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イナイ×イナイ (講談社ノベルス) 新書 – 2007/5/10
待望の森ミステリィ、Xシリーズ第1弾
「私の兄を捜していただきたいのです」
美術品鑑定を生業とする椙田事務所を訪れた黒衣の美人・佐竹千鶴はこう切り出した。都心の一等地に佇立する広大な佐竹屋敷、美しき双子、数十年来、地下牢に閉じ込められているという行方不明の兄・鎮夫。そして自ら《探偵》を名乗る男が登場する。旧家で渦巻く凄惨な事件の香り……。新章開幕、Xシリーズ第1弾!!
- 本の長さ304ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2007/5/10
- ISBN-104061825313
- ISBN-13978-4061825314
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2007/5/10)
- 発売日 : 2007/5/10
- 言語 : 日本語
- 新書 : 304ページ
- ISBN-10 : 4061825313
- ISBN-13 : 978-4061825314
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,523,027位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
1957年愛知県生まれ。工学博士。
某国立大学の工学部助教授の傍ら1996年、『すべてがFになる』(講談社文庫)で第1回メフィスト賞を受賞し、衝撃デビュー。以後、犀川助教授・西之園萌絵のS&Mシリーズや瀬在丸紅子たちのVシリーズ、『φ(ファイ)は壊れたね』から始まるGシリーズ、『イナイ×イナイ』からのXシリーズがある。
ほかに『女王の百年密室』(幻冬舎文庫・新潮文庫)、映画化されて話題になった『スカイ・クロラ』(中公文庫)、『トーマの心臓 Lost heart for Thoma』(メディアファクトリー)などの小説のほか、『森博嗣のミステリィ工作室』(講談社文庫)、『森博嗣の半熟セミナ博士、質問があります!』(講談社)などのエッセィ、ささきすばる氏との絵本『悪戯王子と猫の物語』(講談社文庫)、庭園鉄道敷設レポート『ミニチュア庭園鉄道』1~3(中公新書ラクレ)、『自由をつくる 自在に生きる』(集英社新書)など新書の著作も多数ある。
ホームページ「森博嗣の浮遊工作室」(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/)
●これから出る本→予定表(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/timetable.html)
●作者による作品の紹介(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/myst_index.html)
●出版された本の一覧→出版年表(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/nenpyo.html)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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極力無駄を省き、最適化するとこうなるのか、と感じた。突き抜ける感覚はないが、読了後もずっと思考し続ける。考え続ける余韻がある。
このシリーズのこれからが楽しみだ。
ただ比べると、個人的にはGシリーズよりは好み。動機とか意味をあれこれ考えるより、アクティブな方が面白いってことかも。
面白いのは、目次の言葉や物語の処理。理系の考えかたが、新鮮。
でも読んでいてとても面白かった。
次作も読みます!!
シリーズ1作目ということもあり、あえて詳細な自己紹介を省いて謎を残したような印象を受けました。
お屋敷の人たちについても、あまり、掘り下げられていません。「そこもうちょっと詳しく!」と聞きたくなります。あまりスッキリしません。
予想していたラストの中で、「こうじゃないといいな」と思っていたラストでした。
もちろん、全シリーズまでの登場人物も出てきていて、これから、どう展開していくのか楽しみ。特に最後の場面はちょっとしたおまけ?
ミステリーとしては古典的な話だったので星二つ(つまりこれだけ読んだ人の評価)、この後の作品も続いているのでこれからの展開が楽しみということで星一つで三つというところです。ただ、この星一つを追加するためには、S&MシリーズとVシリーズにGシリーズまで読んでいかないといけないので大変でしょうか。
理系の理の字も見当たらない正に文系のミステリィだろうか。設定は
美しい双子の姉妹、座敷牢、探偵、主を失った巨大な日本屋敷と遺産…と
拍子抜けするほどオーソドックスである。そしてこの作品には欠点がない。
物語は淀みなく進み、必要最低限の謎は解き明かされる。
ただこの作者はいつも”新しい”オーソドックスな作品を作り続けてきた、
私は今作の新しさを考え続けたが結局よくわからなかった。
まだまだ読み込みが足りないようだ