地域限定特装版の初版をようやく手に入れました
思っていたより美本でよかったです
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
邪魅の雫 大磯・平塚地域限定特装版 (講談社ノベルス) 新書 – 2006/9/27
京極 夏彦
(著)
京極堂シリーズ最新作・特装版!
- 本の長さ824ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2006/9/27
- ISBN-104061825089
- ISBN-13978-4061825086
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2006/9/27)
- 発売日 : 2006/9/27
- 言語 : 日本語
- 新書 : 824ページ
- ISBN-10 : 4061825089
- ISBN-13 : 978-4061825086
- Amazon 売れ筋ランキング: - 935,414位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
1963年生まれ。北海道小樽市出身。
日本推理作家協会 監事。世界妖怪協会・お化け友の会 代表代行。
1994年「姑獲鳥の夏」で衝撃的なデビューを飾る。1996年「魍魎の匣」で第49回日本推理作家協会賞長編部門、1997年「嗤う伊右衛門」で第25回泉鏡花賞、2003年「覘き小平次」で第16回山本周五郎賞、2004年「後巷説百物語」で第130回直木賞を受賞。2011年 「西巷説百物語」で第24回柴田錬三郎賞受賞。2016年 遠野文化賞受賞。2019年 埼玉文化賞受賞。2022年 「遠巷説百物語」で第56回吉川英治文学賞受賞。
カスタマーレビュー
星5つ中4.9つ
5つのうち4.9つ
9グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2008年3月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
京極先生の作品は文庫で集めていたので文庫発売を待とうかなって思っていました。
Amazonで偶然「大磯・平塚地域限定」を知り購入しました。
ノベルスは馴染みがなく装丁が好きでないので手をださないのですが、
この装丁はとても素敵でした。
私は大磯・平塚の近くに住んでいますが、
Amazonで全国の人が買えるのであれば、
こちらがお勧めです。
Amazonで偶然「大磯・平塚地域限定」を知り購入しました。
ノベルスは馴染みがなく装丁が好きでないので手をださないのですが、
この装丁はとても素敵でした。
私は大磯・平塚の近くに住んでいますが、
Amazonで全国の人が買えるのであれば、
こちらがお勧めです。
2006年10月10日に日本でレビュー済み
シリーズ物であるという制約の中で、毎回色々な趣で
展開され、語られる。
京極作品を読んでいると、著作の中で、あの作品の方が上だとか
下だとかいう、順位をつけることがいかに無意味であるか痛感する。
今回は久々の新刊だったこともありじっくり時間をかけて読んだ。
ストーリーを追うだけの感覚で読むといらいらするが、(大鷹とか。)
ミステリーとして事件が紡がれ、ほぐれていく過程は充分楽しめる。
またそれ以上に、単純に読み物としてどこの文章をとっても
「ただ読んでいる」楽しみを実感できた。
再読、再々読がこれほど面白い本は私にとっては希少で、貴重である。
(読み終わった瞬間はすごい疲れたけど)
展開され、語られる。
京極作品を読んでいると、著作の中で、あの作品の方が上だとか
下だとかいう、順位をつけることがいかに無意味であるか痛感する。
今回は久々の新刊だったこともありじっくり時間をかけて読んだ。
ストーリーを追うだけの感覚で読むといらいらするが、(大鷹とか。)
ミステリーとして事件が紡がれ、ほぐれていく過程は充分楽しめる。
またそれ以上に、単純に読み物としてどこの文章をとっても
「ただ読んでいる」楽しみを実感できた。
再読、再々読がこれほど面白い本は私にとっては希少で、貴重である。
(読み終わった瞬間はすごい疲れたけど)
2006年10月3日に日本でレビュー済み
御祭り騒ぎのような、京極さんの新刊につい手を伸ばしてしまいました。京極さんは熱狂的なフアンの人が回りにたくさんいるし、水木しげる先生の弟子ということでかなり評価が高いというか、立ち回りの派手な作家さんというイメージが先行するのですが、かなりのボリユウーム、これを読むには、ある種の心意気と時間が必要です。内容はいかに人の中に邪な思いが存在しかつ、詰まるところどんどん殺されていくのですが、最後はやはり人はただただおろかな存在なのだなあというところで終わります。最後まで、読ませるのはやはり作家の底力だと思いました。
2006年12月6日に日本でレビュー済み
京極氏の作品は推理小説で言う”動機”に主軸を置いている。
人の心の闇、現代の病んだ社会が生んだ、一種常軌を逸した殺人者が描かれていることが多いように思う。
舞台が昭和28年、GHQが撤退し、日本が民主主義国として一人歩きしだした時代と言うのもキ−になっているのかもしれない。
今回は世の中とかかわれない人々がキ−マンになっており、現在のネット犯罪をも連想してしまう。
京極堂は常に犯人の心の中に入り、心の中の闇を解き放ち、憑き物を落とすのだが、それは犯人にとって一種のセラピ―になっているように思う。
しかしながら、この作品には京極堂にとっても”わからない”人物が登場する。
ストレス、トラウマ、甘えに押しつぶされた無軌道な殺人者に憑いた妖怪は京極堂にも、分からないのだろうか?
今回作品の奥行きに反して、少々長かったような気がし、星4つです
人の心の闇、現代の病んだ社会が生んだ、一種常軌を逸した殺人者が描かれていることが多いように思う。
舞台が昭和28年、GHQが撤退し、日本が民主主義国として一人歩きしだした時代と言うのもキ−になっているのかもしれない。
今回は世の中とかかわれない人々がキ−マンになっており、現在のネット犯罪をも連想してしまう。
京極堂は常に犯人の心の中に入り、心の中の闇を解き放ち、憑き物を落とすのだが、それは犯人にとって一種のセラピ―になっているように思う。
しかしながら、この作品には京極堂にとっても”わからない”人物が登場する。
ストレス、トラウマ、甘えに押しつぶされた無軌道な殺人者に憑いた妖怪は京極堂にも、分からないのだろうか?
今回作品の奥行きに反して、少々長かったような気がし、星4つです
2006年10月20日に日本でレビュー済み
今回は京極堂や榎木津の登場が極端に少なく、脇役のはずの益田や青木の視点で話が進行していきます。関口もあくまで脇役であり、初期の作品とはだいぶ雰囲気が変わったと思います。
殺人事件としては被害者・犯人の人数が多く交差していたため、読んでいるうちに誰が誰だかわからなくなってしまい、読むのに非常に時間を要しました。(私の理解力に問題があるのかも知れませんが…)
ただ今まであまりにも超人的だった榎木津が「百器徒然袋風」の最後で見せた人間らしい一面を今回も見せてくれたところがとても良かった。今までの破天荒なキャラクターももちろん好きですが、榎木津という人物像に厚みが加わり親近感を持てました。
殺人事件としては被害者・犯人の人数が多く交差していたため、読んでいるうちに誰が誰だかわからなくなってしまい、読むのに非常に時間を要しました。(私の理解力に問題があるのかも知れませんが…)
ただ今まであまりにも超人的だった榎木津が「百器徒然袋風」の最後で見せた人間らしい一面を今回も見せてくれたところがとても良かった。今までの破天荒なキャラクターももちろん好きですが、榎木津という人物像に厚みが加わり親近感を持てました。