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「ギロチン城」殺人事件 (講談社ノベルス キI- 4) 新書 – 2005/2/1
北山 猛邦
(著)
密室に残されていたのは斬首死体と伝説のロシア人形。
物理トリックの名手・北山猛邦が放つ本格ミステリ!
人形塚に残されていた「Help」という文字を書く書記人形と女性写真。この謎に迫るため探偵の幕辺(まくべ)と学生の頼科(よりしな)は人形の出所『ギロチン城』へ。密室で起きた城主斬首殺人事件という過去、外界を拒絶した構造、多くの処刑具、過剰なセキュリティが存在するこの異様な館で2人を待ち受けていたのは新たな密室殺人!物理トリックの名手・北山猛邦の<城>シリーズ第4弾!!
物理トリックの名手・北山猛邦が放つ本格ミステリ!
人形塚に残されていた「Help」という文字を書く書記人形と女性写真。この謎に迫るため探偵の幕辺(まくべ)と学生の頼科(よりしな)は人形の出所『ギロチン城』へ。密室で起きた城主斬首殺人事件という過去、外界を拒絶した構造、多くの処刑具、過剰なセキュリティが存在するこの異様な館で2人を待ち受けていたのは新たな密室殺人!物理トリックの名手・北山猛邦の<城>シリーズ第4弾!!
- 本の長さ236ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2005/2/1
- ISBN-104061824163
- ISBN-13978-4061824164
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2016年11月24日に日本でレビュー済み
いやーすごい、ミステリで感動したのは15年ぶり。いや、もしかすると30年ぶりかもしれない。中学生の時のYの悲劇とか、かぎ煙草入れとか、高校の時の占星術殺人事件のレベルだ。参りました!!
2010年10月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
城シリーズ四作目です。
面白いっちゃあ面白いですが、城シリーズとしては少々物足りなさを感じますね。
大がかりな物理トリックは健在ですが、そのトリックに意味はあるのか? それじゃなくて他のでもいいのでは?
と思ってしまった今作です。
あと、無意味な設定がいくつかありました。もしかしたら次回作への伏線かもですが。
前作である「クロック城」「瑠璃城」「アリスミラー城」の小ネタが出てくるので、是非それらを読んでから今作を読むことをオススメします。
まぁ、話自体は全て独立してますので、今作からでも読めますが^^
城シリーズを未読の方は、とりあえずクロック城から読破してみてくだしあb
面白いっちゃあ面白いですが、城シリーズとしては少々物足りなさを感じますね。
大がかりな物理トリックは健在ですが、そのトリックに意味はあるのか? それじゃなくて他のでもいいのでは?
と思ってしまった今作です。
あと、無意味な設定がいくつかありました。もしかしたら次回作への伏線かもですが。
前作である「クロック城」「瑠璃城」「アリスミラー城」の小ネタが出てくるので、是非それらを読んでから今作を読むことをオススメします。
まぁ、話自体は全て独立してますので、今作からでも読めますが^^
城シリーズを未読の方は、とりあえずクロック城から読破してみてくだしあb
2015年9月13日に日本でレビュー済み
2005年に講談社ノベルスとして出たものの文庫化。
今回も館にまつわる密室/不可能犯罪なのだが、非常に現代的な密室状況が思いもかけないトリックとからみあっており、衝撃的な結末であった。
ギロチンというギミックも存分に活かされていて満足した。
1、2、3、4、5と機械的にふられた登場人物名なのだが、みなきちんと印象に残るのが不思議。
今回も館にまつわる密室/不可能犯罪なのだが、非常に現代的な密室状況が思いもかけないトリックとからみあっており、衝撃的な結末であった。
ギロチンというギミックも存分に活かされていて満足した。
1、2、3、4、5と機械的にふられた登場人物名なのだが、みなきちんと印象に残るのが不思議。
2019年5月2日に日本でレビュー済み
大虐殺的に人が死にます。
しかも今回は名前も数字だし、かなり記号的。
トリックも相変わらず大掛かり。ギロチン城なので、後は押して知るべしです。
でも、アリス城よりは良かったかな。
しかも今回は名前も数字だし、かなり記号的。
トリックも相変わらず大掛かり。ギロチン城なので、後は押して知るべしです。
でも、アリス城よりは良かったかな。
2010年8月15日に日本でレビュー済み
「城」シリーズ第4弾。
前作「『アリスミラー城』殺人事件」以来、しばらく遠離ったいたので、随分久しぶりの北山作品。今作も、独特の雰囲気を持つ「城」において、クローズドな状況での事件ということで、これまでのシリーズと同じく、安心してその世界を楽しむことが出来る作品だと思う。
