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カンガルー日和 (講談社文庫) 文庫 – 1986/10/15

4.2 5つ星のうち4.2 318個の評価

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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (1986/10/15)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1986/10/15
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 252ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 406183858X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4061838581
  • 寸法 ‏ : ‎ 10.8 x 1.1 x 14.8 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 318個の評価

著者について

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村上 春樹
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1949(昭和24)年、京都府生れ。早稲田大学文学部卒業。

1979年、『風の歌を聴け』でデビュー、群像新人文学賞受賞。主著に『羊をめぐる冒険』(野間文芸新人賞)、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』(谷崎潤一郎賞受賞)、『ねじまき鳥クロニクル』(読売文学賞)、『ノルウェイの森』、『アンダーグラウンド』、『スプートニクの恋人』、『神の子どもたちはみな踊る』、『海辺のカフカ』、『アフターダーク』など。『レイモンド・カーヴァー全集』、『心臓を貫かれて』、『キャッチャー・イン・ザ・ライ』、『ロング・グッドバイ』など訳書も多数。

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カンガルー日和、カンガルー通信
5 星
カンガルー日和、カンガルー通信
『カンガルー日和』という本のタイトル、変わっています。なんだこれ、って思います。「カンガルー」という言葉から、「日和」という言葉は連想できません。どこで、どう出会って、なんで結び付いちゃったのか? 奇妙で不思議です。動物園のカンガルーの赤ちゃんを見に行くのにうってつけの日和なんて、考えてみたこともありません。略して、カンガルー日和、という言葉は、村上春樹さんの造語。「100パーセントの女の子に出会うことについて」という作品名は、100パーセント でえ・あ・いー、と略せそうです。さあ歌いましょう、みなさんご一緒に。この短編小説集『カンガルー日和』の全体タイトルとして、「カンガルー日和」が選ばれたのは、なぜでしょう?「あとがき」には、「結局、取捨選択は一切せずにそのまま本に入れることにした」(250頁)とあるだけ。「カンガルー日和」が最初に掲載された作品ということだけの理由のようです。「取捨」選択などは一切なかった?でも、「カンガルー日和」以外の短編作品は、タイトルからは、しっかり捨てられていますけど……23編(数えようによっては、18編)の、「短い小説――のようなもの」(250頁)そんな中から、「カンガルー日和」が唯一、晴れて選ばれた理由、みたいなことは、何も書かれていません。それって、かえって、わけありげですけどね。作品「カンガルー日和」の舞台は、月曜日の朝の動物園。「僕と彼女」は、柵の中の四匹のカンガルーを見ている。カンガルーたちは、珍しい動物を見るような目で「僕と彼女」を見ている。という、ただそれだけの話です。なんだなんだ、ただただ、ほっこり。それにしても、この本には色々な動物が驚くほど出てきます。動物園、水族館、ペットショップ、魚屋さん、みたいな世界です。動物図鑑、昆虫図鑑みたいな本です。とてつもないサイエンス・フィクションみたいな本でもあります。「カンガルー」(9頁)「キリン」(11頁)「鯨」(11頁)「ヨークシャー・テリア」(31頁)「かき」(32頁)「翼手竜」(32頁)「白熊」(35頁)「ペンギン」(35頁)「吸血コウモリ」(42頁)「羊」(54頁)「ルイベ」(54頁)「緬羊(めんよう)」(57頁)「人生に疲れ果てた汚れた白い犬」(58頁)  犬にも人生があるんだ。