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<出雲>という思想 (講談社学術文庫 1516) 文庫 – 2001/10/10
原 武史
(著)
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明治国家における「国体」「近代天皇制」の確立は、〈伊勢〉=国家神道の勝利であった。その陰で闇に葬られたもう1つの神道・〈出雲〉。スサノヲやオホクニヌシを主宰神とするこの神学は、復古神道の流れに属しながら、なぜ抹殺されたのか。気鋭の学者が〈出雲〉という場所(トポス)をとおし、近代日本のもう1つの思想史を大胆に描く意欲作。(講談社学術文庫)
〈出雲〉はなぜ抹殺されたのか
気鋭の思想史研究者が描く近代日本確立の陰の苛烈な戦い
明治国家における「国体」「近代天皇制」の確立は、〈伊勢〉=国家神道の勝利であった。その陰で闇に葬られたもう1つの神道・〈出雲〉。スサノヲやオホクニヌシを主宰神とするこの神学は、復古神道の流れに属しながら、なぜ抹殺されたのか。気鋭の学者が〈出雲〉という場所(トポス)をとおし、近代日本のもう1つの思想史を大胆に描く意欲作。
〈出雲〉はなぜ抹殺されたのか
気鋭の思想史研究者が描く近代日本確立の陰の苛烈な戦い
明治国家における「国体」「近代天皇制」の確立は、〈伊勢〉=国家神道の勝利であった。その陰で闇に葬られたもう1つの神道・〈出雲〉。スサノヲやオホクニヌシを主宰神とするこの神学は、復古神道の流れに属しながら、なぜ抹殺されたのか。気鋭の学者が〈出雲〉という場所(トポス)をとおし、近代日本のもう1つの思想史を大胆に描く意欲作。
- 本の長さ288ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2001/10/10
- 寸法10.8 x 1.1 x 14.8 cm
- ISBN-104061595164
- ISBN-13978-4061595163
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商品の説明
著者について
原武史(はらたけし)
1962年生まれ。東京大学大学院博士課程中退。東京大学社会科学研究所助手、山梨学院大学助教授を経て、現在、明治学院大学助教授。専攻は日本政治思想史。著書に『直訴と王権』『「民都」大阪対「帝都」東京』『大正天皇』『可視化された帝国』など。
1962年生まれ。東京大学大学院博士課程中退。東京大学社会科学研究所助手、山梨学院大学助教授を経て、現在、明治学院大学助教授。専攻は日本政治思想史。著書に『直訴と王権』『「民都」大阪対「帝都」東京』『大正天皇』『可視化された帝国』など。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2001/10/10)
- 発売日 : 2001/10/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 288ページ
- ISBN-10 : 4061595164
- ISBN-13 : 978-4061595163
- 寸法 : 10.8 x 1.1 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 345,174位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
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2016年11月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
浅い研究知識で、適当な思い込みを書いている書物がこの手には多い中、しっかりとした深い洞察が読める良書、超お勧めします。
2015年4月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
天照大御神を祀る伊勢神宮が今や神道の中心…と位置付けられているが、そもそも日本のアミニズムや自然信仰の起源はもっと古く、我々日本人のルーツや意識にも関わるもの。
本書では出雲の視線から神道の起源や伊勢との勢力争いを分析し、どのように今の神道の姿になったのかを示すと共に、元々神道自体が多様であったこと、出雲のスサノオや大国主信仰が拡がり、埼玉の氷川神社などにその名残があることを紹介している。
