良い日本語の勉強になりましたし、内容もなかなか面白いです。
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空の境界 下 (講談社ノベルス) 新書 – 2004/6/8
奈須 きのこ
(著)
これぞ新伝綺ムーブメントの起点にして到達点!
解説:笠井 潔
2年間の昏睡の後遺症として記憶を失い、この世のあらゆるモノの死を視ることのできる“直死の魔眼”を手に入れた少女・両儀式(りょうぎしき)を襲う数々の怪異。死そのものを体現化した太極の結界。永遠を求める魔術師。そして、再来する殺人鬼――。式を苛む“殺人衝動”の赴く先に、真実を告げる記憶の境界が開かれる――!? 講談社ノベルスから放たれ“新伝綺”ムーブメントの起点にして到達点! 金字塔は既にして打ち立てられた!!
解説:笠井 潔
2年間の昏睡の後遺症として記憶を失い、この世のあらゆるモノの死を視ることのできる“直死の魔眼”を手に入れた少女・両儀式(りょうぎしき)を襲う数々の怪異。死そのものを体現化した太極の結界。永遠を求める魔術師。そして、再来する殺人鬼――。式を苛む“殺人衝動”の赴く先に、真実を告げる記憶の境界が開かれる――!? 講談社ノベルスから放たれ“新伝綺”ムーブメントの起点にして到達点! 金字塔は既にして打ち立てられた!!
- 本の長さ473ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2004/6/8
- ISBN-104061823620
- ISBN-13978-4061823624
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
その闇を見ろ。そして己が名を思いだせ-。「直死の魔眼」を手に入れた少女・両儀式を襲う数々の怪異。死そのものを体現化した太極の結界。永遠を求める魔術師。式を苛む殺人衝動の先に、真実を告げる記憶の境界が開かれる!
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2004/6/8)
- 発売日 : 2004/6/8
- 言語 : 日本語
- 新書 : 473ページ
- ISBN-10 : 4061823620
- ISBN-13 : 978-4061823624
- Amazon 売れ筋ランキング: - 336,309位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1973年生まれ。シナリオライター、小説家。ゲームメーカーTYPE‐MOON所属(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 劇場版 空の境界 第五章「矛盾螺旋」 画コンテ集 (ISBN-13: 978-4062836937 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年5月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ネタバレを含みます。
この最終巻では、式がどんどん私たちにも理解可能な少女に変わっていき、代わりに黒桐が特別なキャラクターとして深められていく。
結局単純な恋愛物語に落ちんとするところを、人と人の距離はどんなに愛しても縮まることはなく、深い孤独が浮き彫りになることで、読者に感銘を与え続けるのだと思う。
この最終巻では、式がどんどん私たちにも理解可能な少女に変わっていき、代わりに黒桐が特別なキャラクターとして深められていく。
結局単純な恋愛物語に落ちんとするところを、人と人の距離はどんなに愛しても縮まることはなく、深い孤独が浮き彫りになることで、読者に感銘を与え続けるのだと思う。
2018年3月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本大々好きの中学3年制の孫へのプレゼントとして購入、孫も満足そうでした。
2010年8月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
劇場版を見てから初めて読みました。
奈須さんの世界観にハマって、全3巻一気に読んでしまいました!
前巻、前々巻と読んで、なんとなく夜の似合う作家さんだなあ(本人はゲームのシナリオライターだと言うことですがw)と思っておりましたが、忘却録音は「人らしい」暖かいタッチで描かれていて、あぁそういうのも書けるんだ、と勝手に感心しました。
全編通してシリアスな話のため、劇場版では「忘却録音」だけは浮いている回だなと思ってましたが、不思議と小説で読むとそんなこともなくすんなり。
「敢えて」でしょうが、仏教用語や難しい言い回しが多いので、そういうのが嫌いな人は読んでてもおもしろくないかな、と。私は実に日本らしくて好きですが。
最後に、この小説をより楽しむために、合わせて劇場版も見ることをオススメします。
奈須さんの世界観にハマって、全3巻一気に読んでしまいました!
