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愛憎の檻 (講談社文庫 ふ 2-5 獄医立花登手控え 3) 文庫 – 1984/11/1

4.2 5つ星のうち4.2 204個の評価

御存じ小伝馬町の青年獄医立花登シリーズ第3弾。娘の重病を治してもらったお礼にと、登に未解決の3年前の1家7人殺しの情報をもらした、入牢中の鋳かけ屋嘉吉が殺された。牢の中に兇悪な殺人者が……犯人を追って江戸の町を駆ける登(「奈落のおあき」)。起倒流の柔術の技と推理が冴える話題の連作集。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (1984/11/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1984/11/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 294ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4061833863
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4061833869
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 204個の評価

著者について

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藤沢 周平
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昭和2(1927)年、鶴岡市に生れる。山形師範学校卒業。48年「暗殺の年輪」で第六十九回直木賞を受賞。平成9(1997)年1月逝去(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『乳のごとき故郷  (ISBN-13: 978-4163726502 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中4.2つ
5つのうち4.2つ
204グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2020年3月15日に日本でレビュー済み
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立花登が上京し数年が経ち、医師としても小牧家の一員としても成長した姿が清々しい。
小牧家の叔父叔母、おちえとの関係にも変化があり、牢内でも市井でも家でも、登はかけがえのない存在になっていきます。
2015年11月23日に日本でレビュー済み
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藤沢周平の作品は時代を超えて、人間の感情、に訴えるものがあります。
この作品もいつか、NHKの時代劇での放送を期待します。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2018年6月9日に日本でレビュー済み
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藤沢周平さんの小説は、ほとんどを愛読しております。自身の人生指標とも言えます。
いつもありがとうございます。
2015年6月24日に日本でレビュー済み
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本の状態はとても良かったです。特に表紙は新品のようでした。中に少し、シミが有りましたが気にならない程度でした。
2016年12月13日に日本でレビュー済み
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回追うごとに登に成長が見え
読むのが楽しみになりました
読んでよかったです
これはテレビのドラマでも見てはおりましたけど~
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年2月12日に日本でレビュー済み
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シリーズで読みましたが、大変面白かったです。やはり、藤沢周平は面白いです。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2002年3月21日に日本でレビュー済み
とても気になることがある。新谷弥助は、どうもワルイ連中とつきあっており、またその世界からなかなか抜け出せなくていたとき、弥助も様々な体験をしたはずである。ケンカに博打、色事とあったはずなのにそういったときのことには一言も触れられておらず、どうやら弥助は、道場で柔に打ち込んでいるらしいということが分かるのみである。
ここも、ひとつの短編として、十分読んでみたいと思うところである。
また、もうひとつ。おあきである。おあきと登はどうなったんだ!と本当に下衆の勘ぐりというか、野次馬根性というか、我ながら品がないと思いつつも気になって気になって仕方がない。
 次回でこのシリーズは完結する。おあきと弥助の話は我々読者の想像力にゆだねられているのだろうか。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2008年4月24日に日本でレビュー済み
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「獄医立花登」シリーズ第三作。デビュー作の初々しさに比べ随分成長した登の姿に驚かされるが、その正義感は相変わらず。囚人の様々な事情を通じて、捕り物帖の体裁で人間模様の機微を描くと言う作品の意匠も変らず、読む者を楽しませる。

「秋風の女」は女囚の真情の"ありか"に登も読者も闇に包まれる。上述したが、登の先輩獄医ぶりは板に付いたものだ。「白い骨」は男囚の哀れさが自然に伝わって来る。この二編は"情"に焦点を当てたものか。ストーリーの合間に挟まれる草花を中心とした風景描写もまるで登場人物の心理描写のようで秀逸。「みな殺し」は捕り物帖の体裁が最も整った骨太の作品で、登の活躍が楽しめる。「片割れ」は冒頭が巧み。登の居候先の叔父の家が舞台の一部になり、事件の進行と叔父の家の状況がクロスして描かれ、読者の興味を惹く。登の存在が叔父の家で段々と大きくなって行く様子が微笑ましい。"おちえ"との関係も気を持たせる。「奈落のおあき」は"おちえ"の昔仲間の"おあき"の悲哀がテーマ。登が必死に看病した幼児の一家の悲劇と"おあき"の悲劇が重層的に描かれる構成が見事。それでいて、ラストは両者に一筋の光明を与える点が作者の人柄だと思う。それにしても本作の登は良くモテる。「影法師」は女囚の看護から始まり、この女に係る謎の人物を試行錯誤の上に追う展開で、ミステリとしては一番の出来。最後までハラハラさせる。

獄医と言う設定も勿論巧いが、登を剣ではなく柔術の達人に設定している点も作者の手柄だと思う。字面だけでは無く、登の温和な性格を巧みに反映している。獄医名探偵の推理と活劇、人間模様の機微が味わえる贅沢な一作。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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