西尾さん尖ってるなぁという感じ。
設定もキャラもエグい。
でもむちゃくちゃ笑える、面白い。
グイグイ読まされてしまった。
最近の物語シリーズより面白かった。
完結してないようなので続きを書いて欲しい。
プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
¥1,967¥1,967 税込
発送元: Amazon 販売者: 高松物販
¥1,967¥1,967 税込
発送元: Amazon
販売者: 高松物販
¥25¥25 税込
配送料 ¥240 6月5日-7日にお届け
発送元: バリューブックス 【防水梱包で、丁寧に発送します】 販売者: バリューブックス 【防水梱包で、丁寧に発送します】
¥25¥25 税込
配送料 ¥240 6月5日-7日にお届け
発送元: バリューブックス 【防水梱包で、丁寧に発送します】
販売者: バリューブックス 【防水梱包で、丁寧に発送します】
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
新本格魔法少女りすか (講談社ノベルズ) 新書 – 2004/7/17
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥1,967","priceAmount":1967.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"1,967","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"cL9fGDfumwLRmcG70ciU0Vrw8oOzNUvFn5CYHggeTXSBtUK45rKYLNcs1wZm5gL2vSPr3CaY6%2BV8FfTu72koSEfEY2FN1M5wuLUkAo9H7m9aF666If8lkGjGF6tPNu5%2FFzTGY5NXCcZXuBJ5CT4z1TB8bhBX7pHumpQLgWkUcZgbwv1%2FaiNM4OKr1cy%2BT7of","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥25","priceAmount":25.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"25","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"cL9fGDfumwLRmcG70ciU0Vrw8oOzNUvFAtjVBwtOYa7wfWttC3yl8UKwnAChp%2BSOYXhSBBfFL4f7xAW%2F5%2B6VH8lLRnsd9R1cLfmhqCeiHY4I8nlhFLzYvSeVM1wfUki2UI%2BgQkgnmNXTtIYsmM7K234Loiimlq4uICgOG4JktEUxIXL2TfNgmw%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
魔法は、もうはじまっている!
西尾維新×西村キヌが放つ魔法大冒険(ファンタジック・アドベンチャー)!
……なぜ、魔法はあるの?……なぜ、変身するの?……なぜ、大人になるの?……なぜ、少女なの?
心に茨(いばら)を持った小学5年生・供犠創貴(くぎきずたか)と、“魔法の国”からやってきた転入生・水倉りすかが繰り広げる危機また危機の魔法大冒険(ファンタジック・アドベンチャー)!これぞ「いま、そしてかつて少年と少女だった」きみにむけて放つ、“魔法少女”ものの超最前線、<りすかシリーズ>第1弾!魔法は、もうはじまっている!
西尾維新×西村キヌが放つ魔法大冒険(ファンタジック・アドベンチャー)!
……なぜ、魔法はあるの?……なぜ、変身するの?……なぜ、大人になるの?……なぜ、少女なの?
心に茨(いばら)を持った小学5年生・供犠創貴(くぎきずたか)と、“魔法の国”からやってきた転入生・水倉りすかが繰り広げる危機また危機の魔法大冒険(ファンタジック・アドベンチャー)!これぞ「いま、そしてかつて少年と少女だった」きみにむけて放つ、“魔法少女”ものの超最前線、<りすかシリーズ>第1弾!魔法は、もうはじまっている!