今作についての印象派というと、前作と比べて、クセが無いというか、非常に素直な作品だと思う。勿論、作者独自の作風というのは今作でも感じられるが、これまでは執拗ななまでに、その世界、雰囲気を構成する強烈な事件の印象が残っているが、今回はそこまで強く感じなかった。作者の方で加減したのか、もしくはこちらのこれまでに読んだ本で、ある程度免疫が出来ていたのかはわからないが、その意味で、これまでの作品では一番読み易い作品だった。
前作「『アリスミラー城』殺人事件」以来、しばらく遠離ったいたので、随分久しぶりの北山作品。今作も、独特の雰囲気を持つ「城」において、クローズドな状況での事件ということで、これまでのシリーズと同じく、安心してその世界を楽しむことが出来る作品だと思う。
今作についての印象派というと、前作と比べて、クセが無いというか、非常に素直な作品だと思う。勿論、作者独自の作風というのは今作でも感じられるが、これまでは執拗ななまでに、その世界、雰囲気を構成する強烈な事件の印象が残っているが、今回はそこまで強く感じなかった。作者の方で加減したのか、もしくはこちらのこれまでに読んだ本で、ある程度免疫が出来ていたのかはわからないが、その意味で、これまでの作品では一番読み易い作品だった。
2015年7月30日に日本でレビュー済み
物理トリックの名手と裏表紙にかかれてあったので読んでみましたが物理というか叙述トリックじゃないかと思いました
建物の図面が載っていますが主人公が暗闇で周りが見えにくい階層を書いた図であって微妙に構造が違いそれがトリックの一部になっています
他にも叙述がちらほらと。物理トリックというものを始めて手を出しましたが、なんでもありな物を物理トリックなんだと思ってしまいました
建物の図面が載っていますが主人公が暗闇で周りが見えにくい階層を書いた図であって微妙に構造が違いそれがトリックの一部になっています
他にも叙述がちらほらと。物理トリックというものを始めて手を出しましたが、なんでもありな物を物理トリックなんだと思ってしまいました
2005年2月19日に日本でレビュー済み
著者の「城シリーズ」の特徴として、文章が乾いており、キャラクターがまるで人形のように思えるということがある。
このシリーズの場合、人間性や物語性よりも、「いかに犯罪が行われたか」というトリックの解明が中心となっているため、このことは大きな欠点ではないというものの物足りない感もあった。
しかし、今回の「ギロチン城」の場合、その欠点が逆に大きな長所となっている。
もしも作品の舞台が、現実的な、たとえば横浜の山下公園だなどと言われたら、あまりにも作り物めいた登場人物たちに辟易させられただろう。
しかし、非現実的な舞台では、いかにも作り物めいた人形のような登場人物たちがぴったりとあっている。その意味では、舞台をギロチン城に設定した時点でこの作品は成功を約束されたと言っていい。
また、相変わらずのトリックが中心の作品だが、肝心の物語も以前までに比べると格段にアップしているように思える。「アリスミラー城」の時は、読んだ後、あまりのばかばかしさに本を放り出したくなったが、今回は、物語としてもそれなりのものになっている。
残念だったのは、探偵が今ひとつだったこと。
現状では、ただ横柄なだけの美形探偵である。
できれば、そろそろ魅力的なシリーズ探偵に登場してもらいたいものである。それこそ、日本のフェル博士のような人物に。
現在、日本の本格界でカーにもっとも近い場所にいるのは、間違いなくこの作者だろう。
このシリーズの場合、人間性や物語性よりも、「いかに犯罪が行われたか」というトリックの解明が中心となっているため、このことは大きな欠点ではないというものの物足りない感もあった。
しかし、今回の「ギロチン城」の場合、その欠点が逆に大きな長所となっている。
もしも作品の舞台が、現実的な、たとえば横浜の山下公園だなどと言われたら、あまりにも作り物めいた登場人物たちに辟易させられただろう。
しかし、非現実的な舞台では、いかにも作り物めいた人形のような登場人物たちがぴったりとあっている。その意味では、舞台をギロチン城に設定した時点でこの作品は成功を約束されたと言っていい。
また、相変わらずのトリックが中心の作品だが、肝心の物語も以前までに比べると格段にアップしているように思える。「アリスミラー城」の時は、読んだ後、あまりのばかばかしさに本を放り出したくなったが、今回は、物語としてもそれなりのものになっている。
残念だったのは、探偵が今ひとつだったこと。
現状では、ただ横柄なだけの美形探偵である。
できれば、そろそろ魅力的なシリーズ探偵に登場してもらいたいものである。それこそ、日本のフェル博士のような人物に。
現在、日本の本格界でカーにもっとも近い場所にいるのは、間違いなくこの作者だろう。