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知的な大人の勉強法英語を制する「ライティング」 (講談社現代新書 1831) 新書 – 2006/3/1
キム ジョンキュー
(著)
真の英語力をつけるための最良の戦略とは?世界一コストをかけながら効果を上げていない日本人。最大の問題は会話偏重の教育にある!トリリンガルの韓国人コンサルタントが説く、大人のための英語習得術。
- 本の長さ189ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2006/3/1
- ISBN-104061498312
- ISBN-13978-4061498310
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2006/3/1)
- 発売日 : 2006/3/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 189ページ
- ISBN-10 : 4061498312
- ISBN-13 : 978-4061498310
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,222,612位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2019年2月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本はきれいな状態のものが送られてきました.本の内容は期待を少し下回りました.
2011年11月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「ライティング」の重要性を改めて認識させられた。筆者の言う通り、文法の基本をきちんと身につけ、正確な英文を書ければ、論理的で内容の伴う英語を話せるだろう。「TPPの交渉参加に向けて関係国と協議に入る」という時節柄、日本人が国益を守るべく英語で交渉するための一歩としても、この本は一読に値する。
2006年5月5日に日本でレビュー済み
この本で作者が論ずる主張をまとめると
「英会話教室でいくらお喋りしても英語力は向上しません。
英語力を真に向上させるのはライティングです。」
となるだろうか。
この主張に私は全面的に賛同するものである。
また、外国語を使ってビジネスをしている人であれば、
これはほぼ「常識」の部類に入ることだと言っても良いだろう。
私自身がこの本を購入したのは、
上記の主張は完全に正しいものであることを前提とした上で、
ライティングを効率的に勉強するヒントが得られることを期待したからだ。
残念ながら、その期待は十分に満たされることはなかった。
この本で「最良の方法」として書かれている
「レベルの高いネイティブに添削してもらう」と言うのは、
最良であることに異論はないが、
私も含めて誰もが気軽にできるものではないからだ。
まあ、新書でそこまで期待するのは酷なのだろうか。
独学向けの参考図書がいくつか紹介されていたので、
次はそれを読んでみることにしよう。
一方で、著者の主張するライティングの重要さと英会話教室の虚しさについて
十分に納得できない人には是非読んでほしい。
同様の主張の本はたくさんあるが、
外国語学習を歴史的に捉えて分析した本は
(少なくとも新書レベルでは)この本くらいだろうから。
英会話学校に無駄に投資する金額よりも
遥かに少ない投資でこの本は購入できる。
「英会話教室でいくらお喋りしても英語力は向上しません。
英語力を真に向上させるのはライティングです。」
となるだろうか。
この主張に私は全面的に賛同するものである。
また、外国語を使ってビジネスをしている人であれば、
これはほぼ「常識」の部類に入ることだと言っても良いだろう。
私自身がこの本を購入したのは、
上記の主張は完全に正しいものであることを前提とした上で、
ライティングを効率的に勉強するヒントが得られることを期待したからだ。
残念ながら、その期待は十分に満たされることはなかった。
この本で「最良の方法」として書かれている
「レベルの高いネイティブに添削してもらう」と言うのは、
最良であることに異論はないが、
私も含めて誰もが気軽にできるものではないからだ。
まあ、新書でそこまで期待するのは酷なのだろうか。
独学向けの参考図書がいくつか紹介されていたので、
次はそれを読んでみることにしよう。
一方で、著者の主張するライティングの重要さと英会話教室の虚しさについて
十分に納得できない人には是非読んでほしい。
同様の主張の本はたくさんあるが、
外国語学習を歴史的に捉えて分析した本は
(少なくとも新書レベルでは)この本くらいだろうから。
英会話学校に無駄に投資する金額よりも
遥かに少ない投資でこの本は購入できる。
2016年5月11日に日本でレビュー済み
著者は韓国人。15歳時に渡米、その後ハーバード大学、マッキンゼー、フランスのインシアードでMBAと華々しい経歴をもつ。
自らの米国で受けた国語(英語)授業を軸に、その方法で日本人も英語を習得すべきだと主張する。
その方法とは、課題文を読み、それについて5パラグラフでエッセイを書き、教室で議論する、というもの。
