ドルチェ・ヴィスタシリーズ2作目です。
前作とは全く別物なのですが、登場人物にキンカンが出てきたり、
まったく前作と似通った雰囲気はないのに、奇妙にデジャヴしたり、
とても不思議なカンジがします。1話1話が最後まで終わりを
想像させず、展開も予想ができない面白さ。一気に最後まで
読めること請け合いです。登場人物の個性も人数分だけあり、
とても登場人物が多いわりに同じようなキャラクターが出てこない。
作品自体も個性的だと思います。ぜひ、この不思議な世界を
歩いてみてください。
読み進めながら想像するのも楽しい作品です。
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お伽話のように: ドルチェ・ヴィスタ (講談社ノベルス タT- 11) 新書 – 2003/3/1
高里 椎奈
(著)
夢のように残酷で、悲しいほどに温かな物語。
”ドルチェ・ヴィスタ”シリーズ第2弾!
希望は、失望の後ではなく、絶望の先は仄かに見えるもの。約束の地(ユートピア)は、求めても届かず、立ち止まっても訪れず、ただ全力を振り絞って歩き続けるうちに、ふと刹那、立ち現れ、通り過ぎなければならないオアシスのようなもの。
高里椎奈の傑作ファンタジー3本立て!
世にも残酷で温かな寓話をお届けします。
”ドルチェ・ヴィスタ”シリーズ第2弾!
希望は、失望の後ではなく、絶望の先は仄かに見えるもの。約束の地(ユートピア)は、求めても届かず、立ち止まっても訪れず、ただ全力を振り絞って歩き続けるうちに、ふと刹那、立ち現れ、通り過ぎなければならないオアシスのようなもの。
高里椎奈の傑作ファンタジー3本立て!
世にも残酷で温かな寓話をお届けします。
- 本の長さ247ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2003/3/1
- ISBN-104061823035
- ISBN-13978-4061823037
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
希望は、失望の後ではなく、絶望の先に仄かに見えるもの…。夢のように残酷で、悲しいほどに温かな短編3本を収録。「ドルチェ・ヴィスタ」シリーズ第2弾。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2003/3/1)
- 発売日 : 2003/3/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 247ページ
- ISBN-10 : 4061823035
- ISBN-13 : 978-4061823037
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,802,883位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1976年12月27日生 (「BOOK著者紹介情報」より:本データは『天球儀白話 フェンネル大陸 外伝』(ISBN-10:4061827413) が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2008年9月17日に日本でレビュー済み
「ドルチェ・ヴィスタ」シリーズの第2弾。
3本の短篇が収められている。いずれも「日生」という町を舞台にしているが、物語としては独立している。一部、登場人物がかぶるけれど。
どれも、一見、日時用的な世界を描いているようなのだが、結末にいたってファンタジーであったことが明かされるというもの。けっこうテーマ的には重かったりして、いかにも著者らしい骨太さだ。
しかし、作品としてはいまいち。どれも、読み出してすぐに結末が割れてしまうのが痛い。見たような設定が多いし。どこかで読んで心引かれたテーマの、著者なりの変奏曲といった位置づけなのだと思うが、もう少し頑張って欲しかった。
3本の短篇が収められている。いずれも「日生」という町を舞台にしているが、物語としては独立している。一部、登場人物がかぶるけれど。
どれも、一見、日時用的な世界を描いているようなのだが、結末にいたってファンタジーであったことが明かされるというもの。けっこうテーマ的には重かったりして、いかにも著者らしい骨太さだ。
しかし、作品としてはいまいち。どれも、読み出してすぐに結末が割れてしまうのが痛い。見たような設定が多いし。どこかで読んで心引かれたテーマの、著者なりの変奏曲といった位置づけなのだと思うが、もう少し頑張って欲しかった。
2011年8月16日に日本でレビュー済み
「それでも君が」の続巻として出版されていますが、
あとがきにも述べられている通り、本巻だけでも問題なく楽しめます。
正直1巻を読んだときは、そんな面白いものではありませんでした。
しかし、本巻は3つの短編で構成されています。
そのどれもが独立した話で、主人公も異なり、飽きずに読めます。
また、それぞれに話の切り口が異なり新鮮に読めます。
(単に似たような切り口、終わり方の話を主人公を代えて連作しているわけではありません)
正直、これが最終巻でどのように纏まっていくのかとても興味があります。
ちなみに1巻との関連として「キンカン」が登場します。
しかし、1巻の「キンカン」と2巻の「キンカン」とがどのような関係なのかは語られません。
また、2巻で登場している色々な人物も説明がまったく無い人もいますし、
その人が不可解な行動もありますが、そこについてもまったく説明がありません。
なので、益々3巻を読みたくなります。
まぁこれで3巻で、こういった伏線がちゃんと回収されてなかったら問題ですが。
美しく回収される事を期待して。
あとがきにも述べられている通り、本巻だけでも問題なく楽しめます。
正直1巻を読んだときは、そんな面白いものではありませんでした。
しかし、本巻は3つの短編で構成されています。
そのどれもが独立した話で、主人公も異なり、飽きずに読めます。
また、それぞれに話の切り口が異なり新鮮に読めます。
(単に似たような切り口、終わり方の話を主人公を代えて連作しているわけではありません)
正直、これが最終巻でどのように纏まっていくのかとても興味があります。
ちなみに1巻との関連として「キンカン」が登場します。
しかし、1巻の「キンカン」と2巻の「キンカン」とがどのような関係なのかは語られません。
また、2巻で登場している色々な人物も説明がまったく無い人もいますし、
その人が不可解な行動もありますが、そこについてもまったく説明がありません。
なので、益々3巻を読みたくなります。
まぁこれで3巻で、こういった伏線がちゃんと回収されてなかったら問題ですが。
美しく回収される事を期待して。