「あしか」(63頁)「虫」(73頁)「蚊(か)」(77頁)「おっとせい」(99頁)「せいうち」(133頁)「熊のプー」(144頁)  のような無邪気な目をした人間。「とんがり鴉(がらす)」(144頁)  「とんがり製菓」の社長。「かいつぶり」(182頁)「山羊」(207頁)「羊男」(210頁)「むくどり」(219頁)「犬」(225頁他)  目が緑で、足がとても太くて、爪が六本もある、大きな黒い犬。「インコ」(221頁)「いるか」(232頁)「むかで」(246頁)読者といたしましては、この本のタイトルを<村上春樹の動物をめぐる冒険>と勝手に名付けさせていただきました。《備考》<短篇「鏡」について>怖い鏡の夢を見たせいで、鏡恐怖症になり、鏡なしで髭を剃る男の話です。簡潔で、分かりやすい文章。むずかしいところはどこにもないのに、なぜか不思議な話です。鏡に映る姿って、自分そのものなのに、他人のように見えたりすることがあります。自分が動けば、鏡の中に映る自分も同じように動く。まねすんな!鏡の中の右と左は反対なはずなのに、動く方向は反対にならない、という不気味さ。鏡像は肯定も否定もしない。肯定も否定もする。肯定は否定でもある。「うん、うん、いや、うん、いや、いや、いや……って具合にさ」(82頁)どっちなんや? 好きなんだけど、嫌い。男と女もおなじこと。鏡に映せば、右はすなわち左ってことになるからね。鏡像の「右手の指先がゆっくりと顎(あご)に触れ」(81頁)るとき、自分の左手の指先は、ゆっくりと顎(あご)に触れてるよね。「気が付くと僕も同じことをしていた。まるで僕の方が鏡の中の像であるみたいにさ。つまり奴の方が僕を支配しようとしていたんだね」(81頁)別に、「奴の方が僕を支配しようとしていた」とまでは思いませんけれど、僕の方が鏡の中の像のまねをしているのではないか、と錯覚してしまう。こんなことって、確かにあるよね。反対側の列車が動き出すのをじっと見ていると、自分の列車は止まったままなのに、まるで動き出したかのように思えるってこと。そして、鏡が怖くなるってことは、誰もが経験したことがあります。鏡の中の「相手が心の底から僕を憎んでいる」(81頁)と思うのは、村上さんだけでは?自分が鏡の中の相手(自分)を心の底から憎んでいる、嫌悪しているということになる。鏡の中の自己(相手)の気持ちを想像して嫌悪している<自己嫌悪>なぜ鏡の中の相手を心の底から憎いと思うようになったのかな?言っちゃあいけないと思っているのに、ついはずみで言ってしまい、しまったと思うとき、どうして心の中にしまっておけなかったのだろうか? と思うとき。「なんだって僕はこう自分の思いとは逆のことを言ったりやったりしてしまうんだろう」(208頁)やっちゃあいけないことをやりたがる、困った自分も心の中にいます。見てはいけないものを見たがる自分もいます。そういう反社会的な心を抑えながら、みんな生きているんです。<短篇「彼女の町と、彼女の緬羊」について>「彼女はまるで未来を写し出す鏡でものぞき込むように」(58頁)村上春樹さんの<鏡>って、「未来」だって写し出せるんだ。そんな<鏡>をのぞき込んで見てみたい。<短篇「スパゲティーの年に」について>「まるで J・G・バラードのサイエンス・フィクションの場面のように」(169頁)ふうん。バラードのSF小説には「SFヴァンパイア」(42頁)が登場するみたい。村上春樹さんのサイエンス・フィクションを読んでみたい。《追伸》<短編小説「カンガルー通信」について>1981年、村上春樹さん32歳。この同じ年に、村上さんは「カンガルー日和」と「カンガルー通信」という短篇をふたつ書いています。「カンガルー通信」には、「僕は同時にふたつの場所にいたいのです」、「ただのふたつです」、「僕は恋人と寝ながらあなたと寝たいのです」という言葉があります。「僕」という人間は、ふたつの場所でふたつの月を見ながらふたつの人生を生きているんですか? 奇妙で理解できません。もしかして、二重人格? 二枚舌の男?いやいや、そうではありません。痛そうに顔をしかめてる、鏡の中の「僕」と、つねれば痛いこの「僕」と。「僕」は鏡の中と、鏡の手前に、同時にふたつの場所にいるのです。満月が鏡の中にも映っています。まるで月がふたつあるみたいに。「カンガルー日和」を鏡に映したら、「カンガルー通信」になったとさ。
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Driftwood
5つ星のうち2.0 Nicht besonders interessant
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Mijaíl Martínez
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