縁結びの神とされている「出雲」の本来の姿が浮かび上がってくる良書だと思う。
本書では出雲の視線から神道の起源や伊勢との勢力争いを分析し、どのように今の神道の姿になったのかを示すと共に、元々神道自体が多様であったこと、出雲のスサノオや大国主信仰が拡がり、埼玉の氷川神社などにその名残があることを紹介している。
縁結びの神とされている「出雲」の本来の姿が浮かび上がってくる良書だと思う。
2019年12月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まず強調すべきことは、本書はあくまで出雲をとりまく本居宣長や平田篤胤に始まる近代の思想史、しかも文献学であって、古代史とは全く関係がない。簡単に言えば、出雲を象徴する大国主命の神道における位置づけをどう考えるのか、その論争を綴った本である。私はKindle版を購入したが、古代史に関する記述があるかと期待していたので、その点では全く期待とは異なる結果となった。
天皇を中心とする国家体制を敷いた明治になると、天皇家の祖とされる天照大神を頂点とする国家神道との絡みでこの論争はより生臭いものになる。とはいえ、日本的と言うべきなのか、大国主命信仰の頂点に立つ出雲国造である千家の人間が官選の知事として埼玉に派遣されるなど、どちらかが相手を徹底的に屈服させる、抹殺するまでには至らなかった点は興味深い。そのおかげで、その家柄の古さは天皇家にも匹敵する千家の人間に対する尊敬は、出雲および周辺地域において根強く残った。このような事実は本書を手に取るまでは知る由もなかったので、大いに勉強になった。
むしろ、面白かったのは後半の筆者の育った東京西部そして埼玉との関係の部分である。文献学というのは、ハッキリ言って興味のない人には全く面白くないものだが、この部分は筆者の実際の息遣いが感じられ、出雲という思想がリアリティを持ったと言える。とはいえ、私のような門外漢にとって面白く読めたのはこの部分だけだった。
勝手に筆者の命題とは異なる期待をして本書を買った私のような人間が、本書の価値を論じるのは不適切かもしれない。しかし、文献学も思想史も門外漢の私のような人間にとっては、本書はお世辞にも面白い本とは言えない。本書を買うべき人は、近代の神道に関する思想史、そして文献学に興味を持つ人であり、それ以外の人は手を出すべきではない。
天皇を中心とする国家体制を敷いた明治になると、天皇家の祖とされる天照大神を頂点とする国家神道との絡みでこの論争はより生臭いものになる。とはいえ、日本的と言うべきなのか、大国主命信仰の頂点に立つ出雲国造である千家の人間が官選の知事として埼玉に派遣されるなど、どちらかが相手を徹底的に屈服させる、抹殺するまでには至らなかった点は興味深い。そのおかげで、その家柄の古さは天皇家にも匹敵する千家の人間に対する尊敬は、出雲および周辺地域において根強く残った。このような事実は本書を手に取るまでは知る由もなかったので、大いに勉強になった。
むしろ、面白かったのは後半の筆者の育った東京西部そして埼玉との関係の部分である。文献学というのは、ハッキリ言って興味のない人には全く面白くないものだが、この部分は筆者の実際の息遣いが感じられ、出雲という思想がリアリティを持ったと言える。とはいえ、私のような門外漢にとって面白く読めたのはこの部分だけだった。
勝手に筆者の命題とは異なる期待をして本書を買った私のような人間が、本書の価値を論じるのは不適切かもしれない。しかし、文献学も思想史も門外漢の私のような人間にとっては、本書はお世辞にも面白い本とは言えない。本書を買うべき人は、近代の神道に関する思想史、そして文献学に興味を持つ人であり、それ以外の人は手を出すべきではない。
2013年2月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
埼玉に住んでいたら一度は訪ねるであろう、大宮氷川神社。そこからあれこれ考えていたのだが、本著で思考に深みを加えていただいた。
2011年10月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
出雲がいかに語られてきたか、というのが本書だが、
いかに出来上がったか、を知りたい。
出雲大社、伊勢神宮、熱田神宮などいずれも天皇家に
ゆかりの深い神社だが、どうして天皇家と縁ができたのかが
よくわからない。
それぞれの神社を調べても後年作り上げた「神話」の
