独自の造語を用いた異世界を創造することも多い牧野氏
今作は、そういった手法やオカルトを封印し、警察小説に徹している(?)
トクソウ事件ファイル完結編
「割れ窓」理論を奇妙な方向へ発展させたような「環境=脳」理論
この理論を用い「地獄の季節」を生み出した前作
それから2年が過ぎ・・・
全国的に治安は、以前に比べても格段に良くなった
世界は再生に向かっているのか?
統計操作なのか?
それとも、更なる悪が雌伏しているのか?
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
再生の箱 (講談社ノベルス マH- 3 トクソウ事件ファイル 2) 新書 – 2010/8/1
牧野 修
(著)
町を荒廃に導きつつある「悪意」の正体は?上下巻同時発売!
- 本の長さ315ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2010/8/1
- ISBN-104061827227
- ISBN-13978-4061827226
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2010/8/1)
- 発売日 : 2010/8/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 315ページ
- ISBN-10 : 4061827227
- ISBN-13 : 978-4061827226
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,209,223位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
大阪府出身。
1992年『王の眠る丘』で作家デビュー。
1999年『スイート・リトル・ベイビー』で第6回日本ホラー小説大賞長編賞佳作。
2002年『傀儡后』で第23回日本SF大賞受賞。
2015年『月世界小説」』で36回日本SF大賞。
ホラー映画が大好物。
カスタマーレビュー
星5つ中4つ
5つのうち4つ
全体的な星の数と星別のパーセンテージの内訳を計算するにあたり、単純平均は使用されていません。当システムでは、レビューがどの程度新しいか、レビュー担当者がAmazonで購入したかどうかなど、特定の要素をより重視しています。 詳細はこちら
2グローバルレーティング
虚偽のレビューは一切容認しません
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2010年10月18日に日本でレビュー済み
前作『破滅の箱』に続く、箱セットの後編にして完結編です。
「破滅」のキイパーソンだった黒崎は死によって物語の後ろ側へと下がり、三樹子とキアラのヒロイン二人が物語をぐいぐい引っ張るようになります。
「再生」で描かれるのは、娯楽作として扱うには余りにも重いテーマ。
正義とはなにか? 悪とはなにか? 悪を罰することは、果たして正義なのか? 法と正義とはイコールか?
難しいテーマを扱ったために、「再生」は「破滅」よりもテンポも遅く、やや重い展開になっています。
しかし、登場人物のぶっとんだキャラクターのおかげで、このテーマにしては娯楽性を保持したままで、物語は展開します。ぎりぎり娯楽として成立しているのです。
とうていハッピーエンドとは言えない結末でありながら、カタルシスのある、意外なまでにさわやかな作品にしあがった意欲作です。
「破滅」のキイパーソンだった黒崎は死によって物語の後ろ側へと下がり、三樹子とキアラのヒロイン二人が物語をぐいぐい引っ張るようになります。
「再生」で描かれるのは、娯楽作として扱うには余りにも重いテーマ。
正義とはなにか? 悪とはなにか? 悪を罰することは、果たして正義なのか? 法と正義とはイコールか?
難しいテーマを扱ったために、「再生」は「破滅」よりもテンポも遅く、やや重い展開になっています。
しかし、登場人物のぶっとんだキャラクターのおかげで、このテーマにしては娯楽性を保持したままで、物語は展開します。ぎりぎり娯楽として成立しているのです。
とうていハッピーエンドとは言えない結末でありながら、カタルシスのある、意外なまでにさわやかな作品にしあがった意欲作です。