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世界でいちばん醜い子供 (講談社ノベルス) 新書 – 2007/4/6

4.2 5つ星のうち4.2 4個の評価

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松浦純菜最大の謎がついに明らかに!?  かつて松浦純菜を地獄の底に突き落とした事件の真相に、純菜が肉薄。そして、次第に八木剛士出生という、シリーズの最大の謎の核心に迫ってゆく。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2007/4/6)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2007/4/6
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 256ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4061825224
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4061825222
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 4個の評価

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浦賀 和宏
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カスタマーレビュー

星5つ中4.2つ
5つのうち4.2つ
4グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2011年6月15日に日本でレビュー済み
「記憶の果て」シリーズなどを書いた浦賀和宏の松浦純菜シリーズ最新作。(2007年4月現在)

これはまたすごい冒険しちゃったなぁという作品でした。
特にシリーズを続けて読んできた人には、ある意味で衝撃作なんじゃないでしょうか。

なんたって、これまでのシリーズでずっと第三者目線で天使のように描かれてきたヒロインが、あろうことか一人称の主人公で、おまけにいろんなぐちゃぐちゃしたこと考えいるのです。
言ってみれば、性格の悪いしずかちゃんが主人公の「ドラえもん」みたいなものです。
それ、どうなのって気持ちになります。
面白いけど、なります。

それと、いまで八木君の立場からずっと描かれていたので、なかなか入っていくのができませんでした。
ここのところ、シリーズの結末と合わせて次回作でどうまとめるのか。
うまくまとめてくれよ、という気持ちで期待しています。

※好きな作家の方のシリーズものなので、星は参考になりません。あしからず。

あとはちょっと思ったことを。
・女性を主人公にするのは難しかったのかなぁという気が少ししました。なんとなく、違和感あります。
・前作に出てきた謎の組織(?)の話はどうなったのでしょうか。今回、まったく出てきませんでした。
・この作品でシリーズ完結という噂だったのですが、あれは単なる噂だったのでしょうか。まだ完結してません。
・少し薄くなったのが非常に気になりました。安藤君シリーズのようにはなって欲しくないと心から願います。
2007年4月19日に日本でレビュー済み
シリーズの6作目になります.

ずっと少年側だった視点が少女側に移って物語は進んでいきます.
これにより少女の内面が語られ,かなり新鮮な印象もあるのですが,
その内面をさらけ出している自問自答が延々とつづくのは退屈でした.

ほかにも,1作目から語られていた過去への決着があるのですが,
これまでのイメージからすると,ちょっと扱いが弱く感じますし,
ミステリなのに,真相が単調でわかりやすかったのも残念なところ.
またその結末もやや呆気なく,もっと掘りさげてもらいたかったです.

少年との絆を取り戻すために必要なパートだったと思うのですが,
衝撃的な前作からの進展がほとんどないのはなんとも物足りません.
前作でようやく見えかけた作品の雰囲気が,またぼやけた気がします.
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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