「私立霧舎学園ミステリ白書」シリーズの第4作。
本格ミステリとラブコメをミックスするという暴挙に出たシリーズ。第一作から読んだ方がいいだろう。
今回の本格ミステリ部分は、交換殺人。出来映えはまあまあ。「交換殺人」と銘打たれているから、はじめから方向性は分かっているのだが、誰が誰と交換しているのかなど、最後まで興味は尽きない。また、意外なトリックも仕掛けられており、充分に満足できた。非常に丁寧に構成されており、好感が持てる。
ラブコメ部分について、著者が次第にやる気に失っていっているような・・。
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七月は織姫と彦星の交換殺人 私立霧舎学園ミステリ白書 (講談社ノベルス) 新書 – 2003/11/8
霧舎 巧
(著)
七夕伝説にまつわる謎の短冊! 琴葉、大ピンチ!
傑作学園ラブコメミステリ!
7月。――天漢霧立上棚幡乃雲衣能飄袖鴨。死体の傍らで発見された謎めいた文字が連なる《祈願成就》の短冊が美少女・琴葉を七夕伝説に由来する殺人事件へと誘う。すべての謎の中心、「笹乙女委員会」とはいったい何なのか……? 学園ラブコメディーと本格ミステリーの二重奏、「霧舎が書かずに誰が書く!」、“霧舎学園シリーズ”。7月のテーマは交換殺人!
傑作学園ラブコメミステリ!
7月。――天漢霧立上棚幡乃雲衣能飄袖鴨。死体の傍らで発見された謎めいた文字が連なる《祈願成就》の短冊が美少女・琴葉を七夕伝説に由来する殺人事件へと誘う。すべての謎の中心、「笹乙女委員会」とはいったい何なのか……? 学園ラブコメディーと本格ミステリーの二重奏、「霧舎が書かずに誰が書く!」、“霧舎学園シリーズ”。7月のテーマは交換殺人!
- 本の長さ208ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2003/11/8
- ISBN-104061823299
- ISBN-13978-4061823297
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
霧舎学園の伝統行事・七夕祭りの裏側に秘められた伝説をめぐって発生した殺人事件! 琴葉と棚彦、名コンビの推理は果たして「真犯人」にたどりつけるのか? 傑作学園ラブコメミステリ、7月のテーマは交換殺人!
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2003/11/8)
- 発売日 : 2003/11/8
- 言語 : 日本語
- 新書 : 208ページ
- ISBN-10 : 4061823299
- ISBN-13 : 978-4061823297
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,384,722位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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上位レビュー、対象国: 日本
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2003年11月16日に日本でレビュー済み
おなじみのシリーズです。といっても私はこれからとっかかりました。
(4月から物語りが始まっているため)
登場人物がどんどん増えてゆく設定にないため、途中からでも十分楽しめます。少しずつみんなの人間関係が分かってきたり、変化してゆくため、
推理+学園モノです。
気軽に手にとって読め、後味すっきりとしてます。
(4月から物語りが始まっているため)
登場人物がどんどん増えてゆく設定にないため、途中からでも十分楽しめます。少しずつみんなの人間関係が分かってきたり、変化してゆくため、
推理+学園モノです。
気軽に手にとって読め、後味すっきりとしてます。
2008年9月3日に日本でレビュー済み
せっかくの「ラブコメミステリ」だが名前負けのような気がする。
もっと嫉妬深かったりして喧嘩ばかりするのに、結局、「仲がいい」とからかわれるとか、妄想癖・空想癖があって、相方の言動にオロオロしたりするとか。“ラブコメ”に対して淡白すぎるのでは?
「交換殺人」というタイトルなので、どんな交換なのかを考えることに絞ればいいのだが、終盤の展開が速い気がする。テンポが良くてすぐに読み進められるのは悪いことではないと思うけれど、解答編はじっくりゆっくり納得できるようにして欲しいものである。
もっと嫉妬深かったりして喧嘩ばかりするのに、結局、「仲がいい」とからかわれるとか、妄想癖・空想癖があって、相方の言動にオロオロしたりするとか。“ラブコメ”に対して淡白すぎるのでは?
「交換殺人」というタイトルなので、どんな交換なのかを考えることに絞ればいいのだが、終盤の展開が速い気がする。テンポが良くてすぐに読み進められるのは悪いことではないと思うけれど、解答編はじっくりゆっくり納得できるようにして欲しいものである。