- 本の長さ256ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2004/7/17
- 寸法10.6 x 1.5 x 17.4 cm
- ISBN-104061823817
- ISBN-13978-4061823815
よく一緒に購入されている商品
対象商品: 新本格魔法少女りすか (講談社ノベルズ)
¥1,967¥1,967
最短で6月3日 月曜日のお届け予定です
残り2点 ご注文はお早めに
¥968¥968
最短で6月3日 月曜日のお届け予定です
残り1点(入荷予定あり)
¥1,676¥1,676
最短で6月3日 月曜日のお届け予定です
残り1点 ご注文はお早めに
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計:
pt
もう一度お試しください
追加されました
一緒に購入する商品を選択してください。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
魔法を使えなかったことがある。あれはいつのことだったか…。心に茨を持った小学5年生・供犠創貴と、「魔法の国」からやってきた転入生水倉りすかが繰り広げる危機また危機のファンタジック・アドベンチャー。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2004/7/17)
- 発売日 : 2004/7/17
- 言語 : 日本語
- 新書 : 256ページ
- ISBN-10 : 4061823817
- ISBN-13 : 978-4061823815
- 寸法 : 10.6 x 1.5 x 17.4 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 617,472位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
1981年生まれ。2002年、『クビキリサイクル』にて第23回メフィスト賞を受賞してデビューする(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 零崎人識の人間関係 零崎双識との関係 (ISBN-13: 978-4061826816 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
イメージ付きのレビュー
3 星
読み応えのある魔法バトルと不快感を覚えるキャラクタ
※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります第三巻(07年03月)以来,長らく止まっていたシリーズがこのたび再開(20年04月),これに併せて過去作品の文庫化も開始され,こちらは04年07月に出た第一巻となります.ほぼリアルタイム,今よりはもうちょっと素直だったころ以来の再読だったのですが,当時の自分は本当にこれを楽しめていたのか,少なくとも今の自分にはかなりしんどく,『魔法使い』使いとも揶揄される少年の,考えや言動に強い不快感を覚えてしまいました.一方でヒロインの魔法少女をはじめ,クセの強い魔法使いたちはなかなかに面白く,ファンタジ的な魔法ではなく,いわゆる異能で,直接的な戦いもあるにはありますが,事前から事中,事後まで,後々の『伝説シリーズ』などにも見られる思考ゲーム寄りで,引っ掛かる部分は少しあったものの,それでも見せ方や話の組み立てには引き込まれます.最後はいかにもここからという締めとなり,行き違い,意地の張り合い,殴り合い,小さな(?)すれ違いを経て,並び立った二人は,迫り来る困難をどう迎え撃つのか,さらには,お互いの先にある大きな存在に対し,どのような策を,魔法を打ち出すのか,全てを受け容れられたとは言えませんが,次への楽しみは残してくれたのではと思います.
フィードバックをお寄せいただきありがとうございます
申し訳ありませんが、エラーが発生しました
申し訳ありませんが、レビューを読み込めませんでした
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2006年3月16日に日本でレビュー済み
「戯言シリーズ」で人気の西尾さんの新シリーズ。
魔法とか魔女とかの概念が西尾さんらしい設定になっています。
今までの魔法とか魔女とかとは一味違う!!
まず主人公が野望を持ってる。
戯言のいーちゃんとは一見全く違う性格です。
あとキヌさんの絵はすごいです!
これは必見。(いうまでも無いかな(^^;))
魔法とか魔女とかの概念が西尾さんらしい設定になっています。
今までの魔法とか魔女とかとは一味違う!!
まず主人公が野望を持ってる。
戯言のいーちゃんとは一見全く違う性格です。
あとキヌさんの絵はすごいです!
これは必見。(いうまでも無いかな(^^;))
2008年10月8日に日本でレビュー済み
新本格とは何のことかわかりませんが、魔法というより、超能力や異形をモチーフにした伝奇ものシリーズ。主人公は小学生にして、世界を幸せにするとのたまう性格の悪いガキですが、お話は奈須きのこトリビュートというかんじで面白いです.現在3巻まで発行されていて、4巻で完結。ほんとに西尾維新は何でも書けるんですね.この才能はおどろきです。タイトルで食わず嫌いせず、ぜひ読んでください.おすすめのシリーズです.
2004年7月21日に日本でレビュー済み
世界中のみんなを幸せにするという一見無邪気な目標のために、語り手の少年、供儀創貴(くぎきずたか)は周囲の人々を演技で騙しつづけ、『駒』と呼んで利用している。
その『駒』の一人である、魔法使いの少女・水倉りすかとの物語が、この話の主軸となっている。
そんなこの本を手にとって、まずは数ページ読む。すると多分、彼の内面に違和感を覚える方がほとんどだろう。
それは、彼の内面があまりにも私たちの思う『10歳の男の子』とはかけ離れているからだ。
しかし、本当にそうであろうか?
