桜井京介の内面に秘めたいつもと違う一面が見えて粘り強い思いやりが描かれており、初めは興味が余り無かったのですが
桜井京介シリーズの中では上位に値するのではないかと思うくらいはまり一気に読みました。
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原罪の庭: 建築探偵桜井京介の事件簿 (講談社ノベルス シI- 5) 新書 – 1997/4/1
篠田 真由美
(著)
建築探偵・桜井京介。人間もまた、その内側に「謎」を住まわせている建築物であると考えるならば、これまで彼が関わってきた謎と解決の物語は、まさに人間の物語でありました。シリーズ第一部の掉尾を飾る本書『原罪の庭』に、咲く花の色も人の血の色、遥か高見の青空を映す子供の瞳の色、そして、「母」の涙の色をしています。──宮部みゆき
- 本の長さ358ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日1997/4/1
- ISBN-104061819615
- ISBN-13978-4061819610
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
外から施錠された温室の中に、切り刻まれた血みどろの死体が三つと、ことばをなくした子供が一人。残虐な事件の謎に建築探偵・桜井京介が挑む。
著者について
1953年、東京本郷生まれ。早稲田大学第二文学部卒、専攻は東洋文化。
1991年に『琥珀の城の殺人』が第2回鮎川哲也賞の最終候補となり、翌年東京創元社より刊行。中井英夫氏らの注目を集めた。
1994年、建築探偵シリーズの記念すべき第一作『未明の家』を発表。北村薫氏の賞賛を得て以来、傑作を連発し続けている。シリーズには他に『玄(くろ)い女神』『翡翠の城』『灰色の砦』がある。
1991年に『琥珀の城の殺人』が第2回鮎川哲也賞の最終候補となり、翌年東京創元社より刊行。中井英夫氏らの注目を集めた。
1994年、建築探偵シリーズの記念すべき第一作『未明の家』を発表。北村薫氏の賞賛を得て以来、傑作を連発し続けている。シリーズには他に『玄(くろ)い女神』『翡翠の城』『灰色の砦』がある。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (1997/4/1)
- 発売日 : 1997/4/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 358ページ
- ISBN-10 : 4061819615
- ISBN-13 : 978-4061819610
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,364,190位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年12月18日に日本でレビュー済み
そうして生まれた罪を、誰かが愛ゆえに隠そうとする。
そうして隠された罪を、誰かが愛ゆえに暴こうとする。
本格ミステリとしてどうなのかってことは私にはよくわかりませんが、このシリーズの中で一番文章が美しく、そして悲しい愛情を描いた話です。
久しぶりに読み返したけど、やっぱりラストのあたりの蒼が蒼になるあたりは、本当にいい。
ここまではすごく好きで、この後の第二部の途中で投げ出してしまったシリーズなのですが、やっぱり頑張って最後まで読んでみようかなぁ…
そうして隠された罪を、誰かが愛ゆえに暴こうとする。
本格ミステリとしてどうなのかってことは私にはよくわかりませんが、このシリーズの中で一番文章が美しく、そして悲しい愛情を描いた話です。
久しぶりに読み返したけど、やっぱりラストのあたりの蒼が蒼になるあたりは、本当にいい。
ここまではすごく好きで、この後の第二部の途中で投げ出してしまったシリーズなのですが、やっぱり頑張って最後まで読んでみようかなぁ…
2014年10月16日に日本でレビュー済み
一気に読んじゃいました。
面白かったです。
蒼の過去が想像以上に過酷で、
シリーズ最後に描かれる京介の過去は
どんなんなっちゃうんだろと考えてしまいました。
事件のトリック的には特に変わったものもないんですけど
京介と蒼の出会いと蒼の過去の謎がひも解かれる回です。
完全にそっちが重点です。
登場人物欄に1人だけ「蒼」とだけ記されているのは
本名なのか、どこから由来してるのか。
