民俗 | 宮本常一は九州への旅(昭和15年、33歳)の回想の中で明治維新を境目とする日本人の「声」の歴史の深い断絶に触れている。大変興味深い。 私が年寄りたちからいろいろの話を聞くようになったとき、明治維新以前のことを知っている人たちとそうでない人たちの間に話し方や物の見方などに大きな差のあることに気付いた。たとえば維新以前の人たちには申しあわせたように話しことばと... 続きを読む
「声」の歴史の断絶 - 三上のブログ人生 | 宮本常一は、肺結核のせいでわずか九ヶ月間しか勤めることのできなかった最初の小学校の教員時代(1929年、昭和4年、22歳当時)を振り返ってこう語っている。 専攻科*1を出ると泉南郡の田尻小学校へ勤めることになった。そこには教員住宅があってそこへはいることになり、自炊生活をはじめた。この家へは大ぜいの友だちが来、また子供たちが毎晩のように押しかけてきた。日曜日に... 続きを読む
平等な自然 - 三上のブログ