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コインロッカー・ベイビーズ(下) (講談社文庫) 文庫 – 1984/1/9

4.2 5つ星のうち4.2 28個の評価

コインロッカーを胎内としてこの世に生を受けたキクとハシ。巨大な鰐を飼う美少女アネモネ。謎を求めて舞台は南海の暗い海底に移る。破壊の意志を持つというダチュラの凶々しき響き。果してダチュラとは何か?そして、巨大な暗黒のエネルギーがもたらすものは?現代文学の記念碑的作品の鮮烈な終章。

商品の説明

著者について

 

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (1984/1/9)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1984/1/9
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 247ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4061831593
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4061831599
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 28個の評価

著者について

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村上 龍
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1952年長崎県生まれ。

七六年『限りなく透明に近いブルー』で第七五回芥川賞受賞。『コインロッカー・ベイビーズ』で野間文芸新人賞、『半島を出よ』では野間文芸賞、毎日出版文化賞を受賞。『トパーズ』『KYOKO』で映画監督も務めた。最新作は『新 13歳のハローワーク』『13歳の進路』。日本の金融・政治経済の問題を考える メールマガジン『JMM』を主宰し、経済トーク番組『カンブリア宮殿』(テレビ東京)のホストも務める。

カスタマーレビュー

星5つ中4.2つ
5つのうち4.2つ
28グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2019年4月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても面白かったです。この値段で十分楽しめました。また利用したいと思います。
2012年12月31日に日本でレビュー済み
私はハシ、キク、アネモネ、その他登場人物のどれに対しても自分を重ねることができない。
それでも彼らの狂気に触れるのは非常に心地よく、それに身を任せたくなる。
誰しも心の中に持っているであろう退廃的ななにか、を刺激して止まない。
それがこの作品の魅力だと感じました。
2007年3月1日に日本でレビュー済み
龍さんのその後の作家としての原点です。

これをモチーフにふくらませて何作も書いていますが、

これを超えることはおそらくできない。

これと、『69』を読めば龍さんは修了です。

これを超える一冊をオイラはいつか読みたい。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年4月18日に日本でレビュー済み
キクとハシはどちらも能動的な存在で、自分の中の衝動などを満たす

ためには自分で動き、また世界とそれぞれの形で関わっていくのが

最近の小説によくある無気力的な人間像と一線を画しているように

思えます。

ラストはそれまでの緻密さに比べ、比喩的な印象を与えますが、それに

より作品が説得力を失うと言うことはなく、寧ろ強まっているように

思えます。

単行本のほうでは、あとがき(?)として村上龍氏の言葉が収録されて

いるのでそちらを読むと、より楽しめると思います。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年3月28日に日本でレビュー済み
一つのキーワードとともに紐解かれる生きていくことの意味。

早く結末が知りたくて、どんどん読んでしまいました。

ありえない境遇の主人公二人、なぜかかっこよくて自分自身に置き換えて読んでしまいました。

なぜか現実感を感じてしまう村上龍の描写能力に脱帽です。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2004年7月23日に日本でレビュー済み
むらの多い村上龍の最高傑作。圧倒的なストーリーテリングには感嘆するしかない。彼の持つ資質が最高に良い方向に花開いている。それにしても ここで頂点を極めた村上龍は その後 長い長い低迷に入っているというのが 小生の偽らざる村上龍感である。是非 これを乗り越える作品を書いて欲しい。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年10月15日に日本でレビュー済み
 コインロッカーに捨てられた、という傷を持つキク。しかし彼は傷を癒してくれる人や共同体を探したりはしない。それらは、傷を癒したようにごまかしたり、束縛や圧迫による新たな傷を作り出すだけだからだ。だから彼は東京を破壊する。トラウマから自由になるために。自分を傷という檻に閉じ込めようとする世界を、人を、全てのものを破壊する。
 違った方向から自由を求めるキクとハシが最後に重なるその瞬間までが鮮烈に刺激的にシャープに、圧倒的なスピード感で描かれている。
 純粋で無垢な、そして美しく力強いエネルギーを感じて、掴み取れ!
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年1月28日に日本でレビュー済み
東京というのは、

暴力的なエネルギーに満ち溢れていて

近代的なイメージの反面、

今にも崩れてしまうんじゃないかという危惧も抱かされる。

きっとそれは、

東京という場所に住んでいる人々の影響も大きいのだろうけど。

村上龍の初期作にして、

とてつもない問題的傑作。

彼が描く東京とそこに住む人々の情景は、

何とも現代的で脆くて尖ってて壊れやすい。

キクとハシの物語を軸に

美少女アネモネやその他大勢を巻き込んで

東京というとてつもない怪物にダチュラの砲弾をぶちこんでやる。

心臓の音が聞こえるかい?

僕らは<コインロッカー・ベイビーズ>だ。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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