私たちが10歳だったころ、漠然とした大人への対抗心のようなものがあっただろう。自分は自分だという確かな確信があっただろう。何でもできる、という感覚だってあっただろう。
創貴ほど極端な形でなくとも、誰もが、心の奥底に彼と同じものを抱えて10歳を過ごしてきたのだと、私は思う。
それが、この物語にはいっぱい詰まっている。
私たちが「無邪気」と決め付けて、閉じ込めてしまった『10歳』の気持ちは、たしかにここにあると思う。
その『駒』の一人である、魔法使いの少女・水倉りすかとの物語が、この話の主軸となっている。
そんなこの本を手にとって、まずは数ページ読む。すると多分、彼の内面に違和感を覚える方がほとんどだろう。
それは、彼の内面があまりにも私たちの思う『10歳の男の子』とはかけ離れているからだ。
しかし、本当にそうであろうか?
私たちが10歳だったころ、漠然とした大人への対抗心のようなものがあっただろう。自分は自分だという確かな確信があっただろう。何でもできる、という感覚だってあっただろう。
創貴ほど極端な形でなくとも、誰もが、心の奥底に彼と同じものを抱えて10歳を過ごしてきたのだと、私は思う。
それが、この物語にはいっぱい詰まっている。
私たちが「無邪気」と決め付けて、閉じ込めてしまった『10歳』の気持ちは、たしかにここにあると思う。
2004年9月21日に日本でレビュー済み
まず、純粋に作品としての個人的評価は、星の数のとおりです。
戯言シリーズが好きな方、本作品は、西尾節が炸裂しています。迷わず買いましょう。ただし、以下を読んでくださると幸いです。
本作品は、西尾維新氏の新作として、ファウスト創刊号から連載されている作品です。今回、待望の単行本化となったわけです。
それはいいんです。良い作品はこうして日の目を見るべきでしょう。
しかし、納得がいかないのは、その発表形態です。既発表作品に、書下ろしを一章だけ書き加えた本作品。
こういう形で、発表されるのは、何も本の出版業界だけではありません。例えば、音楽業界においても、ベスト盤をうたった作品に「書き下ろしの新曲を一曲追加!ファンは迷わず買え」だの何だのというタタキで数多のCDが出回っています。あたかもファンのためと錯覚させるために。そんなもんは、ファンのためでも何でもありません。単なるレーベルの金儲けの言い訳に過ぎないのです。そのアーティストが好きで、全ての作品を持っているようなファンに無駄な出費を強いるものでしかないのです。
本作品も同じです。既発表作品を純粋にまとめて、加筆修正し、単行本化するのであれば文句はありません。初見の読者に対してもそうですし、一冊の作品として揃えたいファンのニーズに応えるものであると思います。
しかし、新書という形態で、しかもこの値段で、たった一章分の書下ろしを読ませることを消費者に強いるというのは如何なものでしょうか?
以上、本来のレビューとはまったくかけ離れており、非常に申し訳ないのですが、一消費者として何か言いたくてたまらなかった次第です。
戯言シリーズが好きな方、本作品は、西尾節が炸裂しています。迷わず買いましょう。ただし、以下を読んでくださると幸いです。
本作品は、西尾維新氏の新作として、ファウスト創刊号から連載されている作品です。今回、待望の単行本化となったわけです。
それはいいんです。良い作品はこうして日の目を見るべきでしょう。
しかし、納得がいかないのは、その発表形態です。既発表作品に、書下ろしを一章だけ書き加えた本作品。
こういう形で、発表されるのは、何も本の出版業界だけではありません。例えば、音楽業界においても、ベスト盤をうたった作品に「書き下ろしの新曲を一曲追加!ファンは迷わず買え」だの何だのというタタキで数多のCDが出回っています。あたかもファンのためと錯覚させるために。そんなもんは、ファンのためでも何でもありません。単なるレーベルの金儲けの言い訳に過ぎないのです。そのアーティストが好きで、全ての作品を持っているようなファンに無駄な出費を強いるものでしかないのです。
本作品も同じです。既発表作品を純粋にまとめて、加筆修正し、単行本化するのであれば文句はありません。初見の読者に対してもそうですし、一冊の作品として揃えたいファンのニーズに応えるものであると思います。
しかし、新書という形態で、しかもこの値段で、たった一章分の書下ろしを読ませることを消費者に強いるというのは如何なものでしょうか?
