郷土というのは、実は実在するものではなくて、
人と人とが地理的に近いという理由などから結びついて出来上がった、
共同幻想の一種であるということ。
だから、人と人との結びつきがなくなってしまったら、郷土もなくなってしまう。
もしくは、地図に記載された境界線で区切られた範囲内と、同義になってしまう。
それで、
最近は田舎でも人と人との関係は希薄になっていっているから、
郷土というものもそれだけ薄れてしまっている。
それではいけないということで、
ネットを使って人と人とを結びつけ、郷土という共同幻想を再構築しようと。
そういうことが書かれた本だと思う。
その例の一つが、私の故郷においては、
<a href="[...]" target="_blank">HAMAZO</a>
だと思う。
今後これらの試みがどのように発展してゆくのか?
気になるところではある。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
ウェブが創る新しい郷土 ~地域情報化のすすめ (講談社現代新書) 新書 – 2007/1/19
丸田 一
(著)
自分たちの愛する郷土はこうやって作ろう!地域分権、子どもの安全、団塊世代の退職などにより、地域の重要性が高まっているいま、各地で情報技術を駆使した積極的な地域作りが始まっている!
- ISBN-104061498738
- ISBN-13978-4061498730
- 出版社講談社
- 発売日2007/1/19
- 言語日本語
- 本の長さ224ページ
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2007/1/19)
- 発売日 : 2007/1/19
- 言語 : 日本語
- 新書 : 224ページ
- ISBN-10 : 4061498738
- ISBN-13 : 978-4061498730
- Amazon 売れ筋ランキング: - 971,137位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中4つ
5つのうち4つ
4グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2009年9月21日に日本でレビュー済み
著者、著者の紹介する事例は、20年間、同じ幻想を売り物にしていないだろうか。
本当に、地域に根ざして、世界に発信しているWEBは、著者のグループからは出てこないだろう。
著者らは、地域に根ざして、世界に発信しているWEBを解説しているだけなのだろう。
本当に、地域に根ざして、世界に発信しているWEBは、著者のグループからは出てこないだろう。
著者らは、地域に根ざして、世界に発信しているWEBを解説しているだけなのだろう。
2008年5月23日に日本でレビュー済み
地域活性化のために (Web にかぎらない) インターネットなどを利用した例を 6 件ほど紹介している.実践例を紹介するだけでなく,それにさきだって大店法や「まちづくり三法」の失敗など,政治や社会を分析し,それをのりこえて地域情報化をはかるための理論をしめしている.さきに理論だけが紹介されているため理論だおれなのではないかとおもったが,例の紹介のなかできちんとそれがフォローされている.
とはいえ,こうしたとりくみはまだはじまったばかりであり,この理論がただしいにせよ,まちがっているにせよ,この本がさらにいろいろなこころみがおこなわれていくきっかけになればよいのだろう.
とはいえ,こうしたとりくみはまだはじまったばかりであり,この理論がただしいにせよ,まちがっているにせよ,この本がさらにいろいろなこころみがおこなわれていくきっかけになればよいのだろう.
2007年2月9日に日本でレビュー済み
「ウェブ」をタイトルで謳いながら 「ウェブ」が主人公ではない。
著者の関心は 地域の「村おこし」のような点にある。「村おこし」を企画する中でWEBを起用するケースが散見されることで タイトルにやや強引に「ウェブ」を飾ったという事なのかと思う。WEB2.0が声高に語られている現在の販売戦略として頷けるものはある。
但し内容的には IT関係ではなく 寧ろ これも現在語られている「格差社会」に近い地点に立っているのかもしれない。著者は いくつかの地域が その地域発の「発信」を 先進事例として 取り上げている。「格差」とは 直接言及されていない。しかし 「弱者が 知恵を絞って 世界に向けて発信する」という著者の基本的ベクトルは 今の「格差社会」への一つの処方箋を提出していると理解した。
取り上げられた先進事例は、しかしながら、力強さには若干欠けていると感じた。そもそも「地域発の発信」という事は 僕らにとっては未だ「新しい」のかもしれない。また 日本では 文化の中央集権性向が強いのかとも 再度考えた。
著者の関心は 地域の「村おこし」のような点にある。「村おこし」を企画する中でWEBを起用するケースが散見されることで タイトルにやや強引に「ウェブ」を飾ったという事なのかと思う。WEB2.0が声高に語られている現在の販売戦略として頷けるものはある。
但し内容的には IT関係ではなく 寧ろ これも現在語られている「格差社会」に近い地点に立っているのかもしれない。著者は いくつかの地域が その地域発の「発信」を 先進事例として 取り上げている。「格差」とは 直接言及されていない。しかし 「弱者が 知恵を絞って 世界に向けて発信する」という著者の基本的ベクトルは 今の「格差社会」への一つの処方箋を提出していると理解した。
取り上げられた先進事例は、しかしながら、力強さには若干欠けていると感じた。そもそも「地域発の発信」という事は 僕らにとっては未だ「新しい」のかもしれない。また 日本では 文化の中央集権性向が強いのかとも 再度考えた。