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ケルト妖精学 (講談社学術文庫 1243) 文庫 – 1996/8/10
井村 君江
(著)
- 本の長さ443ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日1996/8/10
- ISBN-104061592432
- ISBN-13978-4061592438
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商品の説明
著者について
1932年栃木県生まれ。1965年東京大学大学院比較文学博士課程修了。明星大学教授。イギリス・アイルランド・フォークロア学会終身会員。主な著書に『ケルトの神話』『アーサー王物語』『妖精の国』『妖精の系譜』『ピーター・パンと妖精の国』など。訳書に『ケルト妖精物語』『ケルト幻想物語』『神秘の薔薇』『ケルトの薄明』(W・B・イエイツ)ほかがある。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (1996/8/10)
- 発売日 : 1996/8/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 443ページ
- ISBN-10 : 4061592432
- ISBN-13 : 978-4061592438
- Amazon 売れ筋ランキング: - 616,099位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年3月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最近の部分が面白いです。コナンドイルとかの。でも、昔の、そうした原初的な話が最も耳新しく、この部分が一番の目の付け所読み所だと思いました。妖精とかそういう、映画とかトールキンとかにあるようなものは一人の人間の妄想的に発生したのでは無論無く、恐らくの自然信仰とか宗教とかと相まって、ユングのいう共同無意識みたいなもので立派に発生する過程みたいなのが見て取れます。これだと幻想でなく実に実在的です。西洋のトールキンとか古い幻想譚が実在的なのは本人の才能も勿論ですが、そうした自分たちの精神の歴史みたいなのに降り立っているからだと思いました。それを知らないで日本のライトノベル作家がドラクエの影響くらいで妖精を出すと実に薄っぺらになりますが、その辺も、か細い個人の精神世界の反映と見ると興味深いです。西洋の幻想の妖精の影響が色んな形で全世界の個人にしみ出してくる。前半が特に学術的で、後半はマスコミ的で、かなりバランスが良いです。でも前半をちゃんと消化しないと、後半の効果は感じられないと思います。
2004年4月3日に日本でレビュー済み
タイトルは民話の類の民俗学的なものを連想させるが、中身は英国文学の中にケルト神話がどう表現されてきたかがメイン。正直いって期待ハズレではある。中身もある程度のケルト民族の成立とキリスト教の関係や、アーサー王の物語やシェークスピアに代表される英国文学の基礎知識がないとちょっと厳しい。
そのわりにはピアズリーの「アーサー王の死」の女性像をおまぬけな解析をしていたりする。
学術的には興味深いのかもしれないが、単純にどの物語には何がかかれている形式の羅列で終っており、ケルト神話や民話を楽しみたい人間向きではない。
そのわりにはピアズリーの「アーサー王の死」の女性像をおまぬけな解析をしていたりする。
学術的には興味深いのかもしれないが、単純にどの物語には何がかかれている形式の羅列で終っており、ケルト神話や民話を楽しみたい人間向きではない。