以上、本来のレビューとはまったくかけ離れており、非常に申し訳ないのですが、一消費者として何か言いたくてたまらなかった次第です。
2020年4月18日に日本でレビュー済み
※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります
第三巻(07年03月) 以来,長らく止まっていたシリーズが このたび再開(20年04月) ,
これに併せて過去作品の文庫化も開始され,こちらは 04年07月に出た第一巻 となります.
ほぼリアルタイム,今よりはもうちょっと素直だったころ以来の再読だったのですが,
当時の自分は本当にこれを楽しめていたのか,少なくとも今の自分にはかなりしんどく,
『魔法使い』使いとも揶揄される少年の,考えや言動に強い不快感を覚えてしまいました.
一方でヒロインの魔法少女をはじめ,クセの強い魔法使いたちはなかなかに面白く,
ファンタジ的な魔法ではなく,いわゆる異能で,直接的な戦いもあるにはありますが,
事前から事中,事後まで,後々の『 伝説シリーズ 』などにも見られる思考ゲーム寄りで,
引っ掛かる部分は少しあったものの,それでも見せ方や話の組み立てには引き込まれます.
最後はいかにもここからという締めとなり,行き違い,意地の張り合い,殴り合い,
小さな(?)すれ違いを経て,並び立った二人は,迫り来る困難をどう迎え撃つのか,
さらには,お互いの先にある大きな存在に対し,どのような策を,魔法を打ち出すのか,
全てを受け容れられたとは言えませんが,次への楽しみは残してくれたのではと思います.
第三巻(07年03月) 以来,長らく止まっていたシリーズが このたび再開(20年04月) ,
これに併せて過去作品の文庫化も開始され,こちらは 04年07月に出た第一巻 となります.
ほぼリアルタイム,今よりはもうちょっと素直だったころ以来の再読だったのですが,
当時の自分は本当にこれを楽しめていたのか,少なくとも今の自分にはかなりしんどく,
『魔法使い』使いとも揶揄される少年の,考えや言動に強い不快感を覚えてしまいました.
一方でヒロインの魔法少女をはじめ,クセの強い魔法使いたちはなかなかに面白く,
ファンタジ的な魔法ではなく,いわゆる異能で,直接的な戦いもあるにはありますが,
事前から事中,事後まで,後々の『 伝説シリーズ 』などにも見られる思考ゲーム寄りで,
引っ掛かる部分は少しあったものの,それでも見せ方や話の組み立てには引き込まれます.
最後はいかにもここからという締めとなり,行き違い,意地の張り合い,殴り合い,
小さな(?)すれ違いを経て,並び立った二人は,迫り来る困難をどう迎え撃つのか,
さらには,お互いの先にある大きな存在に対し,どのような策を,魔法を打ち出すのか,
全てを受け容れられたとは言えませんが,次への楽しみは残してくれたのではと思います.
※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります
[[ASIN:4061825216 第三巻(07年03月)]]以来,長らく止まっていたシリーズが[[ASIN:B086JTXM3C このたび再開(20年04月)]],
これに併せて過去作品の文庫化も開始され,こちらは[[ASIN:4061823817 04年07月に出た第一巻]]となります.
ほぼリアルタイム,今よりはもうちょっと素直だったころ以来の再読だったのですが,
当時の自分は本当にこれを楽しめていたのか,少なくとも今の自分にはかなりしんどく,
『魔法使い』使いとも揶揄される少年の,考えや言動に強い不快感を覚えてしまいました.
一方でヒロインの魔法少女をはじめ,クセの強い魔法使いたちはなかなかに面白く,
ファンタジ的な魔法ではなく,いわゆる異能で,直接的な戦いもあるにはありますが,
事前から事中,事後まで,後々の『[[ASIN:B07ZJR4BVF 伝説シリーズ]]』などにも見られる思考ゲーム寄りで,
引っ掛かる部分は少しあったものの,それでも見せ方や話の組み立てには引き込まれます.
最後はいかにもここからという締めとなり,行き違い,意地の張り合い,殴り合い,
小さな(?)すれ違いを経て,並び立った二人は,迫り来る困難をどう迎え撃つのか,
さらには,お互いの先にある大きな存在に対し,どのような策を,魔法を打ち出すのか,
全てを受け容れられたとは言えませんが,次への楽しみは残してくれたのではと思います.
