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そして、警官は奔る (講談社ノベルス) 新書 – 2007/2/7

4.0 5つ星のうち4.0 61個の評価

「刑事」という仕事に命を賭ける男達の物語
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2007/2/7)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2007/2/7
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 488ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4061825186
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4061825185
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 61個の評価

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日明 恩
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上位レビュー、対象国: 日本

2012年11月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 衝撃的で、そして感銘的な小説だった。買ってからしばらく置いていたので、読み始めたときに主人公の武本や潮崎にピンと来なかったが、すぐに思い出した。そうだった、あの、「それでも、警官は微笑う」の武本と潮崎だ!と、そして、これは面白い小説になるぞ、と思った。

 筋書きは、幼児ポルノの愛好者の摘発に端を発して、違法滞在の外国人の母親とその子供の存在を描き、それに絡めて警察官としての職務のあり方を問う、という内容になっている。

 違法滞在で日本に暮らす子供たちには国籍がない、そのために公的な或は社会的援助を受けることができず、更には摘発を恐れて隠れて生活しなければならない。そういう子供たちを、違法と知りながらも人道的観点から支援する人達も居る。この小説では、羽川のぞみ、という不法滞在の子供たちの支援者を中心に、子供たちを無償で診断する引退した高名な医師、羽川に好意を寄せながら支援する若者、などを登場させる。更に著者は、不法滞在を見逃している警察官を描くことにより、読者に対して、人道的観点から、そのような不法行為を許すのもやむおえない、という気持ちにさせるのだった。

 一方で著者は、善意の裏に潜む羽川のぞみの企みを窺わせるような描写をしながら、そして警官の中の警官である武本の振れのない信念を通して、読者の意識を覚醒させることも忘れない。

 著者は武本に、「法に殉じるのが警官だ」と言わせながらも、「警察官も人間である上は人間として優先すべきことを尊重したくなるのは当然だ」と迷える心の内を吐露させ、娘を売り渡した母親を非難する羽川のぞみに対して、「自分のしたいことのために他人を犠牲にしても構わないという考え方は、そういう母親と同じだ」と喝破するのだった。

 真に読みごたえがあり、真剣に読んだ。私は次回の武本の活躍を期待したい。そして潮崎は次の舞台でどのような役割をするのか、も楽しみである。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年7月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
普通でした。
2023年1月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
特に若手の方のバディーのキャラ設定に抵抗感を感じると難しいかもしれません。難しいテーマを扱ってますし、真犯人の背景もある意味、設定したテーマからは”ありがちな犯人像”かもしれませんが、良く書けていますし、表面をなぞっただけでなく、きちんとそれなりに深堀りされているところを評価したいと思いました。ミステリとしては星3つ、作品としての総合評価は4つという感じです。
2019年12月29日に日本でレビュー済み
今年の読書300冊目に選んだ名作です。
3ヶ月前に読んだ1作目の『それでも、警官は微笑う』が、未曾有の壮大な犯罪&大長編(約600ページ)という大傑作で、2作目のあらすじ&前作以上の量(670ページ)という点から間違いなく名作だろうと予想し、300冊目に選ぶと決めて読まずにいました。

テーマは、違法滞在の外国人の母親が出生届を出さなかった故に、国籍がなく存在しない人間=棄児の悲惨な現実と、
そんな子供たちを、違法と知りながらも人道的観点から支援する人達。
そして、それらに関わる警察の在り方。

個人的には、描かれる犯罪の一部の地獄を身近に体験してるので黒幕を支援したくなります。
それでも行き過ぎた狂気の恐ろしさと、主人公が警察として人の在り方をきちんと告げた点が素晴らしく、心に染み入りましたし、警察の温情というテーマも様々考えさせられました。
自分自身、見知らぬ警察の温情のおかげで人生を再生しようと心を改めた過去があるので、人を変える力・人を救う力を持つ、警察の奥深さにも思いを馳せました。

社会派ミステリーとして屈指の名作であり、是非オススメです!
2016年3月13日に日本でレビュー済み
でも、羽川のぞみの、「憐れみは人を傷つけるの。どんな酷い言葉や行為よりも。」には強く共感。
和田のストイックな生きざまも、良いねえ。
2019年12月10日に日本でレビュー済み
数ある警官小説の中でこのシリーズが一番好き。
登場人物も、奥行きがあって、読んでて違和感ないし、一気に読みたくなる一冊。
テーマがキツイ内容だったけど、それでも読後はネガティブにはならなかった。
2013年1月31日に日本でレビュー済み
 前作とは違い、格闘も、追走劇もなく、ましてや銃なんか一度も使わないので迫力という点で言うと少し落ちるかもしれないが、いろいろなことを考えさせられる点で言うならば、同じくらい、人によってはそれ以上の評価をつける人もいるのではないかと思う。

 一番考えさせられたことは、「罪」と「罰」の意味だ。

 法を犯すことが全て「罪」なのか、人を不幸にしなければ「罪」にならないのではないか。

 「罰」の認識は小菅が正しいのか和田が正しいのか。

 等、考えさせられた登場人物たちの言動は数多くある。
 それらを見聞きし、自分の答えを出すことが本作を読む意味なのだと思う。

 「罪」と「罰」の意味を考えさせられる作品は数多くある。
 中でも本作は必ず読んでほしいものの一つである。
 だから数多くの人に読んでもらいたい。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年8月29日に日本でレビュー済み
めちゃくちゃおもしろいです!ドップリと嵌っていくー!日明恩さんの著書は初めてやけどこれからでているの買って読みます!
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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