思春期の特有の青さや他人との距離感がよく書かれていて
ミステリーだけでなく青春小説としても良作。
いまの高校生よりも1970-80年代生まれの思春期から抜けた
20代後半から30代はじめの人のほうが主人公に共感できる箇所は多いかも。
作中に主人公が現在のガンダムのプラモデルをあえて大目の接着剤を
使用して組み立ているシーンが記述されているが、この意味が分かる
人には特にお奨めな一冊
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松浦純菜の静かな世界 (講談社ノベルス) 新書 – 2005/2/8
浦賀 和宏
(著)
「私には分かるよ。あなたの気持ちが。殺したい奴って、確かにいるもの」
大けがを負い、療養生活をおくっていた松浦純菜(まつうらじゅんな)が2年ぶりに自宅に戻ってくると、親友の貴子が行方不明になっていた。市内では連続女子高生殺人事件が発生。被害者は身体の一部を持ち去られていた!大強運で超不幸な“奇跡の男”八木剛士(やぎたけし)と真相を追ううちに2人の心の闇が少しずつ重なり合う新ミステリ。
大けがを負い、療養生活をおくっていた松浦純菜(まつうらじゅんな)が2年ぶりに自宅に戻ってくると、親友の貴子が行方不明になっていた。市内では連続女子高生殺人事件が発生。被害者は身体の一部を持ち去られていた!大強運で超不幸な“奇跡の男”八木剛士(やぎたけし)と真相を追ううちに2人の心の闇が少しずつ重なり合う新ミステリ。
- 本の長さ268ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2005/2/8
- ISBN-104061824139
- ISBN-13978-4061824133
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2005/2/8)
- 発売日 : 2005/2/8
- 言語 : 日本語
- 新書 : 268ページ
- ISBN-10 : 4061824139
- ISBN-13 : 978-4061824133
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,373,644位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
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2016年12月19日に日本でレビュー済み
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関係性のよく分からない登場人物が多く、また主人公も目まぐるしく変わるため、前半は結構読むのが大変でしたが、人間関係のピースが徐々に嵌っていく感があって面白かったです。
一気読みとはいきませんでしたが、後半はあっという間に読めました。
一気読みとはいきませんでしたが、後半はあっという間に読めました。
2005年3月12日に日本でレビュー済み
大怪我から復帰した女子高生「松浦純菜」。以前の親友が行方不明に。そして街では、女子高生の連続殺人が。家族を殺され1人だけ偶然生き残った高校生「剛士」と知り合い、2人は、犯人を探し始める。誰が犯人なのか、そして動機は。
驚くべきトリックや、あっと驚く結末、という感じの本ではないです。しかし、話の調子にのって、最後まで一気に読みました。
シリーズの第1作という感じで、主人公たちの過去や、考え、出会い等の描写が多かったです。
屈折した主人公2人の独白や不器用なやり取りが、犯罪よりも、ずっと読み応えがありました。
驚くべきトリックや、あっと驚く結末、という感じの本ではないです。しかし、話の調子にのって、最後まで一気に読みました。
シリーズの第1作という感じで、主人公たちの過去や、考え、出会い等の描写が多かったです。
屈折した主人公2人の独白や不器用なやり取りが、犯罪よりも、ずっと読み応えがありました。
2011年12月4日に日本でレビュー済み
以降大長編となる八木シリーズの第一作目。
この小説は若干癖があるものの、まとまったミステリとして読むことが出来るだろう。なぜなら主人公とヒロインとなる純菜のキャラが幾分かソフトに描かれているから。
以降の作品では、キャラが大分暴走し、内面描写がかなり深く描かれるようになっていく。途中からジャンルが完全にミステリではなくなっていくのだ。最終的に全部読んだものの、余計な描写、重複する描写がしつこく中だるみ感は凄かった。ラストはキッチリ落ちをつけてくれたが・・・
このシリーズを全作読んだ猛者はなかなかいないだろうが、ファンタジーの中に純文学的なものを感じさせる不思議な感覚の小説だった。もっと短く出来ただろうが。
この小説は若干癖があるものの、まとまったミステリとして読むことが出来るだろう。なぜなら主人公とヒロインとなる純菜のキャラが幾分かソフトに描かれているから。
以降の作品では、キャラが大分暴走し、内面描写がかなり深く描かれるようになっていく。途中からジャンルが完全にミステリではなくなっていくのだ。最終的に全部読んだものの、余計な描写、重複する描写がしつこく中だるみ感は凄かった。ラストはキッチリ落ちをつけてくれたが・・・
このシリーズを全作読んだ猛者はなかなかいないだろうが、ファンタジーの中に純文学的なものを感じさせる不思議な感覚の小説だった。もっと短く出来ただろうが。
2006年6月19日に日本でレビュー済み
後半の安藤シリーズにうんざりしている方はこっちを読んでみてもいいかも。八木が面白すぎます。
装丁ばっちりですね。いきなり坂本龍一を持ってくるあたりは著者のセンスというか、好みですかね。
ミステリとしてもけっこう頑張っているみたいです。新シリーズですか、安藤シリーズはもう書かないんですかね。書いてほしいです。中途半端すぎますからねえ。それよりファウストに連載してたSFのほうが読みたい。あっちはめちゃめちゃ面白かった。
思うんですけど、浦賀さん三人称で書くべきじゃないんです。なんか、だんだん文章が下手くそになってきてる気がする。ソフトSFソフトミステリで『記号を食う魔女』、『記憶の果て』みたいな青春劇をやってくれたほうがいいと思う。
装丁ばっちりですね。いきなり坂本龍一を持ってくるあたりは著者のセンスというか、好みですかね。
ミステリとしてもけっこう頑張っているみたいです。新シリーズですか、安藤シリーズはもう書かないんですかね。書いてほしいです。中途半端すぎますからねえ。それよりファウストに連載してたSFのほうが読みたい。あっちはめちゃめちゃ面白かった。
思うんですけど、浦賀さん三人称で書くべきじゃないんです。なんか、だんだん文章が下手くそになってきてる気がする。ソフトSFソフトミステリで『記号を食う魔女』、『記憶の果て』みたいな青春劇をやってくれたほうがいいと思う。
2005年5月3日に日本でレビュー済み
内容はわりと重めの内容なのに、後味も悪くなく読むことができたのは
主人公達が若く青春小説のような語り口だったことが大きいと思う。
以前に読んだ、他の浦賀 和宏作品に比べても全体的に爽やかだった。
かといって軽いと言うわけではないが、最後までぐいぐいと引っ張られ一気に読んでしまった。
読み応えは十分だと思う。
主人公達が若く青春小説のような語り口だったことが大きいと思う。
以前に読んだ、他の浦賀 和宏作品に比べても全体的に爽やかだった。
かといって軽いと言うわけではないが、最後までぐいぐいと引っ張られ一気に読んでしまった。
読み応えは十分だと思う。