とっつきにくい漢文読み下し文ではない完全現代語訳の『夢中問答集』が読めるのは文庫では学術文庫版だけです。
内容は、夢窓国師が足利直義の質問に答える形式の法話です。語られる言葉は平易であり、明快かつ論理的です。
非常にすっきりと大乗仏教や禅の思想について理解が得られるでしょう。
しかし、仏教や禅の予備知識なしにいきなり読んでもよくわからない内容だと思いますので、
あらかじめ、入門書等で予備知識を得てから読んだほうがよいと思います。そういった意味では中級者向けの本だと思います。
中村元先生やスマナサーラ長老の本などを読んで、初期仏教から仏教に興味をもったが、
大乗仏教や禅についてもわかりやすく知りたいと思ったら読んでみることをお勧めします。非常な名著ですが、
たんに頭だけで仏教を理解したいという人より、実際に仏教を実践している人が読むとヒントや気づきを得られると
思います。日本仏教はよくわからないという仏教中級者と、仏道を実践している人に特にお勧めです。
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夢中問答集 (講談社学術文庫) 文庫 – 2000/8/9
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天龍寺を開山し、造園の妙を各地に施した、悟達明眼の夢窓国師は、北条家、足利家、後醍醐天皇からも深く帰依され、世に7朝の帝師と仰がれた。在俗の政治家、足利尊氏の弟直義(ただよし)の、信心の基本、大乗の慈悲、坐禅と学問などの問いに答えて、欲心を捨てることの大切さと仏道の要諦を指し示す。無礙自在の禅者の声が、時空を超えて響きわたる。(講談社学術文庫)
天龍寺を開山し、造園の妙を各地に施した、悟達明眼の夢窓国師は、北条家、足利家、後醍醐天皇からも深く帰依され、世に7朝の帝師と仰がれた。在俗の政治家、足利尊氏の弟直義(ただよし)の、信心の基本、大乗の慈悲、坐禅と学問などの問いに答えて、欲心を捨てることの大切さと仏道の要諦を指し示す。無礙自在の禅者の声が、時空を超えて響きわたる。
天龍寺を開山し、造園の妙を各地に施した、悟達明眼の夢窓国師は、北条家、足利家、後醍醐天皇からも深く帰依され、世に7朝の帝師と仰がれた。在俗の政治家、足利尊氏の弟直義(ただよし)の、信心の基本、大乗の慈悲、坐禅と学問などの問いに答えて、欲心を捨てることの大切さと仏道の要諦を指し示す。無礙自在の禅者の声が、時空を超えて響きわたる。
- 本の長さ512ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2000/8/9
- 寸法10.8 x 2 x 14.8 cm
- ISBN-104061594419
- ISBN-13978-4061594418
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著者について
1906年東京生まれ。東京文理科大学国文科卒。文学博士。静岡英和女学院院長などを歴任。1999年没。著書に『古活字版之研究』(学士院賞)、『古辞書の研究』『日本書誌学之研究』『日本出版文化史』『夢窓国師・禅と庭園』などがある。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2000/8/9)
- 発売日 : 2000/8/9
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 512ページ
- ISBN-10 : 4061594419
- ISBN-13 : 978-4061594418
- 寸法 : 10.8 x 2 x 14.8 cm
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2015年3月1日に日本でレビュー済み
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2017年4月16日に日本でレビュー済み
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夢窓国師の回答はブレにブレてる気がします。それよりも当時の日本国権力者ナンバー2の足利直義が、善政とは?幸せとは?と必死に尋ねる姿に感動しました。
2011年11月12日に日本でレビュー済み
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夢中問答集は夢窓疎石(夢窓国師)の言葉を記した本としては最も知られたものであろう。夢窓疎石は室町初期に活躍した仏僧としてはおそらく卓抜した才覚のあった人物の一人であり、それ故に7度も国師号の授与を受けたという日本の歴史上、他に類例のない人物である(このため七朝帝師とも呼ばれる)。
でありながら、夢中問答集の現代語訳となると、文庫本ではこの一冊以外に入手方法がない。
この本は室町幕府の初代将軍であった足利尊氏の弟、足利直義が夢窓疎石に仏教に関する素朴な疑問をしていくものである。
夢窓疎石も特に臨済宗の教えだけにこだわる訳ではなく、当時一流の仏教の知識を用いて、なおかつ、一見不躾にも見える直義の問いに答えていく。
類書が他にないという点でも、仏教に全く知識のない人は、校訂文の注釈等も参照しながら読むことで当時の仏教の基本的な価値観が分かる良本である。
