読んでしまった。
おもしろかったー。
三津田さんのこういう展開大好物です(笑)

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百蛇堂 (講談社ノベルス) 新書 – 2003/12/5
三津田 信三
(著)
封印すべき実話怪談の原稿!読んだ者の元にあれが迫り来る…!!
この世には、絶対人目に触れてはいけないものがある…
作家・三津田信三に託された実話怪談の原稿。読んだ者には忌わしいあれが現れて…忽然と姿を消す。不可能状況で頻発する児童連続失踪事件と「あの原稿は世に出してはいけない」という龍巳の言葉は何を意味するのか?葬り去られるべきものが世に出たことで謎と怪異が続発!そしてラストに待つ衝撃の結末!
先の『蛇棺葬』の出版に当たって、あの話を巡って起きた奇怪な出来事の顛末を綴ったのが本書です。結局、何があったのか――それは読者の皆さんも同じ体験をされることでしか理解できないのかもしれません。――三津田信三
この世には、絶対人目に触れてはいけないものがある…
作家・三津田信三に託された実話怪談の原稿。読んだ者には忌わしいあれが現れて…忽然と姿を消す。不可能状況で頻発する児童連続失踪事件と「あの原稿は世に出してはいけない」という龍巳の言葉は何を意味するのか?葬り去られるべきものが世に出たことで謎と怪異が続発!そしてラストに待つ衝撃の結末!
先の『蛇棺葬』の出版に当たって、あの話を巡って起きた奇怪な出来事の顛末を綴ったのが本書です。結局、何があったのか――それは読者の皆さんも同じ体験をされることでしか理解できないのかもしれません。――三津田信三
- 本の長さ432ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2003/12/5
- ISBN-104061823442
- ISBN-13978-4061823440
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
作家・三津田信三に託された実話怪談の原稿。読んだ者には忌わしい「あれ」が現れて、忽然と姿を消す。不可能状況で頻発する児童連続失踪事件と「あの原稿は世に出してはいけない」という竜巳の言葉は何を意味するのか?
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年6月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本作がおねショタ的な観点から高い熱量を内包していることは識者の諸兄には共通認識であると思われますが、飛躍的にこのエネルギーを増大させる手法を発見いたしましたので、この場をお借りし発表致します。
冷淡であるかに見えた義母の言動その語尾に『❤(ハートマーク)』を加える、ただこれだけで義母殿の内なる情動が顕在化することでおねショタ指数が飛躍的に高まることが実証済み。
特におすすめは「なにしてるの…」の台詞。三津田さんなんちゅうものを書いてくれたんや…!(歓喜)
冷淡であるかに見えた義母の言動その語尾に『❤(ハートマーク)』を加える、ただこれだけで義母殿の内なる情動が顕在化することでおねショタ指数が飛躍的に高まることが実証済み。
特におすすめは「なにしてるの…」の台詞。三津田さんなんちゅうものを書いてくれたんや…!(歓喜)
2021年8月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
何だか、クトゥルフ神話の様な読後感でした。自分が三津田先生の作品から受ける印象は、「ホラーの様なミステリの様な」と言ったところなのですが、本作に於いては「そしてSFのような」とでも言いますか。
(彼是言う前に断っておきますが、値段以上の満足感がありました。念の為。)
鄙びた土地の旧家と、その血に纏わる因業。呪術的しきたり。禁忌の地。伝播する呪。題材は巧みに練られて供されており、そう言った意味だけで大作と考えますしが、こう、何と言うか、挑戦的にも過ぎまいかとも感じでいます。
スケールの大きさを持て余したとまでは言えませんが、終盤(民俗学者の老人との語りの辺りから)勢いが減じているように思えます。何と言うか、作品と四つに組んで格闘した作者が、息も荒く力技で片を付けたような。
ただ、同時に本作には最後まで惹きつけられる魅力を感じました。眠りを惜しんで読み進めたくなる作品です。その辺り、本作は前作『蛇棺葬』に続く中編であり、次巻で真の結末が語られる事を期待してしまう様な、スッキリしない心地を覚えています。
(彼是言う前に断っておきますが、値段以上の満足感がありました。念の為。)
鄙びた土地の旧家と、その血に纏わる因業。呪術的しきたり。禁忌の地。伝播する呪。題材は巧みに練られて供されており、そう言った意味だけで大作と考えますしが、こう、何と言うか、挑戦的にも過ぎまいかとも感じでいます。
スケールの大きさを持て余したとまでは言えませんが、終盤(民俗学者の老人との語りの辺りから)勢いが減じているように思えます。何と言うか、作品と四つに組んで格闘した作者が、息も荒く力技で片を付けたような。
