なるほど。
あとがきにあった通り、バッドエンドをハッピーエンドとして書いたと言うことですね。
最終ヒントで零崎人識の謎は大分解けました。これは気づいてしまうと辛い。
寂しがりやの人識くんは寂しかったから殺人鬼で、死ぬことができなかったので一生罪を引きずることになったと。
理解難易度は高いですが面白いキャラクターですね。正にフリーダム。
気づいた後にシリーズを読み直しましたが、新しい発見が多くて楽しかったです。
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零崎人識の人間関係 戯言遣いとの関係 (講談社ノベルス) 新書 – 2010/3/25
「零崎一賊」――それは“殺し名”の第三位に列せられる殺人鬼の一賊。
死んだ人間みたいな目をした少年と、顔面刺青の殺人鬼。二人の出会いが、そして語られることのなかった京都連続通り魔事件の真相がついに明かされる! 零崎人識の動機と、その無惨なる結末は……!?
死んだ人間みたいな目をした少年と、顔面刺青の殺人鬼。二人の出会いが、そして語られることのなかった京都連続通り魔事件の真相がついに明かされる! 零崎人識の動機と、その無惨なる結末は……!?
- 本の長さ176ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2010/3/25
- 寸法10.6 x 1.2 x 17.4 cm
- ISBN-104061826824
- ISBN-13978-4061826823
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2010/3/25)
- 発売日 : 2010/3/25
- 言語 : 日本語
- 新書 : 176ページ
- ISBN-10 : 4061826824
- ISBN-13 : 978-4061826823
- 寸法 : 10.6 x 1.2 x 17.4 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 208,780位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1981年生まれ。2002年、『クビキリサイクル』にて第23回メフィスト賞を受賞してデビューする(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 零崎人識の人間関係 零崎双識との関係 (ISBN-13: 978-4061826816 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年12月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
戯れ言シリーズのスピンオフ。零崎一族の物語の最終回です.同時4冊刊行で時系列はあまり関係ないので、個別に楽しむことができます.基本的に戯れ言シリーズ、零崎シリーズをすべて読んでいないとよくわからないないようになっています.ゲームのファンディスクと思えばよいでしょう.間違っても、本シリーズから読み始めては行けませんし、戯れ言シリーズのファン以外にはお勧めできません.
2010年3月27日に日本でレビュー済み
八年前の京都連続通り魔事件を振り返るお話。「戯言遣いとの関係」となっているけれど、戯言遣いはあんまり出て来なくて、彼に関係している一般人と零崎人識の関係が語られる。
本編ではメーターを振り切ったようなキャラクターが多かったけれど、こちらでは比較的落ち着いた内面が描かれている感じがする。人識の言動との対比と言う面も大きいのかもしれないが。
読まなかったからと言って本編の面白さが損なわれることはないけれど、ほとんど名前だけしか登場しなかったキャラクターも登場したりするので、色々と補完される内容だと思う。
本編ではメーターを振り切ったようなキャラクターが多かったけれど、こちらでは比較的落ち着いた内面が描かれている感じがする。人識の言動との対比と言う面も大きいのかもしれないが。
読まなかったからと言って本編の面白さが損なわれることはないけれど、ほとんど名前だけしか登場しなかったキャラクターも登場したりするので、色々と補完される内容だと思う。
2010年8月11日に日本でレビュー済み
この本を読む前にクビシメロマンチストを読んだ方が良いと思います。二冊セットで販売して欲しいくらい。クビシメの副題が人間失格・零崎人識なのに人識の出番が少ないと思ったら…二冊読んで楽しんでみて下さい。皆様が指摘されていますが、他三冊の零崎人識シリーズとは、全然違います。
2010年3月28日に日本でレビュー済み
『戯言シリーズ』からのスピンオフ,『人間シリーズ』完結編四部作の1冊になります.
物語の内容,時系列は『戯言シリーズ』の 『クビシメロマンチスト』 と並行していて,
その 『クビシメ』 で起きていた別の事件の真相が,いわゆる脇役たちの目線から語られ,
彼女たちの内面を写しつつ主人公が,そして僅かですが戯言遣いの少年が描かれています.
また,他の3作とは明らかに違う雰囲気は 『クビシメ』 に密接しているせいもあってか,
どこか『戯言シリーズ』に近いようにも感じられ,最近の作品とも違う印象を受けます.
ただ,主人公と戯言遣いとの直接のやり取りが無かったのは肩透かしを喰らった気分で,
最後に飾られる二人の『関係』は,ファンならば思わず苦笑いの込み上げるものでしたが,
4冊の中で唯一の書き下ろし,何よりサブタイトルのへの期待が大きかっただけに残念です.
他にも物語の裏側を覗いた楽しさや,戯言遣いへの他の人物らからの評価は新鮮でしたが,
落ち着いて進む中で挟まれるユーモアは今ひとつで,こちらは却って逆効果だったような….
とはいえ,何かと不安を抱えていた主人公がエピローグで見せた姿は嬉しかったですし,
新たな謎や事実を残しての終了は,想像と期待を膨らませてくれるものだったと思います.
『完結編四部作』にしては不満も残りますが,全部を読んで初めて主人公の事がわかります.