登場人物のキャラ自体が好きな方は当然楽しめる作品です。
わたしはまだここまでしか読んでないので続きが楽しみです。
あと現場や遺体がかなりグロテスクなので苦手な方は注意です。
面白かったです。
蒼の過去が想像以上に過酷で、
シリーズ最後に描かれる京介の過去は
どんなんなっちゃうんだろと考えてしまいました。
事件のトリック的には特に変わったものもないんですけど
京介と蒼の出会いと蒼の過去の謎がひも解かれる回です。
完全にそっちが重点です。
登場人物欄に1人だけ「蒼」とだけ記されているのは
本名なのか、どこから由来してるのか。
登場人物のキャラ自体が好きな方は当然楽しめる作品です。
わたしはまだここまでしか読んでないので続きが楽しみです。
あと現場や遺体がかなりグロテスクなので苦手な方は注意です。
2003年9月5日に日本でレビュー済み
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2003年5月8日に日本でレビュー済み
建築探偵桜井京介シリーズの第一部完結作品。
今まで謎とされていた過去の秘密があきらかになります。
これを知りたかったはずなのに、読むのが辛くて、辛くて、辛くて。
あまりの辛さに、途中で何ヶ月も期間が空いてしまった程。
だけど、今は読んでよかったと思ってる。
ビックリするほど涙が出たけど、読んでいなければこんな風に以前よりも優しい気持ちでこのシリーズを読めなかった。そしてこんな嬉しい気持ちになれなかったはず。
このシリーズは、一作目から順に時間が流れて進行していますので、できれば一作目から通読することをオススメします。登場人物たちの関係を知る上で。そうすればよりこの作品を深く読み解けると思います。
今まで謎とされていた過去の秘密があきらかになります。
これを知りたかったはずなのに、読むのが辛くて、辛くて、辛くて。
あまりの辛さに、途中で何ヶ月も期間が空いてしまった程。
だけど、今は読んでよかったと思ってる。
ビックリするほど涙が出たけど、読んでいなければこんな風に以前よりも優しい気持ちでこのシリーズを読めなかった。そしてこんな嬉しい気持ちになれなかったはず。
このシリーズは、一作目から順に時間が流れて進行していますので、できれば一作目から通読することをオススメします。登場人物たちの関係を知る上で。そうすればよりこの作品を深く読み解けると思います。
2004年5月27日に日本でレビュー済み
建築探偵桜井京介シリーズを読んでいたのならば、けして抜かすことの出来ない一冊。主要登場人物「蒼」の過去が、ようやく分かる巻。僅か7歳の少年であった蒼が、本当に殺人を犯したのか? その真相を知るため、そして桜井氏と蒼の心のつながりにも引き込まれる。最後の結末を読めば、そこでまた蒼の行動について考えさせられ、心が苦しくなること間違いなし。一気に読める。
2007年4月24日に日本でレビュー済み
残念ながら、ここ最近の、登場人物に思い入れたっぷりの人物描写についていけない。
どちらかと言うと、ジュブナイルに入るんじゃないかと思うほど、子供っぽい。
現場の凄惨さ、交錯する人間関係、解き明かされない数々の謎、登場人物が一同に会しての謎解き・・・・と本格推理小説の基本は全部クリアしているのだけれど。
登場人物たちの精神的な脆弱さに共感できるかどうかで、作品の評価が分かれるのかも。
どちらかと言うと、ジュブナイルに入るんじゃないかと思うほど、子供っぽい。
現場の凄惨さ、交錯する人間関係、解き明かされない数々の謎、登場人物が一同に会しての謎解き・・・・と本格推理小説の基本は全部クリアしているのだけれど。
登場人物たちの精神的な脆弱さに共感できるかどうかで、作品の評価が分かれるのかも。
2004年2月6日に日本でレビュー済み
桜井京介シリーズがお好きな人なら、重要登場人物の一人である『彼』の過去には興味があるはず。
何より、建築物と探偵ものという組み合わせがとても興味深く、なおかつ読み応え、読後の考えさせられるところなど、篠田ワールドならでは。
とはいえ、シリーズを通して読んだ感想としては物足りなさも…なので★よっつです。
一味違ったミステリー好きの方に特にオススメ。
何より、建築物と探偵ものという組み合わせがとても興味深く、なおかつ読み応え、読後の考えさせられるところなど、篠田ワールドならでは。
とはいえ、シリーズを通して読んだ感想としては物足りなさも…なので★よっつです。
一味違ったミステリー好きの方に特にオススメ。