[[ASIN:4061825216 第三巻(07年03月)]]以来,長らく止まっていたシリーズが[[ASIN:B086JTXM3C このたび再開(20年04月)]],
これに併せて過去作品の文庫化も開始され,こちらは[[ASIN:4061823817 04年07月に出た第一巻]]となります.
ほぼリアルタイム,今よりはもうちょっと素直だったころ以来の再読だったのですが,
当時の自分は本当にこれを楽しめていたのか,少なくとも今の自分にはかなりしんどく,
『魔法使い』使いとも揶揄される少年の,考えや言動に強い不快感を覚えてしまいました.
一方でヒロインの魔法少女をはじめ,クセの強い魔法使いたちはなかなかに面白く,
ファンタジ的な魔法ではなく,いわゆる異能で,直接的な戦いもあるにはありますが,
事前から事中,事後まで,後々の『[[ASIN:B07ZJR4BVF 伝説シリーズ]]』などにも見られる思考ゲーム寄りで,
引っ掛かる部分は少しあったものの,それでも見せ方や話の組み立てには引き込まれます.
最後はいかにもここからという締めとなり,行き違い,意地の張り合い,殴り合い,
小さな(?)すれ違いを経て,並び立った二人は,迫り来る困難をどう迎え撃つのか,
さらには,お互いの先にある大きな存在に対し,どのような策を,魔法を打ち出すのか,
全てを受け容れられたとは言えませんが,次への楽しみは残してくれたのではと思います.
このレビューの画像
2020年6月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昔、ノベルス版を全巻購入していたのですが
長年次巻がでないままだったので処分してしまいました。
久しぶりに読みましたが魔法の設定が西尾維新先生らしくて
面白いです。
今度こそ最終巻まで出してくれることを願っています。
長年次巻がでないままだったので処分してしまいました。
久しぶりに読みましたが魔法の設定が西尾維新先生らしくて
面白いです。
今度こそ最終巻まで出してくれることを願っています。
2004年7月28日に日本でレビュー済み
僕は西尾維新の作品が大好きで、『きみとぼく』『戯言』『JDCトリビュート』『人間試験』と今では全巻所有しています。しかし、その僕でも、初めてこの作品のことを知ったときはイタかった。誤解を恐れず正直に言います。
『うわ~・・・西尾維新先生、こんなの書いちゃだめでしょう』
といたたまれない気持ちになりました。
いや、維新さんの作品に燃えと謎を求めてきた人は、あからさまに『萌え』に突っ走ったタイトルのこの作品には退くでしょう。間違いなく。
しかし、考え方を変えたのは第三巻から読み始めたファウストです。
『りすか』を1ページ、一行読みました。
そして先入観は砕かれます。たしかに絵は萌えです。内容も大きいお兄さん向けの場所が無いとは言いません。
しかし、維新節はやはり健在でした。
面白いんです。文体、語り部のキズタカ君の思考や赤い人とダブって見えるりすかの強さ。バトルシーン、それに西尾維新の本の独特の雰囲気は損なわれていません。
先入観をなくして。ぜひ、騙されたと思って友人に見つからないようこっそり3行読んでみてください。
萌えを理由に敬遠していた人も、買わざるをえなくなります。
『うわ~・・・西尾維新先生、こんなの書いちゃだめでしょう』
といたたまれない気持ちになりました。
いや、維新さんの作品に燃えと謎を求めてきた人は、あからさまに『萌え』に突っ走ったタイトルのこの作品には退くでしょう。間違いなく。
しかし、考え方を変えたのは第三巻から読み始めたファウストです。
『りすか』を1ページ、一行読みました。
そして先入観は砕かれます。たしかに絵は萌えです。内容も大きいお兄さん向けの場所が無いとは言いません。
しかし、維新節はやはり健在でした。
面白いんです。文体、語り部のキズタカ君の思考や赤い人とダブって見えるりすかの強さ。バトルシーン、それに西尾維新の本の独特の雰囲気は損なわれていません。
先入観をなくして。ぜひ、騙されたと思って友人に見つからないようこっそり3行読んでみてください。
萌えを理由に敬遠していた人も、買わざるをえなくなります。