決定稿とのことだが
蜃気楼とかの小ネタが少し追加された程度
明石散人はホントにネタ切れなのか?
もう新作は読めないのか?
心配になってしまう。
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鳥玄坊: 時間の裏側 (講談社ノベルス アX- 2) 新書 – 1998/12/1
明石 散人
(著)
時間の始源・世界の終焉を視た人々の物語。
高橋克彦・田中芳樹両氏絶賛のS・H・F(サイエンス・ヒストリー・フィクション)第2弾。
巨大地震の前兆といわれる深海魚リュウグウノツカイが江ノ島海岸に現れた。10メートルを超す怪魚と、永遠の命を生きているとしか思えぬ絶世の美女を目撃した時、若い男女の数奇な運命は定まった。浦島太郎伝説、原始道教の渡来、墨子の仙薬、信貴山縁起絵巻の怪。めくるめく知の饗宴は2人を何処へ誘うのか!?
高橋克彦・田中芳樹両氏絶賛のS・H・F(サイエンス・ヒストリー・フィクション)第2弾。
巨大地震の前兆といわれる深海魚リュウグウノツカイが江ノ島海岸に現れた。10メートルを超す怪魚と、永遠の命を生きているとしか思えぬ絶世の美女を目撃した時、若い男女の数奇な運命は定まった。浦島太郎伝説、原始道教の渡来、墨子の仙薬、信貴山縁起絵巻の怪。めくるめく知の饗宴は2人を何処へ誘うのか!?
- 本の長さ290ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日1998/12/1
- ISBN-104061820478
- ISBN-13978-4061820470
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
巨大地震の前兆とされる深海魚が江ノ島海岸に出現。怪魚と絶世の美女を見たとき、若い男女の数奇な運命は定まった。浦島太郎伝説、原始道教…時間の始源・世界の終焉を視た人々の物語。鳥玄坊シリーズ第2弾。
著者について
1945年生まれ。美術、歴史、政治、物理とあらゆるジャンルにわたり、独自の視点の分析を行い、従来の常識を打ち破る新説を提案し続けている。若手の作家、編集者、テレビディレクター等に支持者が多い。著書に『東洲斎写楽はもういない』『龍安寺石庭の謎』『二人の天魔王』『ジェームス・ディーンの向こうに日本が視える』『謎ジパング』『リアルタイム日本史』『視えずの魚』などがある。また、「謎ジパング」「旅列島!夢ある街へ」等のテレビ番組も企画監修している。本書で2作目となる「鳥玄坊シリーズ」は、世界の秘密と対峙した著者渾身の問題提起の書。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (1998/12/1)
- 発売日 : 1998/12/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 290ページ
- ISBN-10 : 4061820478
- ISBN-13 : 978-4061820470
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2004年3月29日に日本でレビュー済み
3部作の2作目ですが、謎の存在“鳥玄坊”の正体を探り、最後にはそれと対峙するところで終わるので、本書だけで充分完結しているように感じました。
『アカシック ファイル』に出てきたような衒学や根源力の蘊蓄が散りばめられているので、切り張りかと思いきや、最後にはそれらの要素がまとまって終幕へと到ります。ただ、結果的に全てが伏線のように見えるだけで、これらは“世界観”と言ってしまっていいでしょう。そもそも本作はミステリではなく、広義のミステリーか、SF、和風に言うなら伝記小説。現代をベースにした『妖星伝』と言ったほうが分かりやすいかもしれません。
たぶん作者は小説が巧くないのだと思います。本作の主人公である鈴木にしても、『アカシック ファイル』の明石先生と語り口が同じですし、構成にしても冒頭に到るまでの情景をもう少し書いておかないと、ラストの真相が明かされたときの驚きが活きてこないと思います。いくら博覧強記の才人といっても神ではないのだから、少しくらい欠点があってもいいことですし、小説が巧くないからといって著者自身や他の著作の内容まで否定する気はありませんが。
『アカシック ファイル』と共通する、裏側の事情も色々出て来ますが、ラストでサスペンスでもミステリーでもポリティカル・フィクションでもないことが分かるので、それらの事実(たぶん)らしきことまで懐疑心が芽生えてくるのが欠点といえるかもしれません。読者の知識と根源力にゆだねられる部分が格段に大きくなっているので、ホントとウソの取捨選択が難しくなっているのです。まあこれは殆どのフィクションに共通する事ではあるのですが、本作で扱っているテーマは結構日常生活においても重要なものなので、はっきり峻別しておいてほしい気はしました。
『アカシック ファイル』に出てきたような衒学や根源力の蘊蓄が散りばめられているので、切り張りかと思いきや、最後にはそれらの要素がまとまって終幕へと到ります。ただ、結果的に全てが伏線のように見えるだけで、これらは“世界観”と言ってしまっていいでしょう。そもそも本作はミステリではなく、広義のミステリーか、SF、和風に言うなら伝記小説。現代をベースにした『妖星伝』と言ったほうが分かりやすいかもしれません。
たぶん作者は小説が巧くないのだと思います。本作の主人公である鈴木にしても、『アカシック ファイル』の明石先生と語り口が同じですし、構成にしても冒頭に到るまでの情景をもう少し書いておかないと、ラストの真相が明かされたときの驚きが活きてこないと思います。いくら博覧強記の才人といっても神ではないのだから、少しくらい欠点があってもいいことですし、小説が巧くないからといって著者自身や他の著作の内容まで否定する気はありませんが。
『アカシック ファイル』と共通する、裏側の事情も色々出て来ますが、ラストでサスペンスでもミステリーでもポリティカル・フィクションでもないことが分かるので、それらの事実(たぶん)らしきことまで懐疑心が芽生えてくるのが欠点といえるかもしれません。読者の知識と根源力にゆだねられる部分が格段に大きくなっているので、ホントとウソの取捨選択が難しくなっているのです。まあこれは殆どのフィクションに共通する事ではあるのですが、本作で扱っているテーマは結構日常生活においても重要なものなので、はっきり峻別しておいてほしい気はしました。