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ネオ・ファウスト 2 (手塚治虫漫画全集 369) コミック – 1995/12/1
手塚 治虫
(著)
学園紛争のさなか、人生に絶望していた一ノ関教授は悪魔・メフィストと取引をし、魂と引き換えに新しい人生を手に入れた。過去の記憶を失くし、青年として生まれ変わった一ノ関教授は、資産家・坂根第造に拾われるが……。
- 本の長さ210ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日1995/12/1
- ISBN-104061759698
- ISBN-13978-4061759695
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商品の説明
著者について
手塚 治虫
1928年、大阪府豊中市に生まれ、兵庫県宝塚市で育つ。大阪大学付属医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。1946年、「マアチャンの日記帳」で漫画家デビュー。1962年には『ある街角の物語』でアニメーション作家としてもデビューする。おもな作品に、漫画では 『ジャングル大帝』『鉄腕アトム』その他多数、アニメーションでは『展覧会の絵』『ジャンピング』その他多数あり、全400巻の『手塚治虫漫画全集』(講談社)も刊行された。宝塚市には手塚治虫記念館がある。1989年に死去。
1928年、大阪府豊中市に生まれ、兵庫県宝塚市で育つ。大阪大学付属医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。1946年、「マアチャンの日記帳」で漫画家デビュー。1962年には『ある街角の物語』でアニメーション作家としてもデビューする。おもな作品に、漫画では 『ジャングル大帝』『鉄腕アトム』その他多数、アニメーションでは『展覧会の絵』『ジャンピング』その他多数あり、全400巻の『手塚治虫漫画全集』(講談社)も刊行された。宝塚市には手塚治虫記念館がある。1989年に死去。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (1995/12/1)
- 発売日 : 1995/12/1
- 言語 : 日本語
- コミック : 210ページ
- ISBN-10 : 4061759698
- ISBN-13 : 978-4061759695
- Amazon 売れ筋ランキング: - 291,734位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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1928年、大阪府豊中市生まれ。本名・治。大阪大学付属医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。46年、『マアチャンの日記帳』でデビュー。翌年、ス トーリー漫画の単行本『新宝島』がベストセラーになり、注目される。以後、幅広い分野にわたる人気漫画を量産し、子どもたちに夢を与えつづけてきた。『ネ オ・ファウスト』など3作連載中の89年2月9日に胃ガンのため死去。無類の昆虫好きとして知られ、「オオムラサキを守る会」の理事や「日本昆虫倶楽部」 の初代会長を務めた(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 手塚治虫の昆虫博覧会 (ISBN-13: 978-4900963474)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年10月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
手塚治虫の描く女性は女性の私からみてもいつも美しいしエロいし可愛いし最高ですが、とにかくメフィストがいじらしくってかわいい。そして、ゲーテのファウストをモチーフにそれを近代に当てはめるというとんでもない通訳技術!!バイオテクノロジー、遺伝子工学はまさに現代社会問題。今の時代に読んでもあたらしい。ゲーテの普遍さと手塚治虫の力を感じる傑作ですよね。本当に、未完なのが残念です。
2021年2月23日に日本でレビュー済み
受胎があって、母は精神を病んだ、というところで終わります。実際に赤子がどうなったのかは不明です。
ここで、別のはなしを。林達夫氏による「精神史 ―一つの方法序説―」と「三つのドン・ファン」とを呼び戻してみたいと思うのです。そうすると、母と赤子とはどうなるのか、です。ホムンクルスの実体化の試みがあるとすれば、この赤子と赤子にかわるものとの両立が考えられると思うからです。
母からのまなざしは、赤子に対しても、主人公に対しても、とくべつなものとなります。これは、いままでなかったものかも知れません。神の意向にさからう人造人間をこしらえる、という夢物語が、赤子の存在・不存在によって、別の意味を帯びます。魂の昇天・降下と、物質の生成・消滅とがともにあり得るので、従来のファウスト譚の延長上では、第4のドン・ファンが生まれる余地をのこします。
これくらいでやめておきましょう。ただ、母にとっては、この世に生育した赤子とホムンクルスとがともに同時に存在する必要はありません。その場合、赤子とホムンクルスとが出会う瞬間にどちらか一方の、あるいは共役する双方の、消滅の危機が生まれます。
陰画による「聖」家族像、そして、「今」は抱き抱えられている人形のようなもの、著者の感覚は何を予兆させようとしたのでしょうか。もっともこの点に関しては回答を得られなくても、問題はありません。ちなみに、朝日新聞に掲載された小林秀雄氏のエッセイ「人形」とは結論が真逆になります。
ここで、別のはなしを。林達夫氏による「精神史 ―一つの方法序説―」と「三つのドン・ファン」とを呼び戻してみたいと思うのです。そうすると、母と赤子とはどうなるのか、です。ホムンクルスの実体化の試みがあるとすれば、この赤子と赤子にかわるものとの両立が考えられると思うからです。
母からのまなざしは、赤子に対しても、主人公に対しても、とくべつなものとなります。これは、いままでなかったものかも知れません。神の意向にさからう人造人間をこしらえる、という夢物語が、赤子の存在・不存在によって、別の意味を帯びます。魂の昇天・降下と、物質の生成・消滅とがともにあり得るので、従来のファウスト譚の延長上では、第4のドン・ファンが生まれる余地をのこします。
これくらいでやめておきましょう。ただ、母にとっては、この世に生育した赤子とホムンクルスとがともに同時に存在する必要はありません。その場合、赤子とホムンクルスとが出会う瞬間にどちらか一方の、あるいは共役する双方の、消滅の危機が生まれます。
陰画による「聖」家族像、そして、「今」は抱き抱えられている人形のようなもの、著者の感覚は何を予兆させようとしたのでしょうか。もっともこの点に関しては回答を得られなくても、問題はありません。ちなみに、朝日新聞に掲載された小林秀雄氏のエッセイ「人形」とは結論が真逆になります。
2004年10月9日に日本でレビュー済み
絶筆になった作品のひとつです。
かつてゲーテの描いた「ファウスト」の世界を現代に焼きなおしています。
生前のインタビューからうかがえる今後の構想を考えると誠に惜しいといえる作品です。
かつてゲーテの描いた「ファウスト」の世界を現代に焼きなおしています。
生前のインタビューからうかがえる今後の構想を考えると誠に惜しいといえる作品です。