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金正日と日本の知識人―アジアに正義ある平和を (講談社現代新書) 新書 – 2007/6/21
川人 博
(著)
人気政治学者姜尚中は北朝鮮のサポーターか姜尚中のいう「正義なき平和」は、金正日独裁体制を温存し、朝鮮民衆と日本国民の人権を侵害し苦難を強いる秩序である。ジャーナリズムを揺るがした論争の核心!
- 本の長さ208ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2007/6/21
- ISBN-104061498975
- ISBN-13978-4061498976
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2007/6/21)
- 発売日 : 2007/6/21
- 言語 : 日本語
- 新書 : 208ページ
- ISBN-10 : 4061498975
- ISBN-13 : 978-4061498976
- Amazon 売れ筋ランキング: - 881,938位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 199位朝鮮半島のエリアスタディ
- - 2,503位講談社現代新書
- - 5,545位政治入門
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年12月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書は、重要な内容ですが店頭では入手困難で、是非欲しい本でした。送られてきた本は大変きれいで、満足しています。
2016年3月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者が主張する一つ一つは正論と思いますが、その正論をもって同じ人権擁護側を攻撃したのでは、人権抑圧側を利する結果になる。大変残念なことと思います。
2008年10月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本は金正日独裁体制の北朝鮮と、その独裁体制を擁護する日本の知識人を批判した本です。
批判の内容自体は目新しいものではありません。北朝鮮が「拉致」を認める以前から保守言論人が指摘してきた内容と同じものです。つまり、彼らの人権、平和の基準は「御都合主義」で「ダブルスタンダード」だということです。
では、この本の価値はなにかというと、その批判を保守言論人ではなく、左派の弁護士が行ったという点だと思います。この本を読めば、彼らは思想ゆえに、ではなく不誠実ゆえに批判されているということが理解できるのではないでしょうか。
批判の内容自体は目新しいものではありません。北朝鮮が「拉致」を認める以前から保守言論人が指摘してきた内容と同じものです。つまり、彼らの人権、平和の基準は「御都合主義」で「ダブルスタンダード」だということです。
では、この本の価値はなにかというと、その批判を保守言論人ではなく、左派の弁護士が行ったという点だと思います。この本を読めば、彼らは思想ゆえに、ではなく不誠実ゆえに批判されているということが理解できるのではないでしょうか。
2007年7月10日に日本でレビュー済み
日本海をすぐ隔てた向こうに、歴史上有数の人権を無視した軍事独裁政権が存在することはもはや誰にも隠すことのできない公然の事実となった。しかし依然として、この金正日政権を擁護し、毅然とした態度で臨むことを阻む勢力が日本国内に存在する。
本書はこのような一部の知識人への告発の書である。彼らとの対話を通じ、彼らの主張の欺瞞を暴いていく。そして、このこの政権に対していかに臨むか、実例を踏まえて考えていく。それは現実性にあふれたものばかりである。
本書はこのような一部の知識人への告発の書である。彼らとの対話を通じ、彼らの主張の欺瞞を暴いていく。そして、このこの政権に対していかに臨むか、実例を踏まえて考えていく。それは現実性にあふれたものばかりである。
2007年8月1日に日本でレビュー済み
本書で非難されている水島朝穂氏に関しては、氏自身がウェブサイト [...] で反論を提示し本著の誤謬と曲解を論破している。 水島氏は「私が批判したのは当時の安倍晋三官房副長官の一面的な手法である。拉致被害者を北に返せなどと主張したものではない」と反論しているが、その通りだ。本著は論理飛躍と事実認識の誤謬が多く、一言で評するなら“曲解本”。事実や論理性など棚に上げ、てっとり早く敵を見つけてスカっとしたいだけの方には良書。ウソをウソと見抜けない方、見抜く気も無い方のウサ晴らしに適した一冊である。
2007年7月13日に日本でレビュー済み
評者は著者による姜尚中氏批判については姜氏の二つの立場――冷酷な視点が要求される政治学者という立場、係累が北朝鮮の人質に取られているかも知れないという在日という立場――を考慮して判断を留保したいが、しかし、北朝鮮への批判について極度に腰が引けていた――「日帝36年」「差別」を持ち出されると口をつぐむ――日本人の知識人への批判には強く共感する。昨今の“右傾化”を補完する勢力こそ、これらの“進歩的知識人”や“護憲派”であることをこの本は明らかにしている。北朝鮮は相手の良心に付け込む悪魔であるという指摘には納得だ。悪魔に対して言うべきことを言わない日本の左派の多くは、大衆に見捨てられて早晩消えてしまうだろう。そうならないためにも、左派にこそ広く読んで欲しい本だ。
2007年7月3日に日本でレビュー済み
「諸君!」の2007年4月号で、川人弁護士が「姜尚中は金正日のサポーターか」と題し姜尚中・東大教授を厳しく批判。姜尚中が週刊朝日に反論文を掲載。そこから数回の論争が行われた。この本ではそれをまとめた上で、川人弁護士の北朝鮮問題、人権問題への考え方を綴ったものです。やはり川人氏に批判された和田春樹氏は「社会派弁護士からこのような批判を受けるとは驚いた」という趣旨の反論を行っていたが、真の人権派、社会派であればその対象は日本人だけでなく、北朝鮮の民衆の人権にも及ぶということがわからないようだ。姜尚中氏は「正義なき平和」を選ぶという。在日の星のように扱われている姜尚中・東大教授の眼には、実は北朝鮮の民衆の、そして在日朝鮮人の人権は映っていない。それが「主張」の陰に透けて見えてしまっている。
川人弁護士は、過労死問題の専門家であると共に、特定失踪者古川了子さんの拉致認定を求める裁判での主任弁護士を務めるなど、どういう立場の人の人権も大事にする実践派です。この本は、単に「論争」をまとめてあるだけでなく、喫緊の問題として、何をするかが書かれています。左や右の立場を超えて多くの人に読んでもらえれば、何かをするきっかけとなる本です。
川人弁護士は、過労死問題の専門家であると共に、特定失踪者古川了子さんの拉致認定を求める裁判での主任弁護士を務めるなど、どういう立場の人の人権も大事にする実践派です。この本は、単に「論争」をまとめてあるだけでなく、喫緊の問題として、何をするかが書かれています。左や右の立場を超えて多くの人に読んでもらえれば、何かをするきっかけとなる本です。