最近は刀語や化物語などの非推理系作品で活躍中の西尾さんですが、この作品は久しぶりの推理モノです。
戯言シリーズ初期や「きみとぼくの壊れた世界」などと同じ要素が満載です。
具体的にいえば、分かりやすいトリックを読者が驚くように用いたりや、終盤でのどんでん返しなどです。
2段組みで170ページと、コンパクトに纏まっているので簡単に読めます。
同じくJDCトリビュートである「ダブルダウン勘繰郎」とのつながりはありませんので、こちらから先に読んでもまったく問題ありません。
お勧めです。
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トリプルプレイ助悪郎 (講談社ノベルス ニJ- 19) 新書 – 2007/8/7
裏腹亭で始まった惨劇――。稀代の大泥棒に盗まれたものは!?
岐阜県の山奥――裏腹亭。偉大な作家・髑髏畑百足が生活していた建物に、その娘であり小説家である髑髏畑一葉はやってきた。三重殺(トリプルプレイ)の案山子――刑部山茶花――が送りつけた予告状から事件は始まる――。気鋭・西尾維新が御大・清涼院流水の生み出したJDCワールドに挑む!維新×流水=無限大!
岐阜県の山奥――裏腹亭。偉大な作家・髑髏畑百足が生活していた建物に、その娘であり小説家である髑髏畑一葉はやってきた。三重殺(トリプルプレイ)の案山子――刑部山茶花――が送りつけた予告状から事件は始まる――。気鋭・西尾維新が御大・清涼院流水の生み出したJDCワールドに挑む!維新×流水=無限大!
- 本の長さ169ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2007/8/7
- ISBN-104061825380
- ISBN-13978-4061825383
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2007/8/7)
- 発売日 : 2007/8/7
- 言語 : 日本語
- 新書 : 169ページ
- ISBN-10 : 4061825380
- ISBN-13 : 978-4061825383
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,144,927位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1981年生まれ。2002年、『クビキリサイクル』にて第23回メフィスト賞を受賞してデビューする(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 零崎人識の人間関係 零崎双識との関係 (ISBN-13: 978-4061826816 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2007年8月12日に日本でレビュー済み
『月刊少年シリウス』で連載されていたものをまとめた作品です.
登場人物や館の名前など,著者らしいセンスは相変わらずですが,
それ以外は控えめで,全体的に落ちついた雰囲気が印象に残ります.
また,作品自体もどちらかといえばミステリっぽくなっていて,
さりげなく,またいかにもと,散りばめられていた伏線の数々は,
ページが薄い割にはまとまっていて,ひっくり返る終盤もなかなか.
ただ,トリックなど,物語の真相についてはやや無理があるようで,
有名な手法ですし,読み返してみれば確かに間違っていないのですが,
「やられた!」となるか「うーん…」となるか,意見がわかれそうです.
また,『トリプルプレイ』も『助悪郎』も,実際にはほとんど触れられず,
タイトルからその言葉や人物に期待をしていると,少し肩透かしを食うかも.
これがシリーズ作のひとつなら,また違う印象もあったのかもしれませんが….
ほかでは,表紙以外に1枚もイラストが入っていないのがちょっと残念でした.
登場人物や館の名前など,著者らしいセンスは相変わらずですが,
それ以外は控えめで,全体的に落ちついた雰囲気が印象に残ります.
また,作品自体もどちらかといえばミステリっぽくなっていて,
さりげなく,またいかにもと,散りばめられていた伏線の数々は,
ページが薄い割にはまとまっていて,ひっくり返る終盤もなかなか.
ただ,トリックなど,物語の真相についてはやや無理があるようで,
有名な手法ですし,読み返してみれば確かに間違っていないのですが,
「やられた!」となるか「うーん…」となるか,意見がわかれそうです.
また,『トリプルプレイ』も『助悪郎』も,実際にはほとんど触れられず,
タイトルからその言葉や人物に期待をしていると,少し肩透かしを食うかも.
これがシリーズ作のひとつなら,また違う印象もあったのかもしれませんが….
ほかでは,表紙以外に1枚もイラストが入っていないのがちょっと残念でした.
2007年12月22日に日本でレビュー済み
久々の、西尾維新推理ものです。
丁寧に仕上がっていると思いますが、その丁寧さが逆にインパクトを弱めてしまっている気も…。
しかしやはりうまい、と唸らされました。
丁寧に仕上がっていると思いますが、その丁寧さが逆にインパクトを弱めてしまっている気も…。
しかしやはりうまい、と唸らされました。
2009年12月26日に日本でレビュー済み
いつもの西尾物として読むには、本格ミステリーすぎ
本格ミステリーとして読むには、トリックが微妙すぎ
本格ミステリに挑戦とかならシリーズ物で出すべきではないし
なんだか色々中途半端な作品
ダブルダウン勘繰郎とは全く別物として
期待しないで読むのならまだいいかも
本格ミステリーとして読むには、トリックが微妙すぎ
本格ミステリに挑戦とかならシリーズ物で出すべきではないし
なんだか色々中途半端な作品
ダブルダウン勘繰郎とは全く別物として
期待しないで読むのならまだいいかも
2007年8月28日に日本でレビュー済み
失踪した鬼才作家・髑髏畑百足の最終作を盗むと『三重殺の案山子』から予告状があった。
何かを盗む度に人を三人殺していく『三重殺の案山子』こと刑部山茶花、日本探偵倶楽部第三班所属、特別知能窃盗犯罪S級担当部部長の海藤幼志。髑髏畑百足の娘、作家の一葉と二葉。講談社編集者で一葉の担当者、切暮細波。髑髏畑百足の屋敷「裏腹亭」の管理人兼執事、別枝新。これらの濃いキャラが交錯する、JDC TRIBUTEシリーズの第二弾が登場!
今回は西尾維新が書いたような気があんまりしない普通の推理ものです。なので退屈してしまう方が出てしまうかもしれません。
ギャグも一切ナシ!
何かを盗む度に人を三人殺していく『三重殺の案山子』こと刑部山茶花、日本探偵倶楽部第三班所属、特別知能窃盗犯罪S級担当部部長の海藤幼志。髑髏畑百足の娘、作家の一葉と二葉。講談社編集者で一葉の担当者、切暮細波。髑髏畑百足の屋敷「裏腹亭」の管理人兼執事、別枝新。これらの濃いキャラが交錯する、JDC TRIBUTEシリーズの第二弾が登場!
今回は西尾維新が書いたような気があんまりしない普通の推理ものです。なので退屈してしまう方が出てしまうかもしれません。
ギャグも一切ナシ!
2007年8月9日に日本でレビュー済み
清涼院流水の作品に登場するJDC(日本探偵クラブ)の設定を借りて書かれたJDCトリビュートの第二弾。一弾は『ダブルダウン勘繰郎』。
しかし、JDCシリーズ、『ダブルダウン勘繰郎』を未読でも楽しめます。(登場人物にほとんどつながりがありません)
西尾さんらしい作品に仕上がっています。でも読了後に物足りなさも感じたので☆四つ。
しかし、JDCシリーズ、『ダブルダウン勘繰郎』を未読でも楽しめます。(登場人物にほとんどつながりがありません)
西尾さんらしい作品に仕上がっています。でも読了後に物足りなさも感じたので☆四つ。