夢中で読み進めてあっという間に終わってしまいました。
環もコーキも好きすぎて、VTRもすぐ読んでそしてまた大好きなものが増えました。
世界観が好きすぎます。
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スロウハイツの神様(下) (講談社ノベルス) 新書 – 2007/1/12
辻村 深月
(著)
衝突と修復を繰り返し、ゆっくりと変化する絆。
ここはずっと、みんなの家。
10年前の事件の関係者『コーキの天使』が現れた!
『スロウハイツ』202号室。そこには、わたしたちの神様が住んでいる。人気作家チヨダ・コーキが暮らす『スロウハイツ』の住人たちは、平和な日々を送っていた。新たな入居者、加々美莉々亜がくるまでは――。コーキに急接近する莉々亜の存在が、不穏な空気を漂わせるなか、突如判明した驚愕の事実。赤羽環(たまき)のプライドを脅かすこの事件は、どんな結末を迎えるのか……。環を中心とした『スロウハイツ』の環(わ)は、激しい衝突と優しい修復を繰り返しながら、それでもゆっくりと着実に自分たちなりの円を描いていく。未成熟な卵たちが、ここを巣立つ時とは!?
ここはずっと、みんなの家。
10年前の事件の関係者『コーキの天使』が現れた!
『スロウハイツ』202号室。そこには、わたしたちの神様が住んでいる。人気作家チヨダ・コーキが暮らす『スロウハイツ』の住人たちは、平和な日々を送っていた。新たな入居者、加々美莉々亜がくるまでは――。コーキに急接近する莉々亜の存在が、不穏な空気を漂わせるなか、突如判明した驚愕の事実。赤羽環(たまき)のプライドを脅かすこの事件は、どんな結末を迎えるのか……。環を中心とした『スロウハイツ』の環(わ)は、激しい衝突と優しい修復を繰り返しながら、それでもゆっくりと着実に自分たちなりの円を描いていく。未成熟な卵たちが、ここを巣立つ時とは!?
- 本の長さ317ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2007/1/12
- ISBN-104061825127
- ISBN-13978-4061825123
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2007/1/12)
- 発売日 : 2007/1/12
- 言語 : 日本語
- 新書 : 317ページ
- ISBN-10 : 4061825127
- ISBN-13 : 978-4061825123
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,098,927位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1980年2月29日生まれ。山梨県出身。千葉大学教育学部卒業。
2004年に『冷たい校舎の時は止まる』で第31回メフィスト賞を受賞しデビュー。他の著作に『子どもたちは夜と遊ぶ』『凍りのくじら』『ぼくのメジャースプーン』『スロウハイツの神様』『名前探しの放課後』『ロードムービー』『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』『V.T.R.』『光待つ場所へ』(以上、講談社)、『太陽の坐る場所』(文藝春秋)、『ふちなしのかがみ』(角川書店)など。
2010年に『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』が第142回直木賞候補作となる。新作の度に期待を大きく上回る作品を刊行し続け、幅広い読者からの熱い支持を得ている。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年5月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最初に読んだ時から 無性に気に入っていました。当然 買って 読み返していたのですが 長い年月の内に 読みかえす事もなくなっていました。15年ぶりくらいかなあ。先日 無償に読みたくなって 本棚を探したのですが 上巻しか見つかりませんでした。上巻を読んだら 下巻も読みたくなります。本屋に行くのも惜しくて 電子書籍で購入しちゃいました。やっぱりいい。2人のすれ違い愛が 愛おしいです。今でも大好きなのが 確認出来ました。
2023年12月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大活躍している小説家のコーキ、芽が出始めた脚本家の環、
漫画家の卵の狩野、映画監督の卵の正義、画家の卵のスー。
これら5人の共同生活を中心に、物語は展開されていく。
漫画家の卵のエンヤが出ていき、小説家の卵の莉々亜が入ってくることを
交えながら。
主要登場人物の現在や過去をいったり、きたりしながら、
物語は徐々に進んでいく。
次第に環の過去が明らかにされていき、
環の強い性格がいかに作られていったのかが分かってくる。
コーキの過去が明らかにされていくと、
環に愛おしさを感じてくる。
つまり、読み進めていくうちに、
環の強さ、弱さ、厳しさ、優しさを知り、魅了されていく。
しかし、物語が伏線の回収に重きが置かれているため、
もうひとりの重要人物であるコーキとの間に掛け合いが生じず、
化学反応が起きない。
コーキと環のすれ違いや、コーキの奥手ぶりに焦点が当てられたら、
物語に深みがもっと増しただろう。
残念でならない。
読ませる力がこの話にはあるので、
もっとストレートに物語を展開させてほしかった。
共同生活を通じてお互いを深く知ったことによって生じた化学反応が