前巻、前々巻と読んで、なんとなく夜の似合う作家さんだなあ(本人はゲームのシナリオライターだと言うことですがw)と思っておりましたが、忘却録音は「人らしい」暖かいタッチで描かれていて、あぁそういうのも書けるんだ、と勝手に感心しました。
全編通してシリアスな話のため、劇場版では「忘却録音」だけは浮いている回だなと思ってましたが、不思議と小説で読むとそんなこともなくすんなり。
「敢えて」でしょうが、仏教用語や難しい言い回しが多いので、そういうのが嫌いな人は読んでてもおもしろくないかな、と。私は実に日本らしくて好きですが。
最後に、この小説をより楽しむために、合わせて劇場版も見ることをオススメします。
2014年10月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アニメを見て、はまったので原作を購入。時系列がバラバラの為、アニメを先に見て正解だったかもしれません。
2020年10月17日に日本でレビュー済み
内容は難解でしたけど、楽しめました。
2018年にブックオフで売ったら60円の買い取り値がつきました。
昔の作品なのにブックオフで60円の買い取り値がつくのは、本当に凄い。
それだけ需要と人気がある作品なんでしょう。
この下巻は、長かったです、さすがに長すぎてくじけそうになりました。
ラストは満足いく良い話だったので、満足です。
月姫の物語に似通っているところが多くて、その比較が楽しかったです。
なんか、あとがきが豪華で一番凄かった、考察が深すぎて一般読者の自分は、とてもじゃないけどついてけなかった。
でもそんな、ぶっ飛んだ、あとがきもいいんじゃないですかね。
出版のことはわからないけど、日本最大の出版社講談社から、元は同人作家の作品が、わざわざ文庫化して再版されるなんて、本当に凄いことなんじゃないですかね。
普通ないことなんじゃないですかね?
2018年にブックオフで売ったら60円の買い取り値がつきました。
昔の作品なのにブックオフで60円の買い取り値がつくのは、本当に凄い。
それだけ需要と人気がある作品なんでしょう。
この下巻は、長かったです、さすがに長すぎてくじけそうになりました。
ラストは満足いく良い話だったので、満足です。
月姫の物語に似通っているところが多くて、その比較が楽しかったです。
なんか、あとがきが豪華で一番凄かった、考察が深すぎて一般読者の自分は、とてもじゃないけどついてけなかった。
でもそんな、ぶっ飛んだ、あとがきもいいんじゃないですかね。
出版のことはわからないけど、日本最大の出版社講談社から、元は同人作家の作品が、わざわざ文庫化して再版されるなんて、本当に凄いことなんじゃないですかね。
普通ないことなんじゃないですかね?
2012年5月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
からくりがうまいと思います。人物もしっかり性格付けされているし、小説の中で生き生きとしています。
時々、はさまれる登場人物の心境が少し切なくて、心に残ります。文章が繊細なガラスのようなのは、好みが別れると思いますが、基本的に両儀式と黒桐幹也のこの話が私は好きです。
でも登場人物のグロ描写があるので、それはさらっと書いてあるので、あまり後に引きはしませんが、別の意味でも心に残ります。(しかし後でしっかりグロく無いように思わせるフォローはあります)
若干残念だったのは、時の描写の切り方がこの作者は絶妙にうまいのですが、これを使って何かトリックを読者に仕掛けてくれれば面白かったのではないかと思います。(トリックに私が気付いていないだけなのかな)
どちらにしても楽しめました。
時々、はさまれる登場人物の心境が少し切なくて、心に残ります。文章が繊細なガラスのようなのは、好みが別れると思いますが、基本的に両儀式と黒桐幹也のこの話が私は好きです。
でも登場人物のグロ描写があるので、それはさらっと書いてあるので、あまり後に引きはしませんが、別の意味でも心に残ります。(しかし後でしっかりグロく無いように思わせるフォローはあります)
若干残念だったのは、時の描写の切り方がこの作者は絶妙にうまいのですが、これを使って何かトリックを読者に仕掛けてくれれば面白かったのではないかと思います。(トリックに私が気付いていないだけなのかな)
どちらにしても楽しめました。
2019年10月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
馬鹿にするつもりはないが、こういう作品もありなのだと思った。
売れているから、面白いわけではないし、小説として成立しないわけでもない。
ラストは謎や設定の説明でほぼ費やされており、小説的カタルシスは乏しい。
それでもファンがこれを肯定するのは、設定や謎がラストに向けて
段々と紐解かれていくことに面白さを感じるためかなと思った。
私はただひたすら読みづらいので、途中で休み休みしながら読んだが
謎というより、月姫やFateと設定でつながっていることに面白さを感じるのかな
と解釈した。
月姫リメイクとか魔法使いの夜に、とかDDDとかキノコ氏の気が向かない限りは
永遠に続編は出ないのかな。先述した背景世界の設定の共有というカタルシスを
Fate以外で感じられる日が来ることを願う
売れているから、面白いわけではないし、小説として成立しないわけでもない。
ラストは謎や設定の説明でほぼ費やされており、小説的カタルシスは乏しい。
それでもファンがこれを肯定するのは、設定や謎がラストに向けて
段々と紐解かれていくことに面白さを感じるためかなと思った。
私はただひたすら読みづらいので、途中で休み休みしながら読んだが
謎というより、月姫やFateと設定でつながっていることに面白さを感じるのかな
と解釈した。
月姫リメイクとか魔法使いの夜に、とかDDDとかキノコ氏の気が向かない限りは
永遠に続編は出ないのかな。先述した背景世界の設定の共有というカタルシスを
Fate以外で感じられる日が来ることを願う