この本単体では「まぁ、フツーに面白い本」ということで終わってしまうが、
ブギーシリーズの中では重要なポジションの話。
特に柊関係でいえば、ジンクスショップ、ビートのディシプリン、ヴァルプルギス辺りとの
つながりがある。
ポストアクシズの決定に関する重要な回
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酸素は鏡に映らない No Oxygen,Not To Be Mirrored (講談社ノベルス) 新書 – 2011/5/10
上遠野 浩平
(著)
ひとけのない公園に落ちていた一枚の幻の金貨。それを手にした小学5年生の高坂健輔(こうさかけんすけ)にオキシジェンと名乗る奇妙な男は語った。「もしも……力が欲しいのなら……それを探してみるといい……面白いところに、糸がつながっている――」と。男の言葉は未来への鍵か、それとも禁断の邪悪な扉か? 秘宝を探し求めて、少年は不思議な冒険をはじめる。
西尾維新氏 大絶賛! できれば今日中に読んで欲しい。
炸裂する上遠野ワールド! 極上のアドベンチャー×ミステリー!!
ひとけのない公園に落ちていた一枚の幻の金貨。それを手にした小学5年生の高坂健輔(こうさかけんすけ)にオキシジェンと名乗る奇妙な男は語った。
「もしも……力が欲しいのなら……それを探してみるといい……面白いところに、糸がつながっている――」と。
男の言葉は未来への鍵か、それとも禁断の邪悪な扉か?
秘宝を探し求めて、少年は不思議な冒険をはじめる。
西尾維新氏 大絶賛! できれば今日中に読んで欲しい。
炸裂する上遠野ワールド! 極上のアドベンチャー×ミステリー!!
ひとけのない公園に落ちていた一枚の幻の金貨。それを手にした小学5年生の高坂健輔(こうさかけんすけ)にオキシジェンと名乗る奇妙な男は語った。
「もしも……力が欲しいのなら……それを探してみるといい……面白いところに、糸がつながっている――」と。
男の言葉は未来への鍵か、それとも禁断の邪悪な扉か?
秘宝を探し求めて、少年は不思議な冒険をはじめる。
- 本の長さ256ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2011/5/10
- ISBN-104061827677
- ISBN-13978-4061827677
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2011/5/10)
- 発売日 : 2011/5/10
- 言語 : 日本語
- 新書 : 256ページ
- ISBN-10 : 4061827677
- ISBN-13 : 978-4061827677
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,138,407位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1968年生まれ。98年『ブギーポップは笑わない』で第4回電撃ゲーム小説大賞を受賞しデビュー(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 クリプトマスクの擬死工作 (ISBN-13: 978-4396208721 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年6月9日に日本でレビュー済み
題名に惹かれて手に取りました。絵も雰囲気にとても合っているように思います。
さて、物語は一人の少年が“柊”と名乗る謎の人物と出会うところから始まります。
この柊のキャラがいいですね! 子供というには自己を主張しなさすぎ、大人というには子供に真摯でありすぎる。世界のすべてを知っているかのような口振りで話をする、どこか茫洋とした印象の人物です。
主人公の健輔と姉の絵里香、そして元ある番組のヒーロー役だった守雄が柊の言葉によって、<エンペロイド金貨>と呼ばれるコインを調べているうちにある事件に関わっていく___という話です。
個人的には健輔と柊の会話が好きですね。人としていることの意味や他人の存在について考えさせられます。特に131ページ後半の柊の言葉が胸に来ました。
最後まで柊の素性やは明かされず、その背後にあるらしき組織(?)についても説明もないまま終わります。
最初読んだ時は物足りなさを感じましたが、これはこれで完結している物語だと思えば全く気にはならなくなりました。物語の終わり方が私の好みに合っていたからかもしれませんが、私にとしては十分満足出来る一冊でした。
さて、物語は一人の少年が“柊”と名乗る謎の人物と出会うところから始まります。
この柊のキャラがいいですね! 子供というには自己を主張しなさすぎ、大人というには子供に真摯でありすぎる。世界のすべてを知っているかのような口振りで話をする、どこか茫洋とした印象の人物です。
主人公の健輔と姉の絵里香、そして元ある番組のヒーロー役だった守雄が柊の言葉によって、<エンペロイド金貨>と呼ばれるコインを調べているうちにある事件に関わっていく___という話です。
個人的には健輔と柊の会話が好きですね。人としていることの意味や他人の存在について考えさせられます。特に131ページ後半の柊の言葉が胸に来ました。
最後まで柊の素性やは明かされず、その背後にあるらしき組織(?)についても説明もないまま終わります。
最初読んだ時は物足りなさを感じましたが、これはこれで完結している物語だと思えば全く気にはならなくなりました。物語の終わり方が私の好みに合っていたからかもしれませんが、私にとしては十分満足出来る一冊でした。
2015年1月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
上遠野さんワールド。オキシジェンが人生の最後に、彼に答えてくれる少年と交流する話。
感想はなかなか難しい。
筋立てとしては、オキシジェンの謎掛けのような言葉から少年と、その姉と、かつてヒーロー役をやっていた今はいまいち売れない俳優とが宝を探して舞台型強盗事件に巻き込まれて解決する話なのだが、最大の山場であるアクションシーンも、いまいち盛り上がらない。少年が迫る脅威を大して脅威に感じてないのだからしょうがない。
お宝の発見もこれまたいまいち盛り上がらない。主人公たちが、お宝そのものに大して執着していないのだからしょうがない。
この、脅威を感じない、執着しない、というところが、この話を通して少年の世界が変革した成果として、読者が受け取るものであるような気がする。しかしその変革は世界を変えてしまうようなものであるにもかかわらず、驚くほど静かだ。
大切なことは大声で叫ぶよりも、穏やかに囁く方が効くと思うが、小説として盛り上がりにかけるのはどうか、とは思う。
おもしろくなかったわけではないのだが、高揚は、しない。
感想はなかなか難しい。
筋立てとしては、オキシジェンの謎掛けのような言葉から少年と、その姉と、かつてヒーロー役をやっていた今はいまいち売れない俳優とが宝を探して舞台型強盗事件に巻き込まれて解決する話なのだが、最大の山場であるアクションシーンも、いまいち盛り上がらない。少年が迫る脅威を大して脅威に感じてないのだからしょうがない。
お宝の発見もこれまたいまいち盛り上がらない。主人公たちが、お宝そのものに大して執着していないのだからしょうがない。
この、脅威を感じない、執着しない、というところが、この話を通して少年の世界が変革した成果として、読者が受け取るものであるような気がする。しかしその変革は世界を変えてしまうようなものであるにもかかわらず、驚くほど静かだ。
大切なことは大声で叫ぶよりも、穏やかに囁く方が効くと思うが、小説として盛り上がりにかけるのはどうか、とは思う。
おもしろくなかったわけではないのだが、高揚は、しない。
2014年6月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
淡々とした世界観でした。ブギーが出なかったので地味でした。。