自称、散歩の達人は、直線的な散歩はおススメできないと言った。
理由は途中で、どの時点で折り返すかがむつかしいことと、長く先に行き過ぎて、行き倒れになることがあるからだ。
散歩の達人が云う事にゃ、初心者は自宅の周りを円を描くよう歩くのがよいらしい。
なるほど、自宅までの戻り道なら等距離である。
そして順繰りに円を拡大すれば距離はのび、けっして走ってはならない。ゆっくりがいいのだという。なんか、説得力がある。
財布は持たない方がいい。二~三百円をポケットに突っ込んで家をでる。
お金があると、疲れたらタクシーに乗って、帰るかもしれない。
サントリーの伊右衛門とか、キリンビバレッジの『生茶』の500MLって、自販機だと150円だけど、大学の自販機では130円だ。どうしてだろう。
ケータイは散歩にはいらない。あれがあると、うつくしくない。
サンダルでちょっとそこまで感覚・・・って大好きだが、こういうのは散歩といえるのだろうか。
必死になってジョギングとか、お昼の皇居の汗かきマラソンとか、暑苦しくて見たくない。
人生、勝負することは、他にイッパイあるのになあ。
散歩の醍醐味は、途中の古本屋で長年探していたポケミスにめぐりあったりすることだ。
気に入った喫茶店で、窓の外をぼんやりと眺めるのもよいものだ。同じ風景は二度とないと思うと退屈しない。
あこがれの散歩なら、ボクが知らない往時の『銀ブラ』である。
アーウィン・ショーの『夏服を着た女たち』の休日のニューヨーク五番街ブラもそうだ。
ブラはブラジャーではない。ブラブラすることである。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
夏服を着た女たち (講談社文庫 外 114-1) 文庫 – 1984/5/15
日曜日の朝、柔らかな陽に包まれたニューヨーク五番街を散歩する夫婦。久し振りに2人だけの時間を過ごそうと妻はあれこれと計画するが、街を行く若い女性に対する夫の目が気になって……(表題作)。軽妙な夫婦の会話を軸に、男と女の機微を描く洒落た都会小説のエッセンスと10篇を収録。
- 本の長さ281ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日1984/5/15
- ISBN-104061832484
- ISBN-13978-4061832480
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 講談社 (1984/5/15)
- 発売日 : 1984/5/15
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 281ページ
- ISBN-10 : 4061832484
- ISBN-13 : 978-4061832480
- Amazon 売れ筋ランキング: - 205,792位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中3.6つ
5つのうち3.6つ
全体的な星の数と星別のパーセンテージの内訳を計算するにあたり、単純平均は使用されていません。当システムでは、レビューがどの程度新しいか、レビュー担当者がAmazonで購入したかどうかなど、特定の要素をより重視しています。 詳細はこちら
31グローバルレーティング
虚偽のレビューは一切容認しません
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2014年7月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
英語で読む場合と日本語訳のもので場合どうしてデリケートなニュアンスがちがってきてしまう。いくら名訳でも、やはりその言語でのニュアンスはでないことを感じながら読んでしまった
2014年3月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
訳が素晴らしすぎて、作品の世界にどっぷり浸かれます。
作品の雰囲気は、エドワード・ホッパー の絵を彷彿させます。
この作品自体は、
飛行機のカタログのコラムに偶然載っていて、出会いました。
旅に連れて行きたくなる本です。
作品の雰囲気は、エドワード・ホッパー の絵を彷彿させます。
この作品自体は、
飛行機のカタログのコラムに偶然載っていて、出会いました。
旅に連れて行きたくなる本です。
2019年9月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
お洒落なCMを見ているような小説だが、人間の心理や苦悩を描ききってはいない。あまり、頭を使いたくない、軽い読みもので時間をつぶしたい、という時には良い作品では。私個人としては、もっと、読んでいて感情が揺さぶられるような、読んでいるこちらも深く考えさせられような作品が好みなので、合わなかった。
2020年7月11日に日本でレビュー済み
今だと忘れ去られてしまってるのかなぁ。通俗的で軽薄で、何か人間や人生について"深淵"な何かを垣間見せることのない、軽く読めてしまう小説として消費され、そのまま忘れ去られてしまうのか…。
『 ビザンチウムの夜 (ハヤカワ文庫 NV (363)) (日本語) 文庫 – 1984/9/1 』を訳した小泉 喜美子さんが感動したという「80ヤード独走」が収録されている。
収録作品は以下の通り。
「80ヤード独走」
「アメリカ思想の主潮」
「ストロベリー・アイスクリーム・ソーダ」
「ニューヨークへようこそ」
「夏服を着た女たち」
「カンザス・シティに帰る」
「原則の問題」
「死んだ騎手の情報」
「フランス風に」
「愁いを含んで、ほのかに甘く」
自分的にはちょっと訳者の文体とショーの文章があまりマッチしてないような気がしてならなかった。無論常盤新平氏がいなければ、本書が日本で出版されることはなかっただろうと重々承知しているけども。40年前の訳だという理由もあるだろうけど、違う訳者による文章で本書を再読したいと思った。
『 ビザンチウムの夜 (ハヤカワ文庫 NV (363)) (日本語) 文庫 – 1984/9/1 』を訳した小泉 喜美子さんが感動したという「80ヤード独走」が収録されている。
収録作品は以下の通り。
「80ヤード独走」
「アメリカ思想の主潮」
「ストロベリー・アイスクリーム・ソーダ」
「ニューヨークへようこそ」
「夏服を着た女たち」
「カンザス・シティに帰る」
「原則の問題」
「死んだ騎手の情報」
「フランス風に」
「愁いを含んで、ほのかに甘く」
自分的にはちょっと訳者の文体とショーの文章があまりマッチしてないような気がしてならなかった。無論常盤新平氏がいなければ、本書が日本で出版されることはなかっただろうと重々承知しているけども。40年前の訳だという理由もあるだろうけど、違う訳者による文章で本書を再読したいと思った。
2013年8月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
14頁ほどの「夏服を着た女たち」、これだけを読み返した。読むほどにその中に引き込まれる。それで星5つ。
2012年7月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
初めて出会ったのが、今から30年以上前。正直なところ、題名に惹かれて買ってみたが、読んでみてこれが自分が生まれる前に書かれていたということに大きな衝撃を受けた。今日のNYの街角の風景と言われても、全く違和感のない風景と人物描写。大好きな作品なので、これからも人に勧めたいと思える1冊。
2013年7月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昔の本をちょっと読みたかったのです。在庫があってよかったです。