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乱鴉の島 (講談社ノベルス アL- 13) 新書 – 2008/10/7
有栖川 有栖
(著)
ダブルポイント 詳細
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購入オプションとあわせ買い
2007本格ミステリベスト10第一位! 孤島で鴉が鳴くとき、事件は起こる! 火村シリーズ最新作がノベルスに登場!
- 本の長さ343ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2008/10/7
- ISBN-104061826158
- ISBN-13978-4061826151
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2008/10/7)
- 発売日 : 2008/10/7
- 言語 : 日本語
- 新書 : 343ページ
- ISBN-10 : 4061826158
- ISBN-13 : 978-4061826151
- カスタマーレビュー:
著者について
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1959年、大阪生まれ。1989年、『月光ゲーム』で鮮烈なデビューを飾る。以後、精力的に作品を発表し、2003年『マレー鉄道の謎』で第56回日本 推理作家協会賞を受賞。2008年には『女王国の城』で第8回本格ミステリ大賞を受賞した。精緻なロジックを積み重ね、構築した世界そのものをひっくり返 してみせる鮮やかな手腕と、物語性豊かなその作品は、世代を問わず常に読み手を魅了しつづけている(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 闇の喇叭 (ISBN-13: 978-4652086353 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年3月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
殺人の犯人より、島に集まる人達の目的が何なのか、の方に興味がわき、それを解き明かす火村と有栖のやりとりが面白かった。
2023年7月12日に日本でレビュー済み
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有栖川有栖の作品は大好き。この作品は、舞台が独特の雰囲気を醸し出す閉ざされた孤島で、主人公の二人が、ある意味、絶体絶命の窮地に置かれた状況で、意外な観点から犯人を炙り出して行くのが面白かった。なにより、島の景観に興味が湧いた。
2019年2月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
Very nice
2013年9月14日に日本でレビュー済み
典型的な孤島物な感じだが殺人事件の謎解きには大して面白みが無く、
どちらかといえば『なぜ彼らはこの島に集まったのか』という謎がメインで、
いくつかの推測がなされじわじわと真相に近づいていくのは面白いのだが、
最終的に明らかになる真相がそれまでの想像と大して差がないのがややガッカリ
また『なぜ犯人は被害者の発見をわずかに遅らせようとしたのか』という謎の答えが
現代的かつ孤島物というネタを利用したものだったのが、新世代的ミステリな感じがした
名作とまではいかないが、まあそれなりに楽しめる作品
どちらかといえば『なぜ彼らはこの島に集まったのか』という謎がメインで、
いくつかの推測がなされじわじわと真相に近づいていくのは面白いのだが、
最終的に明らかになる真相がそれまでの想像と大して差がないのがややガッカリ
また『なぜ犯人は被害者の発見をわずかに遅らせようとしたのか』という謎の答えが
現代的かつ孤島物というネタを利用したものだったのが、新世代的ミステリな感じがした
名作とまではいかないが、まあそれなりに楽しめる作品
2022年5月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白い要素
孤島もの クローズドサークル 2人のこども カリスマ経営者の登場 クローン 火村と有栖の掛け合い
孤島もの クローズドサークル 2人のこども カリスマ経営者の登場 クローン 火村と有栖の掛け合い
2018年8月24日に日本でレビュー済み
まず、レビュー評価が割れていることに驚いた。個人的にかなり好きな作品だからだ。1年に2回以上は読み返している。有栖川有栖作品で1番好きな長編はと聞かれたら、これか「朱色の研究」か「ダリの繭」でめちゃくちゃ悩む。それくらい好きである。
事件や動機は正直結構しょぼいのだが、この作品の重要な要素はそれではなく、島に集まった人たちが抱える秘密であるから全然構わない。というより、この作品はもはや海老原のラブストーリーといってもいいのではなかろうか。アリスたちはおまけ。
登場人物も個性的でおもしろいし、作品中にちらばったアイロニーも作品の雰囲気を良くしている。
絶海の孤島、ザ・クローズドサークル!を期待するとがっかりするかもしれない。けれど、だからこその密会があったり、クローズドサークルを保とうとする人がいたりといったことが設定とうまく噛み合っていると思う。
このシリーズを知らない、ミステリはあまり読まない、そういう人でも楽しめるのではないかなと思った。
事件や動機は正直結構しょぼいのだが、この作品の重要な要素はそれではなく、島に集まった人たちが抱える秘密であるから全然構わない。というより、この作品はもはや海老原のラブストーリーといってもいいのではなかろうか。アリスたちはおまけ。
登場人物も個性的でおもしろいし、作品中にちらばったアイロニーも作品の雰囲気を良くしている。
絶海の孤島、ザ・クローズドサークル!を期待するとがっかりするかもしれない。けれど、だからこその密会があったり、クローズドサークルを保とうとする人がいたりといったことが設定とうまく噛み合っていると思う。
このシリーズを知らない、ミステリはあまり読まない、そういう人でも楽しめるのではないかなと思った。
2010年2月23日に日本でレビュー済み
このところの有栖川有栖作品は「らしくない」ものが多かったように思う。
テロリストが登場したり、パズルが単なるパズルで終わってしまっていたり
うまくいえないけれど、盛り込んでいるわりには物足りないと感じることがあった。
今回の作品ではクローン技術に手を出すと知って
読む前に及び腰になってしまったのだけれど、杞憂だった。
まちに待った、読みたかったミステリーだった。
孤島というガジェットにひかれて、本を手に取った人は拍子抜けかもしれない。
奇怪な登場人物も、謎の子守歌も、酸鼻を極める連続殺人も無いのだから。
でも、これが有栖川アリスなのだ。端正な論理に身をゆだねればいい。
こけおどしなんて必要ないのだ。
ねちっこい人物描写も邪魔だ。
謎ときの果てに人物像と人生が浮かび上がってこその探偵小説なのだから。
今回も読後の余韻が素晴らしい。
島に残った火村と海老原はどんな会話を交えたのだろう。
有栖川有栖はロジックで詩をつぐむのだ。こうでなければいけないのだ。
テロリストが登場したり、パズルが単なるパズルで終わってしまっていたり
うまくいえないけれど、盛り込んでいるわりには物足りないと感じることがあった。
今回の作品ではクローン技術に手を出すと知って
読む前に及び腰になってしまったのだけれど、杞憂だった。
まちに待った、読みたかったミステリーだった。
孤島というガジェットにひかれて、本を手に取った人は拍子抜けかもしれない。
奇怪な登場人物も、謎の子守歌も、酸鼻を極める連続殺人も無いのだから。
でも、これが有栖川アリスなのだ。端正な論理に身をゆだねればいい。
こけおどしなんて必要ないのだ。
ねちっこい人物描写も邪魔だ。
謎ときの果てに人物像と人生が浮かび上がってこその探偵小説なのだから。
今回も読後の余韻が素晴らしい。
島に残った火村と海老原はどんな会話を交えたのだろう。
有栖川有栖はロジックで詩をつぐむのだ。こうでなければいけないのだ。
2014年5月26日に日本でレビュー済み
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有栖川さんの作品は、短編ばかり読んできましたが、長編も素晴らしいです。
少ししかない情報を一つ一つ積み上げて犯人を見つける展開には脱帽します。
少ししかない情報を一つ一つ積み上げて犯人を見つける展開には脱帽します。