本文はマッキンゼー出身者らしい論理的な展開になっている。さらに入念に学術書などを読み漁り、出典を明確にしているところは好感が持てる。
日本の従来の学校教育は、少なくとも単語と文法を叩き込む点において評価している。しかし、読み書きを教えているという点では反論。
たしかに日本の従来の英語教育は確かに読みは教えたが、書くことは教えていない。大方の教員も英語でのライティングは苦手だろう。
また、最近の「聞く・話す」を中心とする授業への移行については、幼稚であると考えているようだ。
日本のみならず、欧米の外国語教育を歴史をさかのぼって解説している点も大変よかった。
日本のみならず海外での教授法も、極端に「読み書き」中心と「話し聞く」中心を行ったり来たりしているようだ。
著者の主張は明らかだ。それは、
まず 単語 文法を身に着ける。単語は高校生までに習う5千語弱に少し上乗せして7千から1万語が目安。
その後、5パラグラフに基づくライティングを行い、できれば優秀な教師に添削してもらうというもの。
日本ではその優秀な教師を見つけることが困難という自説の実践の限界についても正直に書いてある。
書著の主張の根本にあるのは、論理的に一貫したライティング力を身に着けることは、教養ある英語力に直結する。
世界語となった英語で、論理の一貫した内容を文章にすることができ、それに基づいた議論ができることが、真の教養人である、といったところだろうか。
また、その対極の方法として、音声による学習をかなりレベルの低い学習法とみなしている。
著者の主張に賛同できる点は多々ある。
ライティングといえないまでも、英語で文をたくさん書いていくと、読む・話す・聞く力も養成される。
また、著者のいう5パラグラフライティングは、論理的な思考能力を養成してくれる。
しかし、日本における英語学習者の要望はさまざまだろう。必ずしも著者のように論理力のある議論ができる力を身に着けたいと思っているわけではない。
好きでお茶の稽古をしている人が、必ずしも茶道の達人を目指しているわけではないように。
自らの米国で受けた国語(英語)授業を軸に、その方法で日本人も英語を習得すべきだと主張する。
その方法とは、課題文を読み、それについて5パラグラフでエッセイを書き、教室で議論する、というもの。
本文はマッキンゼー出身者らしい論理的な展開になっている。さらに入念に学術書などを読み漁り、出典を明確にしているところは好感が持てる。
日本の従来の学校教育は、少なくとも単語と文法を叩き込む点において評価している。しかし、読み書きを教えているという点では反論。
たしかに日本の従来の英語教育は確かに読みは教えたが、書くことは教えていない。大方の教員も英語でのライティングは苦手だろう。
また、最近の「聞く・話す」を中心とする授業への移行については、幼稚であると考えているようだ。
日本のみならず、欧米の外国語教育を歴史をさかのぼって解説している点も大変よかった。
日本のみならず海外での教授法も、極端に「読み書き」中心と「話し聞く」中心を行ったり来たりしているようだ。
著者の主張は明らかだ。それは、
まず 単語 文法を身に着ける。単語は高校生までに習う5千語弱に少し上乗せして7千から1万語が目安。
その後、5パラグラフに基づくライティングを行い、できれば優秀な教師に添削してもらうというもの。
日本ではその優秀な教師を見つけることが困難という自説の実践の限界についても正直に書いてある。
書著の主張の根本にあるのは、論理的に一貫したライティング力を身に着けることは、教養ある英語力に直結する。
世界語となった英語で、論理の一貫した内容を文章にすることができ、それに基づいた議論ができることが、真の教養人である、といったところだろうか。
また、その対極の方法として、音声による学習をかなりレベルの低い学習法とみなしている。
著者の主張に賛同できる点は多々ある。
ライティングといえないまでも、英語で文をたくさん書いていくと、読む・話す・聞く力も養成される。
また、著者のいう5パラグラフライティングは、論理的な思考能力を養成してくれる。
しかし、日本における英語学習者の要望はさまざまだろう。必ずしも著者のように論理力のある議論ができる力を身に着けたいと思っているわけではない。
好きでお茶の稽古をしている人が、必ずしも茶道の達人を目指しているわけではないように。
2006年3月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大学で医学教育に携わるものとして著者の考え方に全く同感です.受験英語の基礎がちゃんとできている学生は少しトレーニングすると英語でレポートもかけますし,しばらく留学してくると見違えるほど会話も向上します.しかし,日本語で論理的な文章が書けない者はいくら英会話学校に行っても,ラジオを聞き流しても外人と付き合っても英語の論文が書けるようになりません.単に表面的な会話をするためでなく,深い議論を楽しんだり,学問的なdiscussionをするには日々の努力(辞書を引きながら多読する)事に加えて,細かいニュアンスやレトリックなど,正統的な教育を受けた指導者が必須のことも全くその通りです.正に学問に王道なしですが,多くの日本人が変なコンプレックスを持っているところを,論理的にまた格調高い日本語で書かれた著者に敬意を表します.
