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禁涙境事件 ”some tragedies of no-tear land” 新書 – 2005/1/14
上遠野 浩平
(著)
涙。――それは誰もが流すもの。たとえ禁じられても、こらえきれず溢れるもの。魔導戦争の隙間にあるその非武装地帯には、見せ掛けと偽りの享楽と笑顔の陰でいつも血塗れの陰惨な事件がつきまとう。積み重ねられし数十年の悲劇の果てに訪れた大破局に、大地は裂け、街は震撼し、人々は喪った夢を想う……そしてすべてが終わったはずの廃墟にやってくる仮面の男がもたらす残酷な真実は、過去への鉄槌か、未来への命綱か?
仮面の戦地調停士の過去がついに明かされる――!?
上遠野浩平×金子一馬、極上のMYSTERY×FANTASY!
涙。――それは誰もが流すもの。たとえ禁じられても、こらえきれず溢れるもの……
魔導戦争の隙間にあるその非武装地帯には、見せ掛けと偽りの享楽と笑顔の陰でいつも血塗れの陰惨な事件がつきまとう。積み重ねられし数十年の悲劇の果てに訪れた大破局に、大地は裂け、街は震撼し、人々は喪った夢を想う……そしてすべてが終わったはずの廃墟にやってくる仮面の男がもたらす残酷な真実は、過去への鉄槌か、未来への命綱か……?
仮面の戦地調停士の過去がついに明かされる――!?
上遠野浩平×金子一馬、極上のMYSTERY×FANTASY!
涙。――それは誰もが流すもの。たとえ禁じられても、こらえきれず溢れるもの……
魔導戦争の隙間にあるその非武装地帯には、見せ掛けと偽りの享楽と笑顔の陰でいつも血塗れの陰惨な事件がつきまとう。積み重ねられし数十年の悲劇の果てに訪れた大破局に、大地は裂け、街は震撼し、人々は喪った夢を想う……そしてすべてが終わったはずの廃墟にやってくる仮面の男がもたらす残酷な真実は、過去への鉄槌か、未来への命綱か……?
- 本の長さ294ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2005/1/14
- ISBN-10406182404X
- ISBN-13978-4061824041
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2005/1/14)
- 発売日 : 2005/1/14
- 言語 : 日本語
- 新書 : 294ページ
- ISBN-10 : 406182404X
- ISBN-13 : 978-4061824041
- Amazon 売れ筋ランキング: - 887,544位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1968年生まれ。98年『ブギーポップは笑わない』で第4回電撃ゲーム小説大賞を受賞しデビュー(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 クリプトマスクの擬死工作 (ISBN-13: 978-4396208721 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2005年4月25日に日本でレビュー済み
短編だと思って油断していると、思わぬ落とし穴に嵌まることに・・。最終章のオチには「ああっ!確かに!!」と、目から鱗が・・それぞれが、少しずつリンクして、一つの事件を構成する、この感覚が堪りません。短編だからこその技と言うか。
2005年2月9日に日本でレビュー済み
今作では舞台であるところの禁涙境にまつわる複数の事件を描いていく短編集的な形をとっており、各話で語られる諸要素が帰結となるエピソードにおいて収束していく様は実に見事。
トリックでなく、一つ一つの話をパズル的に組み合わせて全体を構成するという作業においてミステリ性を表現した、大変に作者らしい作品である。
トリックでなく、一つ一つの話をパズル的に組み合わせて全体を構成するという作業においてミステリ性を表現した、大変に作者らしい作品である。
2005年5月13日に日本でレビュー済み
魔法の力が働かないという特殊な場所、禁涙境。
その不可思議さゆえに発展したが、不思議な事件も起きていた。
未解決といわれた事件の背後に潜むもの・・・
なぜそのようなことが起きなくてはいけなかったのか?
少々不条理な気もするが、そういうものかもしれない。
そんな短編が中心の小説です。
その不可思議さゆえに発展したが、不思議な事件も起きていた。
未解決といわれた事件の背後に潜むもの・・・
なぜそのようなことが起きなくてはいけなかったのか?
少々不条理な気もするが、そういうものかもしれない。
そんな短編が中心の小説です。
2005年7月21日に日本でレビュー済み
ファンタジーxミステリーを売りにしているこのシリーズ。魔法の力が無効とされてしまう町の登場でファンタジーの味がごっそりと持っていかれ、戦地調停士・兼探偵EDの登場場面のあまりの少なさで推理部分も大幅に削除。推理などおおよそ不可能なので『禁涙境事件』はミステリーとは言えない。あえて言うなら「ミステリック」というところか。
異常とも言える鋭い観察眼で見事にバラバラだった禁涙境の4大不思議をつなげてしまうEDとその仮面の秘密。EDと風の騎士ヒースとの幼少の小さな思い出。メインポイントをあげればシリーズのファンとしては魅力的に聞こえるが、言葉を変えて言えば彼らが登場するのはそこだけなのでファンとして期待をそがれた気がするのは仕方が無いのかもしれない。
ファンタジーxミステリーを求めるならこの本はすすめられないが、調停士シリーズファンには主要登場人物の過去に触れられる作品なので満足感は得られると思う。上遠野氏の詩をつづるような、独特なスタイルも健在だ。
異常とも言える鋭い観察眼で見事にバラバラだった禁涙境の4大不思議をつなげてしまうEDとその仮面の秘密。EDと風の騎士ヒースとの幼少の小さな思い出。メインポイントをあげればシリーズのファンとしては魅力的に聞こえるが、言葉を変えて言えば彼らが登場するのはそこだけなのでファンとして期待をそがれた気がするのは仕方が無いのかもしれない。
ファンタジーxミステリーを求めるならこの本はすすめられないが、調停士シリーズファンには主要登場人物の過去に触れられる作品なので満足感は得られると思う。上遠野氏の詩をつづるような、独特なスタイルも健在だ。