電車の中で眠らないよう何気なく手にとった本。
シリーズモノらしいが途中からでもまぁまぁ判ります。
とはいえ、“っ”をわざわざ“ッ”に変換したり
妙にハイテンションの女みたいな男子が出てくることに多少ついていけません。読みにくい。
ミステリなのにどこか女子向けの小説っぽいです。
男が若い青年に“カワイイ”と形容するシーンも多々あり・・・。
私は大学が楽しかったので、飲み騒ぐ集団を滑稽でばかばかしいとも思いません。
青春そのものを謳歌していたので主人公の大学に対するかったるさは
著者の青春時代をそのまま映しているのかな、
という予想はやはり外れませんでした。
肝心のミステリも、“そんな行動するかな??”というものが多く
こじつけのような推理をさせているようで
もやっと感は否めません。
かといって小説の全体を批判するわけではありません。
女性向け表現の気味悪さは抜きにしても
建物が出てくるミステリがお好きな方は読んでみてはいかが。
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灰色の砦: 建築探偵桜井京介の事件簿 (講談社ノベルス シI- 4) 新書 – 1996/7/1
篠田 真由美
(著)
ダブルポイント 詳細
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- 本の長さ367ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日1996/7/1
- ISBN-104061819208
- ISBN-13978-4061819207
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
19歳の冬。「輝額荘」という木造下宿で深春と京介が出会った直後、裏庭で発見された住人の死体。内部犯の仕業なのか、皆の「砦」に暗い翳がしのびよる。京介も捜査に駆り出されて、事態は急展開する!
著者について
1953年、東京本郷に生まれる。早稲田大学第二文学部卒、専攻は東洋文化。''91年に『琥珀の城の殺人』が第2回鮎川哲也賞の最終候補作となり、''92年に東京創元社より刊行され中井英夫氏らの注目を浴びる。建築探偵のデビューは''94年。第1作『未明の家』で北村薫氏の賞賛を得て以来、快調なペースで傑作を発表し続けている。本書は『玄い女神』、『翡翠の城』につづくシリーズ第4弾である。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (1996/7/1)
- 発売日 : 1996/7/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 367ページ
- ISBN-10 : 4061819208
- ISBN-13 : 978-4061819207
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,110,609位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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著者について
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トップレビュー
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2006年4月14日に日本でレビュー済み
近くに東大の井の頭寮があり、近々取り壊される。
私の想像上の灰色の砦はまさにそこなのだ。私は東大生じゃないけどね。
そんなこんなでこの度、改めて読み返した。
私はこの作者の本を2,3冊読んだ程度で、とりわけシリーズに入れ込んで、登場人物にも思い入れが濃いわけじゃないのだが、
あとがきで作者が
「20年前私は青春なんて言葉が大嫌いだった」
ってわかるなあと思った。私もここに出てくる美春同様、
大学の浮かれ騒ぎのキャンパスの軽薄さに嫌気がさし、
典型的な大学生像になんてならないと必死にあらがいたかったから
私の想像上の灰色の砦はまさにそこなのだ。私は東大生じゃないけどね。
そんなこんなでこの度、改めて読み返した。
私はこの作者の本を2,3冊読んだ程度で、とりわけシリーズに入れ込んで、登場人物にも思い入れが濃いわけじゃないのだが、
あとがきで作者が
「20年前私は青春なんて言葉が大嫌いだった」
ってわかるなあと思った。私もここに出てくる美春同様、
大学の浮かれ騒ぎのキャンパスの軽薄さに嫌気がさし、
典型的な大学生像になんてならないと必死にあらがいたかったから
2004年9月22日に日本でレビュー済み
若い頃、青春なんて言葉は大嫌いだったという著者の書く、青春物語。
京介と深春の出会いから始まる、シリーズ中でも重要な本なのですが、甘い青春ではあり得ず。
殺人が起こり、仲間が死に、そして仲間が疑われる。
真相は悲しく、そして愛に満ちています。
甘い青春ではないのですが、救いというもののある本だと思います。
京介と深春の出会いから始まる、シリーズ中でも重要な本なのですが、甘い青春ではあり得ず。
殺人が起こり、仲間が死に、そして仲間が疑われる。
真相は悲しく、そして愛に満ちています。
甘い青春ではないのですが、救いというもののある本だと思います。
2008年2月23日に日本でレビュー済み
建築探偵シリーズの過去編です。
栗山深春は、19歳の冬、「輝額荘」という木造の下宿に引っ越す。
大家のハジメさん、ダンさん、大江番頭、シホちゃん、カツさん、オグリ。そして、京介。
家族のように温かく、居心地のいい下宿での生活。
だがある日、裏庭の焼却炉の後ろより、カツさんが死体で見つかり、「砦」は崩壊を始めていく……
深春が蒼に話す、京介との出会いのお話になります。
ただ…仲がよくなってきたのかと思ったらよくわからないまま険悪になったり、それが仲直りしたのかどうかも微妙だったり、と少し消化不良な気がしました。
肝心の事件のほうも、推理小説とよんでいいのか、というほどトリックがお粗末でした。
意味深だった部分が解決されないまま残りすぎている気がします。
ただ文章がお上手なので、だれずにすーっと読むことはできました。
京介がライトについて語る部分のほうが、物語本編よりも面白かった。
栗山深春は、19歳の冬、「輝額荘」という木造の下宿に引っ越す。
大家のハジメさん、ダンさん、大江番頭、シホちゃん、カツさん、オグリ。そして、京介。
家族のように温かく、居心地のいい下宿での生活。
だがある日、裏庭の焼却炉の後ろより、カツさんが死体で見つかり、「砦」は崩壊を始めていく……
深春が蒼に話す、京介との出会いのお話になります。
ただ…仲がよくなってきたのかと思ったらよくわからないまま険悪になったり、それが仲直りしたのかどうかも微妙だったり、と少し消化不良な気がしました。
肝心の事件のほうも、推理小説とよんでいいのか、というほどトリックがお粗末でした。
意味深だった部分が解決されないまま残りすぎている気がします。
ただ文章がお上手なので、だれずにすーっと読むことはできました。
京介がライトについて語る部分のほうが、物語本編よりも面白かった。