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キマイラの新しい城 (講談社ノベルス) 新書 – 2004/8/6

4.2 5つ星のうち4.2 106個の評価

石動戯作、750年前の殺人事件に挑戦する欧州の古城で殺された領主がテーマパークの社長に取り憑き、自分を殺した犯人を突き止めてほしいと社長を通じて石動に依頼する。そして現実にも新たな殺人が!
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2004/8/6)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2004/8/6
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 320ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4061823914
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4061823914
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 106個の評価

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殊能 将之
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2024年4月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これ単体でも面白いですが「樒 / 榁」と話が続いているので、そちらを先に読むことをお勧めします。
一応は事件の謎を解くミステリーではあるのですが、現在によみがえった騎士が大活躍するお話の方の印象が強いです。
2017年6月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最高に面白かった!殊能将之を突然知り、ハマり、ハサミ男から順に読んできたが、石動シリーズではこれが一番好きだ。アマゾンレビューが全てとは思わぬが、投稿数から見て読者数が少ないようなのが残念で、投稿決意する次第。

好き嫌いが分かれるかもしれない殊能将之の超絶知識に基づく部分以外でも、面白かった要素は満載。他の方も書いていたが「東京」の描写二種の比較、随所に見られる現代日本へのシニカルなコメント、石動の情け無さも主人公として滑稽で良かったし、水城健在も嬉しく。事情によって本性を失っている老人の性格や、通りすがりなのにあまりにいい奴のカゲキ、その他の登場人物の描写もとても読み応えがあった。黒仏が分からなくて好きになれず、鏡の中は日曜日も大絶賛とまでは行かなかった自分には、キマイラは半ば捨て身の冒険で購入したが、実に良かった!読んで良かった!大正解だった!悲しいことではあるが石動シリーズ最後の作品が黒仏でなくてこれであったことは本当に良かった!

なお、内容とは全く関係ないが、講談社のKindle版で買ったら移動の際に現在の位置情報が出ず、目次に頼ってひたすらページを繰るしかなかったのはとても不便だった!
16人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2023年6月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
フランスから中世の石造りの塔を移築した社長。塔を目玉にテーマパークを建設した。しかし社長に中世の騎士の霊が憑依した!自分が殺された事件の犯人を見つけてほしいという奇想天外な依頼をうけて石動戯作登場となる。前作「黒い仏」を読んだあとなので、何が起きても驚かないぞという心構えはできている。ツッコミどころは山ほどある。コスプレ大会、ヤクザとの派手な大立ち回りなど、ドタバタコメディーである。そして今回も石動はとんまで頼りない。真実を知るのはアントニオのみ。
2022年11月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
750年前に密室で死んだ男が、現代で密室殺人の容疑者として追われる。

名探偵から絶対性を剥奪し、唯一解を否定する作者の姿勢は進化。
本作では密室の創造と破壊、そして審判への懐疑と固定観念を揺るがせる。
石動戯作シリーズの最終作になったのが残念。

翼を開く黒い刀身は忘れ得ぬ名シーン。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年12月13日に日本でレビュー済み
石動の抜け具合もかげきの人の良さもいい 元々ミステリファンだったが最近異世界転生やタイムリープものも楽しめるようになったのでそっち召せばでも楽しかった
2006年6月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
十字軍に参戦した騎士の亡霊が、現代のテーマパーク社長にとりついた!?自らの死の謎を解き明かしてほしい

というストーリーに魅せられました。

しかし、

『正統派ミステリー』

でありつつも

『アンチ名探偵モノ』

でもあるんだよね・・・
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年6月22日に日本でレビュー済み
中世騎士が現代日本で、ヤクザ相手に大立ち回りを演じるというところがメインの話です。

今回も、題名の意味がよくわかりません。その単語は作品に出てくるのですが、文章の意味が理解できない。作者の出した謎なのでしょうか。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年1月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
デビュー作「ハサミ男」以来、一作毎に作風を変えて読者を楽しませる作者が、750年前のフランスの古城での密室事件、その事件の被害者の霊が憑依した男が社長を務めるその古城をメインにしたテーマパークでの密室殺人を題材に、パロディ尽くしでシャレのめす愉快な作品。

750年前のフランス、自城の密室で亡くなったエドガー卿は自分の死の意味を求めて、霊界を彷徨い続け、その古城をメインにしたテーマパークの社長江里に時代を超えて憑依する。そして、その750年前の密室事件の解決を石動が頼まれる。"古城の密室もの"のパロディである。石動に当ては無く、しぶしぶ事件現場を再現するが、関係者が中世コスプレ大会をする様は抱腹絶倒。ところが、その現場でテーマパークの社員が密室で殺される。容疑者はエドガー ! エドガーは若者のバイクで逃走し、都会の様子を描写するが、この辺はドン・キホーテを思わせる。だが、このドン・キホーテ的都会観・生活観の描写が長過ぎて中盤はダレる。現代の密室殺人事件の方は創りがチャチで、登場人物の造詣や会話で話が保っている感じ。ヤクザの名前が黒木剣とか、慢性神経炎の刑事とか。そして、本題の750年前の事件の解決へ。アイデアが浮かばない石動は水城に助けを求める。本作での石動はまるで頼りなく、助手の異能力者アントニオの方を主役にすべきだったかも(石動をボケ役にし過ぎ)。水城に助言を受けた石動は「暗闇坂の人喰いの木」ばりの推理を披露するが、エドガーの霊は納得しない。隠された真相とは...。

現代の事件をもう少し精緻に描けば、ユーモア味はそのままに更に引き締まった作品になったと思う。楽しい読書タイムを過ごすのに好適な一作。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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