2006年4月7日に日本でレビュー済み
本書の主旨は,
(1)本当に使えるコミュニケーション手段としての英語を身に着けるには,会話中心のお稽古英語よりもむしろ,「書くこと」が重要であること,
(2)望むらくは,「書いたもの」をきちんと添削してもらうこと,
ということに尽きるだろう.
これは,国語力(日本語力)を鍛えるために大切だ!と強調されていることと全く同じである.当たり前のことだが,論理的に考えることができて,初めて,論理的にコミュニケーションができるのである.それは,会話だろうと書くことだろうと,英語だろうと日本語だろうと,母国語だろうと外国語だろうと,変わりのないことなのである.
評者は,3回にわたる英語圏への留学経験を持つが,自分自身の体験から筆者の主張に納得できるし,海外で3歳と9歳の子女を育てた際の体験からも,実に本書が引いてきている研究内容との符号が実感できる.
本当にコミュニケーションの手段として外国語(英語に限らず)を身につけたいのなら,読むこと,書くことが早道であり,有効な学習手法である.
いくら発音が巧いからといって,話を聞いてもらえるわけではない.ナチスの迫害を逃れてプリンストン大に招聘されたアインシュタイン教授は,訛りが強いがために講義を聴く学生たちを悩ませたそうだが,それでも多くの聴衆を集めていた.また,彼が評価されたのは,論文であり,その内容であったのだから.
使える能力を知的に伸長したい大人にとって,単なる語学学習法を超えて,本書は考え方とその習得方法を具体的に示してくれる.
(1)本当に使えるコミュニケーション手段としての英語を身に着けるには,会話中心のお稽古英語よりもむしろ,「書くこと」が重要であること,
(2)望むらくは,「書いたもの」をきちんと添削してもらうこと,
ということに尽きるだろう.
これは,国語力(日本語力)を鍛えるために大切だ!と強調されていることと全く同じである.当たり前のことだが,論理的に考えることができて,初めて,論理的にコミュニケーションができるのである.それは,会話だろうと書くことだろうと,英語だろうと日本語だろうと,母国語だろうと外国語だろうと,変わりのないことなのである.
評者は,3回にわたる英語圏への留学経験を持つが,自分自身の体験から筆者の主張に納得できるし,海外で3歳と9歳の子女を育てた際の体験からも,実に本書が引いてきている研究内容との符号が実感できる.
本当にコミュニケーションの手段として外国語(英語に限らず)を身につけたいのなら,読むこと,書くことが早道であり,有効な学習手法である.
いくら発音が巧いからといって,話を聞いてもらえるわけではない.ナチスの迫害を逃れてプリンストン大に招聘されたアインシュタイン教授は,訛りが強いがために講義を聴く学生たちを悩ませたそうだが,それでも多くの聴衆を集めていた.また,彼が評価されたのは,論文であり,その内容であったのだから.
使える能力を知的に伸長したい大人にとって,単なる語学学習法を超えて,本書は考え方とその習得方法を具体的に示してくれる.