正義の覚醒やスーの紆余曲折に限られているのは、
あまりにもったいない。
やはり、コーキが知人から環を紹介されたシーン(p.143)の
コーキの発言「ああ。――お久しぶりです」には
疑問を禁じ得ない。
ここは、「大きくなったね」か「立派になったね」とうっかり言ってしまい、
慌てて訂正するのが妥当だろう。
大傑作になりえたのではないかと思うと残念な気持ちになるが、
それでも、本作品はとても楽しめた。
大傑作は別の作品に期待します。
これから本書を読む人は、
本書に出てくる小説『ダークウェル』の原作者、幹永舞について、
正義が「カン・エイブ」と読んでいた伏線(p.47)は最後に回収されるので、
覚えておいてくださいね。
漫画家の卵の狩野、映画監督の卵の正義、画家の卵のスー。
これら5人の共同生活を中心に、物語は展開されていく。
漫画家の卵のエンヤが出ていき、小説家の卵の莉々亜が入ってくることを
交えながら。
主要登場人物の現在や過去をいったり、きたりしながら、
物語は徐々に進んでいく。
次第に環の過去が明らかにされていき、
環の強い性格がいかに作られていったのかが分かってくる。
コーキの過去が明らかにされていくと、
環に愛おしさを感じてくる。
つまり、読み進めていくうちに、
環の強さ、弱さ、厳しさ、優しさを知り、魅了されていく。
しかし、物語が伏線の回収に重きが置かれているため、
もうひとりの重要人物であるコーキとの間に掛け合いが生じず、
化学反応が起きない。
コーキと環のすれ違いや、コーキの奥手ぶりに焦点が当てられたら、
物語に深みがもっと増しただろう。
残念でならない。
読ませる力がこの話にはあるので、
もっとストレートに物語を展開させてほしかった。
共同生活を通じてお互いを深く知ったことによって生じた化学反応が
正義の覚醒やスーの紆余曲折に限られているのは、
あまりにもったいない。
やはり、コーキが知人から環を紹介されたシーン(p.143)の
コーキの発言「ああ。――お久しぶりです」には
疑問を禁じ得ない。
ここは、「大きくなったね」か「立派になったね」とうっかり言ってしまい、
慌てて訂正するのが妥当だろう。
大傑作になりえたのではないかと思うと残念な気持ちになるが、
それでも、本作品はとても楽しめた。
大傑作は別の作品に期待します。
これから本書を読む人は、
本書に出てくる小説『ダークウェル』の原作者、幹永舞について、
正義が「カン・エイブ」と読んでいた伏線(p.47)は最後に回収されるので、
覚えておいてくださいね。
2022年3月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
同僚に薦められて読んだけれど、とても面白かった。コウちゃんと環の純粋さ、もがいて生きていく登場人物たちのリアル。
初志貫徹!の環の真っ直ぐさに凄くスカッとした気持ちになりました。
初志貫徹!の環の真っ直ぐさに凄くスカッとした気持ちになりました。
2021年2月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
眠りにつくまでのほんのひと時の読書タイムとして選んだ一冊でした。
前半はふーん。そうかー。そんな感じかー。くらいに数ページ読んでは眠りにつき、、、を繰り返していたのですが、後半になるにつれ、睡眠時間が削られるようになり、最後は昼間の忙しい時間に他のことを後回しにして読んでしまいました。
切なくてあたたかいお話です。
前半に何気なく読んでしまっていたのがもったいないので、これから登場人物一人一人と向き合いながらもう一回読みなおします!
前半はふーん。そうかー。そんな感じかー。くらいに数ページ読んでは眠りにつき、、、を繰り返していたのですが、後半になるにつれ、睡眠時間が削られるようになり、最後は昼間の忙しい時間に他のことを後回しにして読んでしまいました。
切なくてあたたかいお話です。
前半に何気なく読んでしまっていたのがもったいないので、これから登場人物一人一人と向き合いながらもう一回読みなおします!
2021年3月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読み終えたときの爽快感は最高です!
2023年8月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ネタバレはしません。
最初主人公を勘違いして読み始め、読み終わったら主人公なんて誰でもよかったのかも、なんて思いました。
それくらい登場人物1人1人にキャラクターがちゃんと割り当てられています。
それぞれの人間関係にもどかしさを抱えながらも、みんな頑張れ、、、!と応援して読み進め、ラストはこれでよかったんだ✨とスッキリな後味。
ミステリーばかり読んで人間不信になっていら脳にはサイダーのような清涼感を与えてくれました。
誰にでもお勧めできる一冊かと思います。
最初主人公を勘違いして読み始め、読み終わったら主人公なんて誰でもよかったのかも、なんて思いました。
それくらい登場人物1人1人にキャラクターがちゃんと割り当てられています。
それぞれの人間関係にもどかしさを抱えながらも、みんな頑張れ、、、!と応援して読み進め、ラストはこれでよかったんだ✨とスッキリな後味。
ミステリーばかり読んで人間不信になっていら脳にはサイダーのような清涼感を与えてくれました。
誰にでもお勧めできる一冊かと思います。
2021年2月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2回読みたくなる。登場人物を愛さずにはいられない、不朽の名作!