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遠い太鼓 (講談社文庫 む 6-13) 文庫 – 1993/4/5
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ある朝目が覚めて、ふと耳を澄ませると、何処か遠くから太鼓の音が聞こえてきたのだ。ずっと遠くの場所から、ずっと遠くの時間から、その太鼓の音は響いてきた。――その音にさそわれて僕はギリシャ・イタリアへ長い旅に出る。1986年秋から1989年秋まで3年間をつづる新しいかたちの旅行記。
- 本の長さ570ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日1993/4/5
- 寸法10.8 x 2.3 x 14.8 cm
- ISBN-104061853821
- ISBN-13978-4061853829
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (1993/4/5)
- 発売日 : 1993/4/5
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 570ページ
- ISBN-10 : 4061853821
- ISBN-13 : 978-4061853829
- 寸法 : 10.8 x 2.3 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 52,156位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 116位日本文学(日記・書簡)
- - 749位紀行文・旅行記
- - 756位講談社文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
1949(昭和24)年、京都府生れ。早稲田大学文学部卒業。
1979年、『風の歌を聴け』でデビュー、群像新人文学賞受賞。主著に『羊をめぐる冒険』(野間文芸新人賞)、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』(谷崎潤一郎賞受賞)、『ねじまき鳥クロニクル』(読売文学賞)、『ノルウェイの森』、『アンダーグラウンド』、『スプートニクの恋人』、『神の子どもたちはみな踊る』、『海辺のカフカ』、『アフターダーク』など。『レイモンド・カーヴァー全集』、『心臓を貫かれて』、『キャッチャー・イン・ザ・ライ』、『ロング・グッドバイ』など訳書も多数。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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村上春樹のエッセイのなかでも、とても好きなほうです。
小説に見られる霧の中を漂うような意識の混濁が、
エッセイではまろやかで、ひょうきんになるのですね。
特にこのエッセイでは、
ギリシアの生活の話しが面白く、
いつかギリシアに行きたいと思いました。
猫だったり、井戸だったり、失踪した女だの。
村上春樹の作品には同じようなモチーフを繰り返し用いて、内容があるような、ないようなよく分からない本を書く。
日本を代表する作家だが、現実というドラマの方が圧倒的に春樹的で、2020に春樹を読む必要はあるのか?
すでに新海誠で良くね?という個人的な思いもある。(まあ、新海誠も微妙じゃね?とは思うのだが)
とはいえ村上春樹の思想的な問題は横に置くとしても、文章は圧倒的に素晴らしい。
苦手だ、嫌いだ、つまらないと言っても気がつけば村上春樹の文章を心地よく思っている自分もいるのだ。
普段の村上春樹は例えばスープが微妙だが、麺が絶品のラーメンみたいなものだ。
しかしこのエッセイはスープは普通で麺が絶品のそこそこ美味い、そんな本になっている。
何気ない生活をここまで面白く文章にできる村上春樹はやはりなんだかんだ言っても才能があるのではないか?
観察眼はある。文章の比喩も唸るほどうまい。ただし現実の問題に対する考察が足りないのかもしれない。
ただしこの本ではそんな村上春樹の欠点を補って楽しめる本になっている。