引用ばかり。
いかに出来上がったか、を知りたい。
出雲大社、伊勢神宮、熱田神宮などいずれも天皇家に
ゆかりの深い神社だが、どうして天皇家と縁ができたのかが
よくわからない。
それぞれの神社を調べても後年作り上げた「神話」の
引用ばかり。
2018年4月6日に日本でレビュー済み
天皇を実体として目に見えるこの世である「顕明界」、オホクニヌシを目に見えぬ死後の世界である「幽冥界」のそれぞれ支配者として考える観点は興味深い。
そういう点で、サブタイトルが「抹殺された神々」とあるのも頷ける。
あとがきの埼玉県県庁所在地が「さいたま市」になったことを悔やむ論が面白かった。
つまり天皇のおわす「東京が伊勢」とすれば、「埼玉は出雲」という公式が成立つ。このアイデンティティを鮮明にするのに、埼玉県周辺に多く鎮座する氷川神社(オホクニヌシを祀る)の名称からも埼玉県県庁所在地を「氷川市」とすべきだったというのだ。
しかし思い虚しく残念ながら公募結果の「氷川市」は20位だったという…。
そういう点で、サブタイトルが「抹殺された神々」とあるのも頷ける。
あとがきの埼玉県県庁所在地が「さいたま市」になったことを悔やむ論が面白かった。
つまり天皇のおわす「東京が伊勢」とすれば、「埼玉は出雲」という公式が成立つ。このアイデンティティを鮮明にするのに、埼玉県周辺に多く鎮座する氷川神社(オホクニヌシを祀る)の名称からも埼玉県県庁所在地を「氷川市」とすべきだったというのだ。
しかし思い虚しく残念ながら公募結果の「氷川市」は20位だったという…。
2007年1月3日に日本でレビュー済み
出雲がどのように抹殺、迫害されているのかもう少し解りづらい。著者は色々と難しいことを書いておられるが、出雲が抹殺されている事例としては、P173からP180までの伊勢派に出雲派が負けた事と、P195の大本教といわれるものの警察による弾圧しかない。しかし大本教は出雲云々の話以前に異端な過激な宗教とすれば説明がつく。現在のオウム真理教のようなものである。そして綾部と亀岡にあった神殿が爆破されたならどうして出雲大社は爆破されなかったのか。そしてP213の<出雲>が<伊勢>と相対立する思想的基軸となりえた日は、すでに遠い過去のものとなった。というのは近代(明治、大正、昭和の戦前)において出雲が抹殺されたという著者の主張と反するのではないか。また氷川神社は出雲の流れを汲んでいるという話であるがこれも厚遇されているのではないか。そして極めつけは、著者が自分で詳しいと言っておられる鉄道であるが、太平洋戦争時の不要不急線として伊勢においては、省線、私鉄の関急(山田線、伊勢線)(後の近鉄)の三線のうち、関急伊勢線は廃止となったが、出雲大社に通じる省線、私鉄の一畑電車の二線とも廃線を免れている。伊勢の方が大阪、名古屋の二大消費地を控え、武運長久を祈る人は伊勢のほうが圧倒的に多いと思われるがこれはなぜであろうか。出雲のほうが厚遇されているように見えるがいかがであろうか。現代においては一畑電車の玄関駅出雲市駅も松江宍道湖温泉駅も立派であるが赤字電鉄の一畑にそんな金は無く、国の援助がなければ出来ないはずである。抹殺されたにしては厚遇されていると思うがいかがであろうか。竹下元総理や青木参院幹事長のお膝元といえばそれまでであるが。
抹殺と言うので期待して買ってみたがどうも期待はずれだったようである。
抹殺と言うので期待して買ってみたがどうも期待はずれだったようである。
2006年8月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「出雲」と言う言葉からは古典や古代史をイメージしてしまうが、本書の主題は思想史である、と言っていいだろう。アマテラス(伊勢)とオホクニヌシ(出雲)のどちらを中心に据えるかと言う思想と政治力学の歴史である。
オホクニヌシ重視派が歴史的に見て必ずしも少数派でなかったことから、もしかすると今後、アマテラスかオホクニヌシか、と言う論争が再燃しオホクニヌシの復権があるかもしれない。「第二部 埼玉の謎」で述べられている、県庁所在地の座を浦和に奪われた出雲の神々を祀る氷川神社のある大宮が、それを彷彿とさせる。
オホクニヌシ重視派が歴史的に見て必ずしも少数派でなかったことから、もしかすると今後、アマテラスかオホクニヌシか、と言う論争が再燃しオホクニヌシの復権があるかもしれない。「第二部 埼玉の謎」で述べられている、県庁所在地の座を浦和に奪われた出雲の神々を祀る氷川神社のある大宮が、それを彷彿とさせる。