短編3つと最後の短編に繋がる短い挿話が一つ収録されています。
当初からの予定だったのか、シリーズも3作目の本作品で完結です。このシリーズは、順番に読まないと分かり難いので、ご注意ください。
気軽に読めるオカルトエンターテイメントとして、続けて読みましたが、3作とも楽しく読めました。寿限無のダジャレなど、よく思いついたなと負わせる強引なダジャレを交えた種明かしが、最後までさえています。
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天岩屋戸の研究 (講談社ノベルス タV- 4 私立伝奇学園高等学校民俗学研究会 その) 新書 – 2005/2/1
田中 啓文
(著)
<最後の審判>がいま、始まる!国史の嘘は暴かれるのか!?
“常世の森”に天岩屋戸が存在している……!?
<最後の審判>後の世界について書かれているという幻の預言書『伊邪耶(いざや)による黙示録』によると、伝奇学園の敷地内に広がる“常世(とこよ)の森”のある洞窟を開けば、世界はよきものへと一変するという。森に近づく者は容赦なく殺されていた。日本神話の根幹を揺るがす秘密に保志野(ほしの)・比夏留(ひかる)ら民俗学研究会が迫る伝奇ノベルス!
“常世の森”に天岩屋戸が存在している……!?
<最後の審判>後の世界について書かれているという幻の預言書『伊邪耶(いざや)による黙示録』によると、伝奇学園の敷地内に広がる“常世(とこよ)の森”のある洞窟を開けば、世界はよきものへと一変するという。森に近づく者は容赦なく殺されていた。日本神話の根幹を揺るがす秘密に保志野(ほしの)・比夏留(ひかる)ら民俗学研究会が迫る伝奇ノベルス!
- 本の長さ282ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2005/2/1
- ISBN-104061824236
- ISBN-13978-4061824232
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2005/2/1)
- 発売日 : 2005/2/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 282ページ
- ISBN-10 : 4061824236
- ISBN-13 : 978-4061824232
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,680,360位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
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2020年7月14日に日本でレビュー済み
2009年8月3日に日本でレビュー済み
05年02月のノベルス
の文庫化で,シリーズの3作目にして完結作となります.
全体としてはこれまでと同様,くだらないやり取りなどコミカルな雰囲気はあるものの,
表題作をはじめとし,幕間に用意された編などどちらかと言えば重ための印象を受けます.
また,グロテスクな内容や狂気の沙汰としか思えない終盤などは好みのわかれるところです.
が,終わってみればやはりというか,別の意味で呆気に取られてしまう大どんでん返し.
ムチャクチャとしか言いようがないのですが,このシリーズならアリと思えるアホらしさ.
ただの変わり者だと思っていた登場人物らに,ちゃんと意味があったことにも驚かされます.
反対に本巻がはじめてだとすると,先の重たい雰囲気も含めてついていけないかもしれません.
ただ, 一作目 から伏線や小編を挟んできた割には最後は少しばかりあっさりかなとも思え,
微笑ましいエピローグも含めて,ちょっと急いで畳んでしまったように見えるのが残念です.
全体としてはこれまでと同様,くだらないやり取りなどコミカルな雰囲気はあるものの,
表題作をはじめとし,幕間に用意された編などどちらかと言えば重ための印象を受けます.
また,グロテスクな内容や狂気の沙汰としか思えない終盤などは好みのわかれるところです.
が,終わってみればやはりというか,別の意味で呆気に取られてしまう大どんでん返し.
ムチャクチャとしか言いようがないのですが,このシリーズならアリと思えるアホらしさ.
ただの変わり者だと思っていた登場人物らに,ちゃんと意味があったことにも驚かされます.
反対に本巻がはじめてだとすると,先の重たい雰囲気も含めてついていけないかもしれません.
ただ, 一作目 から伏線や小編を挟んできた割には最後は少しばかりあっさりかなとも思え,
微笑ましいエピローグも含めて,ちょっと急いで畳んでしまったように見えるのが残念です.
2008年1月19日に日本でレビュー済み
「私立伝奇学園高等学校民俗学研究会」シリーズ(全3巻)の第3巻。
「オノゴロ洞の研究」「天岩屋戸の研究 序説二」「雷獣洞の研究」「天岩屋戸の研究 本論」の4編が収められている。
学園もの、UMA、駄洒落、洞窟探検、民俗学を組み合わせたギャグ小説。駄洒落、結末の下らなさに耐えられない人は読まない方が良いだろう。
大風呂敷を広げまくったこのシリーズだが、ついに大団円を迎える。結末については、何とも言えない脱力感を覚えたと言っておこう。実に田中啓文的だ。
はちゃめちゃな話だが、スピード感があってすいすい読めてしまうのと、無理に論理的にまとめようとしたりしないことで、意外に欠点が目立たない。娯楽小説としては上出来の一冊だろう。
くどいようだが、推理小説ではないので、ご注意。
「オノゴロ洞の研究」「天岩屋戸の研究 序説二」「雷獣洞の研究」「天岩屋戸の研究 本論」の4編が収められている。
学園もの、UMA、駄洒落、洞窟探検、民俗学を組み合わせたギャグ小説。駄洒落、結末の下らなさに耐えられない人は読まない方が良いだろう。
大風呂敷を広げまくったこのシリーズだが、ついに大団円を迎える。結末については、何とも言えない脱力感を覚えたと言っておこう。実に田中啓文的だ。
はちゃめちゃな話だが、スピード感があってすいすい読めてしまうのと、無理に論理的にまとめようとしたりしないことで、意外に欠点が目立たない。娯楽小説としては上出来の一冊だろう。
くどいようだが、推理小説ではないので、ご注意。