現在の日本の仏教の主流である鎌倉仏教はこの時点でほぼ教義が確立しており、諸派の経に通暁した夢窓疎石の素人向けの説明は、現代の下手な仏教解説書よりも役立つかもしれないと言える。
ただし、絶対的な他力本願は夢窓疎石の考える仏教ではなかったので、浄土系の宗派に熱心な方だけは、この本の主張に納得できないと思う。
それ以外の方で仏教に興味があるならば一読の価値がある(科学と世界観が合わない云々という話は、これが室町時代の本であることを考慮すること)。
でありながら、夢中問答集の現代語訳となると、文庫本ではこの一冊以外に入手方法がない。
この本は室町幕府の初代将軍であった足利尊氏の弟、足利直義が夢窓疎石に仏教に関する素朴な疑問をしていくものである。
夢窓疎石も特に臨済宗の教えだけにこだわる訳ではなく、当時一流の仏教の知識を用いて、なおかつ、一見不躾にも見える直義の問いに答えていく。
類書が他にないという点でも、仏教に全く知識のない人は、校訂文の注釈等も参照しながら読むことで当時の仏教の基本的な価値観が分かる良本である。
現在の日本の仏教の主流である鎌倉仏教はこの時点でほぼ教義が確立しており、諸派の経に通暁した夢窓疎石の素人向けの説明は、現代の下手な仏教解説書よりも役立つかもしれないと言える。
ただし、絶対的な他力本願は夢窓疎石の考える仏教ではなかったので、浄土系の宗派に熱心な方だけは、この本の主張に納得できないと思う。
それ以外の方で仏教に興味があるならば一読の価値がある(科学と世界観が合わない云々という話は、これが室町時代の本であることを考慮すること)。
2015年6月6日に日本でレビュー済み
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仏教の基本的な知識とか感心がないと全くわからないところがあるものの、この手の本は、読んだ時々に一か所でも心に響くところがあったら二重丸ということにしないといけないか・・・結構厚い文庫(後半が現代語訳)だけれども、
○自分の力で定めよ。(38)
○敵、他人ではなく、ただ自分の心が自分に損害を与えるもの。(41)
○果報も財産も寿命も官位も、その大小は人間の情(こころ)が創っているもの
○今は座禅の時でないといって無駄に時間を過ごすべきではない。食事・着替え等何をしていても常時修行をしている時だ。
などは、日常生活にも活かせそう。
○自分の力で定めよ。(38)
○敵、他人ではなく、ただ自分の心が自分に損害を与えるもの。(41)
○果報も財産も寿命も官位も、その大小は人間の情(こころ)が創っているもの
○今は座禅の時でないといって無駄に時間を過ごすべきではない。食事・着替え等何をしていても常時修行をしている時だ。
などは、日常生活にも活かせそう。
2015年10月7日に日本でレビュー済み
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古文が苦手な人には最適。充実した註と分かりやすい解説。禅を知りたい人にも、そうでない人にも、一読を勧めたい。スポーツの監督や会社の経営者にも奨めたい。
2009年10月31日に日本でレビュー済み
初学者にとってはやや難解な仏教用語が頻出するけれど、それにとらわれずに読み進んでも、本意は自ずと汲み取れるはずである。手段と目的を誤らないこと、手段を目的にしてはならないということ、これに尽きよう。噛んで含めるような巧みな比喩も多用されているので理解の助けになる。
とにかく、いかなる問いに対しても膂力のある答えが返ってくる。師の熟達した思量というものが伝わる。真正面から返ってくるその答えに、読者が、そして仏教・禅を学ぶ者が全身で受け取らなければならないものが数限りなく詰っている。それゆえに師の教えは重い。繰り返して読むことによって血肉になるだろう。
とにかく、いかなる問いに対しても膂力のある答えが返ってくる。師の熟達した思量というものが伝わる。真正面から返ってくるその答えに、読者が、そして仏教・禅を学ぶ者が全身で受け取らなければならないものが数限りなく詰っている。それゆえに師の教えは重い。繰り返して読むことによって血肉になるだろう。
2011年1月1日に日本でレビュー済み
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祈りは、願い事を叶えてもらう為にするものではない。
その祈りは、天との単なる取引になる。
天が、人間と取引するために願い事を叶えることがあるだろうか。
祈りは、常に自分と共にあるもの。
必要な時だけするものではない。
そして、人生というものを見つめた時に、
この人生は、自分の人生でありながら、
この人生は、自分だけの人生ではないことに気づきます。
連綿と受け継がれて来た魂のリレーによって今私たちが存在するならば、
祈りの言葉は、この言葉になる。
「導き給え」
大いなる何か導かれている感覚。
20代のある時から、そのような感覚を持ち始めました。
その祈りは、天との単なる取引になる。
天が、人間と取引するために願い事を叶えることがあるだろうか。
祈りは、常に自分と共にあるもの。
必要な時だけするものではない。
そして、人生というものを見つめた時に、
この人生は、自分の人生でありながら、
この人生は、自分だけの人生ではないことに気づきます。
連綿と受け継がれて来た魂のリレーによって今私たちが存在するならば、
祈りの言葉は、この言葉になる。
「導き給え」
大いなる何か導かれている感覚。
20代のある時から、そのような感覚を持ち始めました。