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春秋戦国志 上 (講談社文庫 あ 40-4) 文庫 – 1991/11/1
安能 務
(著)
中国故事名言の9割以上を産んだとされる春秋戦国時代はまた、国家形態の原型が造られ、諸子百家などすぐれた思想家を輩出させた、世界的に稀有な時代でもあった。その550年を軽妙に綴る出色の歴史物語。本巻は東周王朝成立から、管仲、鮑叔が大活躍する斉桓公の「覇王時代」までを描く。(全3冊)
- 本の長さ405ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日1991/11/1
- ISBN-10406185013X
- ISBN-13978-4061850132
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (1991/11/1)
- 発売日 : 1991/11/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 405ページ
- ISBN-10 : 406185013X
- ISBN-13 : 978-4061850132
- Amazon 売れ筋ランキング: - 287,560位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年5月16日に日本でレビュー済み
中国の春秋戦国史の本は、たくさんありますが、まずは、この小説を読んで、大きな歴史の流れを知ったほうが、良いと思います。安能氏の小説は、とても癖があり、難しいですが、春秋戦国史は、とても複雑なので。私は、3回読み直しました。
2022年9月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
チョット食い足りない
宮城谷さんの作品を読むと、この作者のものは辛い
せめて陳舜臣さんで
宮城谷さんの作品を読むと、この作者のものは辛い
せめて陳舜臣さんで
2020年9月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
全く共感できず、情景も浮かばない抽象的な描写が延々と続く。
数ページで断念。
数ページで断念。
2010年3月27日に日本でレビュー済み
私は春秋戦国時代が中国史で一番面白いと思っている。そして春秋戦国時代小説といえば宮城谷氏の作品群ということになるが、それらは個々の小説の主人公の物語とその前史というのが基本パターンで、春秋戦国時代の中での位置づけや、異なる小説の登場人物間の関係を把握しにくいことがある。そういうときに春秋戦国時代の主要なエピソードを漏らさず記し、しかも時代の流れを掴める楽しい読み物があれば便利だが、本作(上、中、下の全三冊)は、第1刷発行から約20年近く経過した今でもお薦めに値する本だ。
ただし、タネ本は明代後期の作とされる「東周列国誌」で演義ものの歴史小説。それをベースに、著者が「見えすいた勧善懲悪は削除し、」「露骨にすぎる儒家の脚色と、怪しげな史実」は「『史記』や諸子百家の書―ことに『韓非子』に依って改めた」のが本書。したがって、ワクワクさせる語り口だが、史記等を緻密に読んで比較考察する宮城谷・時代小説とは同じ事件でも光の当て方・考証・解釈・記述の詳しさに差異がある。そういう点は留意する必要があるだろう。
ただし、タネ本は明代後期の作とされる「東周列国誌」で演義ものの歴史小説。それをベースに、著者が「見えすいた勧善懲悪は削除し、」「露骨にすぎる儒家の脚色と、怪しげな史実」は「『史記』や諸子百家の書―ことに『韓非子』に依って改めた」のが本書。したがって、ワクワクさせる語り口だが、史記等を緻密に読んで比較考察する宮城谷・時代小説とは同じ事件でも光の当て方・考証・解釈・記述の詳しさに差異がある。そういう点は留意する必要があるだろう。
2020年5月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
コロナで自宅待機がなければ最後まで読めなかった難解書。
登場人物が異常に多く、難解な漢字を多用しこれが難解に拍車をかけ、間違って中国語版を購入したか錯覚する。
買って後悔、読んで後悔するも有り余った時間でなんとか読破、平常時では無理!
登場人物が異常に多く、難解な漢字を多用しこれが難解に拍車をかけ、間違って中国語版を購入したか錯覚する。
買って後悔、読んで後悔するも有り余った時間でなんとか読破、平常時では無理!
2009年10月30日に日本でレビュー済み
春秋戦国時代の有名エピソードをまとめて楽しむことができる作品です。管仲に支えられ、春秋最初の覇者となった斉の桓公にはじまり、晋の重耳、楚の荘王ら春秋五覇のエピソードにはじまり、戦国時代の趙襄子、斉の孫ピン、秦の商オウ、戦国の四君子など綺羅星のごとく現れた有名人のエピソードもまとめて知ることができます。
ただし、孔子をはなから馬鹿にしているのが玉に瑕である。著者は、法治国家を最高の政体と考えており、法治ではなく徳治を奨励した孔子への評価は極めて低い。しかも、孔子のエピソードの箇所では、現在では否定された学説や伝承をも「事実」として述べてしまっており、これでは孔子の思想も理解しきれていないといわざるを得ない。よって、全体の評価は☆四つとしました。また、春秋戦国時代を概観することはできるが、あくまで「エピソード集」的な読み物なので、もっと深く楽しみたい人は、やはり宮城谷昌光の小説などを読むのがよいだろう。
ただし、孔子をはなから馬鹿にしているのが玉に瑕である。著者は、法治国家を最高の政体と考えており、法治ではなく徳治を奨励した孔子への評価は極めて低い。しかも、孔子のエピソードの箇所では、現在では否定された学説や伝承をも「事実」として述べてしまっており、これでは孔子の思想も理解しきれていないといわざるを得ない。よって、全体の評価は☆四つとしました。また、春秋戦国時代を概観することはできるが、あくまで「エピソード集」的な読み物なので、もっと深く楽しみたい人は、やはり宮城谷昌光の小説などを読むのがよいだろう。
2006年12月29日に日本でレビュー済み
中国古典を基にしたとは思えない、現代的な文で読みやすい。
ギャグというか、キャラ同志の掛け合い漫才は現代小説としても通用するだろう。
三国志至上主義の私としては、他の時代でも、もちろん面白い人物やエピソードがあったのは判るが、
私は三国志を正しく理解する為に、他の時代のものも読んでいるので、
その点からはあんまり参考にはなりませんでした。
ギャグというか、キャラ同志の掛け合い漫才は現代小説としても通用するだろう。
三国志至上主義の私としては、他の時代でも、もちろん面白い人物やエピソードがあったのは判るが、
私は三国志を正しく理解する為に、他の時代のものも読んでいるので、
その点からはあんまり参考にはなりませんでした。
2001年4月29日に日本でレビュー済み
オープニングの中国美女番付で落胆、幻滅してはいけない。この本の面白さはその後にある。特に寤生の小覇は秀逸。蔡足が安能先生の筆に肉をつけられ、非常に魅力的な人物となって描き出されている。つまり東周列国志や史記の蔡足とはちょっと違っているという事なのだが、そこがまたいいのだ。その後に続く管仲・鮑叔はオリジナル色が薄いが、彼らは知名度が高いから肉付けしにくかったのかもしれない。安能先生といえば封神演義が有名だが、内容からしてこちらの方に軍配が上がると私的には考えている。