のモデルケースを樹立していく様子を、一般向けに分かり易く紹介しています。
特に興味を覚えたのは、大阪の陣を西方残党掃討のための戦いとする一般的な見方を排し、国家分裂の危機を孕んだ大戦であったとの主張や、伊賀での在地支配における「無足人」活用への視点、さらには領国復興に際しての「地方巧者」と呼ばれる開発エキスパートの活躍振りの紹介などです。
藤堂高虎の治績を現代における地方分権の流れとアナロジーで捉えるのは些か如何なものかと思いますが、純粋に歴史的な見地から、中世から近世への移り変わりの様子を平易に紹介するものとして、よくまとまった一冊ではないかと思います。
若い時分には浪々の暮らしで辛酸を嘗めた後、豊臣秀長の下で初めて志を得、豊臣政権の中枢に近いところで、政治的才覚と人脈に磨きをかけます。豊臣から徳川への政権交代に際しては、時代の趨勢をリードするような水際立った働き振りを示したとか。その後も、豊臣恩顧の純然たる外様でありながら、家康・秀忠の並々ならぬ信頼と重用を蒙り、徳川政権の中枢で幕閣に等しい発言力を保持し続けたというからオドロキです。
本書は、そんな彼が徳川政権内部における数々の権力闘争に参画して将軍権力の確立に携わる様子と、自分の領国の仕置きに腕を振るうことにより藩領国制のモデルケースを樹立していく様子を、一般向けに分かり易く紹介しています。
特に興味を覚えたのは、大阪の陣を西方残党掃討のための戦いとする一般的な見方を排し、国家分裂の危機を孕んだ大戦であったとの主張や、伊賀での在地支配における「無足人」活用への視点、さらには領国復興に際しての「地方巧者」と呼ばれる開発エキスパートの活躍振りの紹介などです。
藤堂高虎の治績を現代における地方分権の流れとアナロジーで捉えるのは些か如何なものかと思いますが、純粋に歴史的な見地から、中世から近世への移り変わりの様子を平易に紹介するものとして、よくまとまった一冊ではないかと思います。