ですので出来るだけ全て,そして余裕があるなら過去の作品も読み返される事をお勧めします.
なお,読む順番については西尾さんが「独立した物語なのでお好きにどうぞ」と仰られています.
(ちなみに発表された順番は 『出夢』 → 『伊織』 → 『双識』 ときて,この『戯言遣い』となります)
物語の内容,時系列は『戯言シリーズ』の 『クビシメロマンチスト』 と並行していて,
その 『クビシメ』 で起きていた別の事件の真相が,いわゆる脇役たちの目線から語られ,
彼女たちの内面を写しつつ主人公が,そして僅かですが戯言遣いの少年が描かれています.
また,他の3作とは明らかに違う雰囲気は 『クビシメ』 に密接しているせいもあってか,
どこか『戯言シリーズ』に近いようにも感じられ,最近の作品とも違う印象を受けます.
ただ,主人公と戯言遣いとの直接のやり取りが無かったのは肩透かしを喰らった気分で,
最後に飾られる二人の『関係』は,ファンならば思わず苦笑いの込み上げるものでしたが,
4冊の中で唯一の書き下ろし,何よりサブタイトルのへの期待が大きかっただけに残念です.
他にも物語の裏側を覗いた楽しさや,戯言遣いへの他の人物らからの評価は新鮮でしたが,
落ち着いて進む中で挟まれるユーモアは今ひとつで,こちらは却って逆効果だったような….
とはいえ,何かと不安を抱えていた主人公がエピローグで見せた姿は嬉しかったですし,
新たな謎や事実を残しての終了は,想像と期待を膨らませてくれるものだったと思います.
『完結編四部作』にしては不満も残りますが,全部を読んで初めて主人公の事がわかります.
ですので出来るだけ全て,そして余裕があるなら過去の作品も読み返される事をお勧めします.
なお,読む順番については西尾さんが「独立した物語なのでお好きにどうぞ」と仰られています.
(ちなみに発表された順番は 『出夢』 → 『伊織』 → 『双識』 ときて,この『戯言遣い』となります)
2010年4月19日に日本でレビュー済み
今回のお話は、戯言シリーズで登場する数人の人物の視点から織りなす展開となっています。
なので、戯言を踏まえた上で読めば、ファンにとってはたまらないものだと思います。
そして何よりも、京都連続通り魔事件における動機のある種の純粋さにやられました。
最後に、まさかの……それでも妙に納得できる、戯言遣いとの関係に一本取られたので、5つ星です。
なので、戯言を踏まえた上で読めば、ファンにとってはたまらないものだと思います。
そして何よりも、京都連続通り魔事件における動機のある種の純粋さにやられました。
最後に、まさかの……それでも妙に納得できる、戯言遣いとの関係に一本取られたので、5つ星です。
2010年3月28日に日本でレビュー済み
人識の京都連続通り魔事件の動機が明かされます。 戯言遣いの恐い独り言が、人識でなかったとしても 人識の目的を果たすのが不可能であったことを表しているように思います。 「ヒトクイマジカル」において 被害者である円朽葉と木賀峰約が登場しますが、彼女らが戯言遣いと出会い被害者になってしまったのも、 変わろうとしたからなのかと思えてきてしまいます。
2010年6月30日に日本でレビュー済み
「人間」シリーズの最終4巻の内の1冊。
零崎双識はラストでちょっとだけ出てきたが、今作の戯言遣いに至っては、全く出て来ず。この全く出て来ない、ということ自体が、ある意味では、この二人の関係を端的に示しているとも思う。
今作は、ラスト4巻の内でも、或いはシリーズ全体で見ても、少し特殊な位置付けだと思う。今回は、シリーズ本編の数年後(約8年後)から、過去を回想し、過去の事件の真相を語る、というパターン。正直なところ、何故そうする必要があるのか、という気がしないでもない。既に事件も一応決着はついているし、また、この事件それ自体がシリーズを通してそこまで重要なものか、というとそうでもないと思う。だからこそ、あえて何故今この事件なのか、という理由が欲しかった。
とはいえ、これまで名前だけで実際に動くシーンのなかった(或いは少なかった)キャラクターが動いている場面もあり、ああ、こういうキャラだったんだ、という確認ができるのは良いかもしれない。
零崎双識はラストでちょっとだけ出てきたが、今作の戯言遣いに至っては、全く出て来ず。この全く出て来ない、ということ自体が、ある意味では、この二人の関係を端的に示しているとも思う。
今作は、ラスト4巻の内でも、或いはシリーズ全体で見ても、少し特殊な位置付けだと思う。今回は、シリーズ本編の数年後(約8年後)から、過去を回想し、過去の事件の真相を語る、というパターン。正直なところ、何故そうする必要があるのか、という気がしないでもない。既に事件も一応決着はついているし、また、この事件それ自体がシリーズを通してそこまで重要なものか、というとそうでもないと思う。だからこそ、あえて何故今この事件なのか、という理由が欲しかった。
とはいえ、これまで名前だけで実際に動くシーンのなかった(或いは少なかった)キャラクターが動いている場面もあり、ああ、こういうキャラだったんだ、という確認ができるのは良いかもしれない。