ただ、同時に本作には最後まで惹きつけられる魅力を感じました。眠りを惜しんで読み進めたくなる作品です。その辺り、本作は前作『蛇棺葬』に続く中編であり、次巻で真の結末が語られる事を期待してしまう様な、スッキリしない心地を覚えています。
2014年4月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
文庫版を元にしたKindle版で読了しました。
「蛇棺葬」と比べるとミステリ要素がぐんと増えていますが、それでもやっぱりホラーです。
マーモウドンが本から抜け出して読者のところへやってきそうで怖いです。
いや、参りました。
「蛇棺葬」と比べるとミステリ要素がぐんと増えていますが、それでもやっぱりホラーです。
マーモウドンが本から抜け出して読者のところへやってきそうで怖いです。
いや、参りました。
2020年6月29日に日本でレビュー済み
蛇棺葬を読んでからこの百蛇堂を読みました。
蛇棺葬も恐かったんですが、それを踏まえて,こちらの方がその数倍怖かったです。
夜、読めませんでした。日中の家じゃなく,人がいるような場所で読みました。
私は、ホラー好きですが沢山のホラー小説を読みあさるほどではありませんが、多少は読んでいる方です。
正直、この百蛇堂は本気で怖かったです。
作者の三津田信三さんの作品を読んだのは、蛇棺葬が初めてで,この作品は2作目です。
リアルな感じが、怖いというか。
自分視点で書かれてあり、それが一掃リアル感を出してるんですね。
私は何度も読み返す人なんですが、蛇棺葬は読み返しましたが、この百蛇堂は読み返すのがちょっと怖くて,実はまだ読み返していません。
という弱虫なので、ホラー好きとは言えませんね。すみません。
でも、三津田信三さんの作品は,他にまた買いました。
蛇棺葬も恐かったんですが、それを踏まえて,こちらの方がその数倍怖かったです。
夜、読めませんでした。日中の家じゃなく,人がいるような場所で読みました。
私は、ホラー好きですが沢山のホラー小説を読みあさるほどではありませんが、多少は読んでいる方です。
正直、この百蛇堂は本気で怖かったです。
作者の三津田信三さんの作品を読んだのは、蛇棺葬が初めてで,この作品は2作目です。
リアルな感じが、怖いというか。
自分視点で書かれてあり、それが一掃リアル感を出してるんですね。
私は何度も読み返す人なんですが、蛇棺葬は読み返しましたが、この百蛇堂は読み返すのがちょっと怖くて,実はまだ読み返していません。
という弱虫なので、ホラー好きとは言えませんね。すみません。
でも、三津田信三さんの作品は,他にまた買いました。
2018年7月25日に日本でレビュー済み
駄作
なぜこのひとが
作家になれたかすら 疑問
作品にほとんどが
いらない文章
あれほどの厚さ必要無し
なぜこのひとが
作家になれたかすら 疑問
作品にほとんどが
いらない文章
あれほどの厚さ必要無し
2008年4月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私が、「面白い本」と思う基準の一つには、
「しばしば思い返してしまう」こと、という点があります。
この一冊は、まさにそれに当たる本です。
初めは、前作「蛇棺葬」での謎が、すべてスッキリするわけでもないし、
謎解きミステリとホラーと、どっち付かずのようなモヤモヤ感もあり、
さほどお気に入りにもならないだろうと思っていました。
けれど、時折、この本に書かれていた、京都の路地裏を思い出してしまいます。
逢魔ヶ時、駆け足で暮れていく夕陽と、すごい勢いで迫ってくる闇。
灯りのない、静かな露地。そこにある、「怖い家」。
じんわりと味わいがあって、それでいてぞっとする怖さを、何度も思い返してしまいます。
それはやはり、私にとって面白かった、ということになるのだと思います。
それにしても三津田さんは、「家」に不気味な存在感を持たせることが、本当に上手です。
「ホラー作家の棲む家」でも、それは存分に味わえますが、
それとはまた少し違った趣の怖さがあるこの一冊、
「怖いタテモノ」がお好きなかたには良いのではないかと思います。
そしてやっぱり、順番を守って「蛇棺葬」から読むと良いと思います。
「しばしば思い返してしまう」こと、という点があります。
この一冊は、まさにそれに当たる本です。
初めは、前作「蛇棺葬」での謎が、すべてスッキリするわけでもないし、
謎解きミステリとホラーと、どっち付かずのようなモヤモヤ感もあり、
さほどお気に入りにもならないだろうと思っていました。
けれど、時折、この本に書かれていた、京都の路地裏を思い出してしまいます。
逢魔ヶ時、駆け足で暮れていく夕陽と、すごい勢いで迫ってくる闇。
灯りのない、静かな露地。そこにある、「怖い家」。
じんわりと味わいがあって、それでいてぞっとする怖さを、何度も思い返してしまいます。
それはやはり、私にとって面白かった、ということになるのだと思います。
それにしても三津田さんは、「家」に不気味な存在感を持たせることが、本当に上手です。
「ホラー作家の棲む家」でも、それは存分に味わえますが、
それとはまた少し違った趣の怖さがあるこの一冊、
「怖いタテモノ」がお好きなかたには良いのではないかと思います。
そしてやっぱり、順番を守って「蛇棺葬」から読むと良いと思います。