無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
親鸞 (講談社学術文庫 1288) 文庫 – 1997/7/1
笠原 一男
(著)
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥968","priceAmount":968.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"968","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"DImrmZs9TTrD1vHMDVYvgjuoMTuVdz31GLgQBIyQUMU5x6%2F4HU0v8dmmPvzLnWb6Ba%2F9BMVG7jPAGjJc0aF0qIPtsnWmxmL0GI4nzCed%2Bjgd7JVzAEoBHb%2FIw1E7qWK08rXvxzQkm3h2Q1hiN5rx8NW5uTwqvq0UPfG0fXSPvMHs4zJ0ijiJutKS9rVcLq0Q","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}]}
購入オプションとあわせ買い
法然の思想を継承しつつ、独自の境地を切り開いた真宗の開祖親鸞。その思想の究極は、悪人優先の救い、煩悩具足のままの救い、この世とあの世における平等、の現世における実現にほかならない。時の権力や既存宗教による度重なる迫害、越後への配流、東国移住、実子善鸞の義絶等々、求道者ゆえ、布教者ゆえの波瀾にみちた親鸞の生涯とその思想を、真宗研究の第一人者があざやかに描いた書き下ろし。
- 本の長さ250ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日1997/7/1
- ISBN-104061592882
- ISBN-13978-4061592889
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
著者について
1916年長野県生まれ。1941年東京帝国大学文学部国史学科卒業。文学博士。1977年東京大学教授を定年退官。現在、日本文化研究所所長。
主要な著作は『真宗教団開展史』『一向一揆の研究』『中世における真宗教団の形成』『親鸞と東国農民』『真宗における異端の系譜』『蓮如・一向一揆』『親鸞と蓮如─その行動と思想─』など。講談社学術文庫に『蓮如』がある。
主要な著作は『真宗教団開展史』『一向一揆の研究』『中世における真宗教団の形成』『親鸞と東国農民』『真宗における異端の系譜』『蓮如・一向一揆』『親鸞と蓮如─その行動と思想─』など。講談社学術文庫に『蓮如』がある。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (1997/7/1)
- 発売日 : 1997/7/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 250ページ
- ISBN-10 : 4061592882
- ISBN-13 : 978-4061592889
- Amazon 売れ筋ランキング: - 266,605位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中4.6つ
5つのうち4.6つ
全体的な星の数と星別のパーセンテージの内訳を計算するにあたり、単純平均は使用されていません。当システムでは、レビューがどの程度新しいか、レビュー担当者がAmazonで購入したかどうかなど、特定の要素をより重視しています。 詳細はこちら
3グローバルレーティング
虚偽のレビューは一切容認しません
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2014年5月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本仏教の転換点を捉えた作品。放送大学の再放送で作者を知り、熱意ある講義にひかれ、本書に出会いました。
2017年5月6日に日本でレビュー済み
本書は、日本宗教史上の偉人とされる親鸞の生涯とその死後に本願寺ができるまでとを記している。親鸞の思想については、最後に一章を割いて解りやすくまとめている。率直に言うと、本書を読んで親鸞に感情移入はできなかった。
全体に親鸞が偉大であることが前提で、親鸞を中心に世の中を見ているような書き方に違和感を覚えた。例えば、晩年に長男の善鸞に裏切られて義絶した件について「相手が誰であろうと……自分の感じた喜怒哀楽を声を大にして、むき出しに表現できる勇気をそなえていたのであった」と却って持ち上げているが、普通なら「不徳の致すところ」とか「身から出た錆」とするところだ。親鸞にも複雑な事情があったに違いないが、そこを省略して褒め上げても真宗に縁のない読者は困惑するだけである。
第8章で悪人正機説を、事故で発生した怪我人を重体な順から救助することに例えていたのには感心した。「悪人」とはやむを得ぬ事情で重症な人で、優先して救済が必要な人ということらしい。私も誤解していたが、当時も世間は誤解していたようだ。興味のある方はこの章だけでも読むことをお奨めする。
全体に親鸞が偉大であることが前提で、親鸞を中心に世の中を見ているような書き方に違和感を覚えた。例えば、晩年に長男の善鸞に裏切られて義絶した件について「相手が誰であろうと……自分の感じた喜怒哀楽を声を大にして、むき出しに表現できる勇気をそなえていたのであった」と却って持ち上げているが、普通なら「不徳の致すところ」とか「身から出た錆」とするところだ。親鸞にも複雑な事情があったに違いないが、そこを省略して褒め上げても真宗に縁のない読者は困惑するだけである。
第8章で悪人正機説を、事故で発生した怪我人を重体な順から救助することに例えていたのには感心した。「悪人」とはやむを得ぬ事情で重症な人で、優先して救済が必要な人ということらしい。私も誤解していたが、当時も世間は誤解していたようだ。興味のある方はこの章だけでも読むことをお奨めする。