純愛のお話しです。
最後のほうは自分の大切な人を自然と想い出しながら読みすすめていました。
とても素敵なお話しでした。
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ぼくのメジャースプーン (講談社ノベルス) 新書 – 2006/4/7
辻村 深月
(著)
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3ヵ月前の事件に終止符を。
大切なあの子を救うため戦う「ぼく」の7日間。
不思議な力を持つ小学4年生「ぼく」の、罪と罰のカタチ
「ぼく」は小学4年生。不思議な力を持っている。
忌まわしいあの事件が起きたのは、今から3ヵ月前。「ぼく」の小学校で飼っていたうさぎが、何者かによって殺された……。大好きだったうさぎたちの無残な死体を目撃してしまった「ぼく」の幼なじみ・ふみちゃんは、ショックのあまりに全ての感情を封じ込めたまま、今もなお登校拒否を続けている。笑わないあの子を助け出したい「ぼく」は、自分と同じ力を持つ「先生」のもとへと通い、うさぎ殺しの犯人に与える罰の重さを計り始める。「ぼく」が最後に選んだ答え、そして正義の行方とは!?
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- 本の長さ337ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2006/4/7
- ISBN-104061824783
- ISBN-13978-4061824782
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商品の説明
出版社からのコメント
罰と救済の意味をいま現在に問う泣ける名作
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2006/4/7)
- 発売日 : 2006/4/7
- 言語 : 日本語
- 新書 : 337ページ
- ISBN-10 : 4061824783
- ISBN-13 : 978-4061824782
- Amazon 売れ筋ランキング: - 560,629位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1980年2月29日生まれ。山梨県出身。千葉大学教育学部卒業。
2004年に『冷たい校舎の時は止まる』で第31回メフィスト賞を受賞しデビュー。他の著作に『子どもたちは夜と遊ぶ』『凍りのくじら』『ぼくのメジャースプーン』『スロウハイツの神様』『名前探しの放課後』『ロードムービー』『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』『V.T.R.』『光待つ場所へ』(以上、講談社)、『太陽の坐る場所』(文藝春秋)、『ふちなしのかがみ』(角川書店)など。
2010年に『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』が第142回直木賞候補作となる。新作の度に期待を大きく上回る作品を刊行し続け、幅広い読者からの熱い支持を得ている。
カスタマーレビュー
星5つ中4.3つ
5つのうち4.3つ
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年1月1日に日本でレビュー済み
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作者の特長として狙うところが明確である。分かりやすいとか言うことでなく、読み終わった後にこれが言いたかったことだとハッキリわかる。単なる寓話にとどまらないのはそのおかげだと思います。本作も明確に伝わりました。
2022年9月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最近辻村深月さんの作品を読んでいます。
中でも凍りのくじらが1番好きだったのですがこの作品はぶっちぎりで僕の中の1番になってしまいました。
この作品を読む前に「子供たちは夜と遊ぶ」をお読みにやることを強くおすすめします。
中でも凍りのくじらが1番好きだったのですがこの作品はぶっちぎりで僕の中の1番になってしまいました。
この作品を読む前に「子供たちは夜と遊ぶ」をお読みにやることを強くおすすめします。
2017年1月12日に日本でレビュー済み
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辻村さんの本は、最後の最後で止まらなくなります。
すてきなお話でした。サンタさんについてもう少しいろんなことを知ったら、ぜひ娘にも読ませたい本です。
すてきなお話でした。サンタさんについてもう少しいろんなことを知ったら、ぜひ娘にも読ませたい本です。
2022年5月25日に日本でレビュー済み
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帯が無いだけで、表紙、中とも新品でした。
2020年7月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白かった。
辻村先生の文章は読みやすく、物語に入り込みやすいと思う。ただ、序盤後半から中盤にかけて、動物好きにはキツすぎる内容が続いた。
読者を本気で怒らせる小説は優秀だと思うが、あまりにキツすぎる。名作だと感じるが二度と読まないだろう。
まあでも、面白かったです
辻村先生の文章は読みやすく、物語に入り込みやすいと思う。ただ、序盤後半から中盤にかけて、動物好きにはキツすぎる内容が続いた。
読者を本気で怒らせる小説は優秀だと思うが、あまりにキツすぎる。名作だと感じるが二度と読まないだろう。
まあでも、面白かったです
2021年5月9日に日本でレビュー済み
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久しぶりに読んだ小説。
友達におすすめされた辻村深月作品。
いい具合にシリアスで、
かつ命に対する価値観、考え方を深く考えさせられる。
「自分のために一生懸命になってくれる誰かがいること。自分が誰かにとってのかけがえのない人間であることを思い出すことでしか、馬鹿にされて傷ついた心は修復できない。」
この一文に泣けた。
友達におすすめされた辻村深月作品。
いい具合にシリアスで、
かつ命に対する価値観、考え方を深く考えさせられる。
「自分のために一生懸命になってくれる誰かがいること。自分が誰かにとってのかけがえのない人間であることを思い出すことでしか、馬鹿にされて傷ついた心は修復できない。」
この一文に泣けた。
2018年1月9日に日本でレビュー済み
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ほんと、泣きました。
活字にここまで泣かされるなんて・・・。
命とはなにか。
罪とはなにか。
許すとはなにか。
忘れることとはなにか。
復讐とはなにか。
そして
生きるとはなにか。
これらの事を考えながら読み進めました。
私は、「ぼく」が実行前の前日に、ふみちゃんに語りかけた言葉が深く深く心に残っています。
命の価値について、重みは違うのかも知れない。でもふみちゃんにとってはとてもとても大切な命であった。
このことに、絆を感じるし、慈しむことの大切さを感じました。
そして、「ぼく」のもつ能力は特別なのかもしれません。ですが、人は祈り、そして願うことがありますよね。いろんな意味で。
それって、基本的には同じ力なのかなとも思いました。なので、その力をどう使うかを考えるのも必要だとも感じました。
おすすめの一冊です。
活字にここまで泣かされるなんて・・・。
命とはなにか。
罪とはなにか。
許すとはなにか。
忘れることとはなにか。
復讐とはなにか。
そして
生きるとはなにか。
これらの事を考えながら読み進めました。
私は、「ぼく」が実行前の前日に、ふみちゃんに語りかけた言葉が深く深く心に残っています。
命の価値について、重みは違うのかも知れない。でもふみちゃんにとってはとてもとても大切な命であった。
このことに、絆を感じるし、慈しむことの大切さを感じました。
そして、「ぼく」のもつ能力は特別なのかもしれません。ですが、人は祈り、そして願うことがありますよね。いろんな意味で。
それって、基本的には同じ力なのかなとも思いました。なので、その力をどう使うかを考えるのも必要だとも感じました。
おすすめの一冊です。