今も昔も、女性は同じことで思い悩むんだなあって思いました。
20代後半くらいから上の独身女性には胸に響くものがあると思います。
人生を考え直したいときに、お勧めです。
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切ないOLに捧ぐ (講談社文庫 う 26-8) 文庫 – 1995/4/1
内館 牧子
(著)
今、充実した仕事ぶりで輝く、脚本家内館牧子。“自分探しの道”だった大企業で過ごした13年半を、1年ごとにていねいに辿ってつづる心のあれこれ。後輩のOLたちに夢、仲間、同僚、上司、挫折、そして訪れたチャンスを、枠に、ユーモラスに告白。日々の切なさを軽快にはねのける、元気の出るエッセイ集!
- 本の長さ201ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日1995/4/1
- ISBN-104061859188
- ISBN-13978-4061859180
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (1995/4/1)
- 発売日 : 1995/4/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 201ページ
- ISBN-10 : 4061859188
- ISBN-13 : 978-4061859180
- Amazon 売れ筋ランキング: - 940,410位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 11,907位講談社文庫
- - 14,145位近現代日本のエッセー・随筆
- - 39,336位評論・文学研究 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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脚本家。1948年、秋田市生まれ。武蔵野美術大学卒業後、三菱重工業に入社。13年半のOL生活を経て、1988年に脚本家デビュー。2000年9月か ら(財)日本相撲協会横綱審議委員会審議委員をつとめ、2010年1月に退任。2006年には、東北大学大学院文学研究科で、論文「大相撲の宗教学的考察 ―土俵という聖域」で修士号を取得。2006年より、秋田経済法科大学(現・ノースアジア大学)客員教授。2008年より、武蔵野美術大学客員教授(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 「横審の魔女」と呼ばれて (ISBN-13: 978-4022507273 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
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2013年12月26日に日本でレビュー済み
私たちの仕事のパートナーである女性社員の仕事に関する悩みの内容が、近年、変化してきているような気がする。
『切ないOLに捧ぐ』(内館牧子著、講談社文庫。出版元品切れだが、amazonで入手可能)は、女性を、中でも女性社員を元気づけてくれる本だと思う。
著者は自分のことを「普通のOL」と呼んでいるが、その三菱重工に勤めた13年間のOL時代が本音で綴られている。
著者は入社して5年目の26歳の時、「腰かけのつもりで入社してみたが、仕事というのは案外エキサイティングなものだ」という発見をする。そして、「組織で働くということもこんなに面白いものかと思った。『よし、本気で仕事をしよう』と思った」のである。
ところが、27歳の時点では、「『普通のOL』ほど切ないものはない。その悲哀をイヤというほど味わっていた。OLたちの無責任ぶりや能天気ぶりはもちろん否定しない。しかしその一方で、男たちのデリカシーのない言葉が、どれほど普通のOLを傷つけているか」と憤慨している。そして、28歳の頃、「突然、すべてにしらけてしまったのである」。
著者に「信じられないような一大転機」が訪れたのは、29歳の時、暇つぶしに出かけた2泊3日のニューヨーク・パック旅行でのことであった。「突然目の前にドッカーンと立ちふさがる」摩天楼から啓示を受けた著者は、「今までみたいな生き方をしていたら、私はせっかく生まれてきたのに人生を無駄にしてしまうわ」と気づく。
脚本家になろうと30歳で勉強を始めた著者は、その道の厳しさを嫌というほど思い知らされるが、「将来の見通しが立たなくても、小さな光が見えたというだけでこんなにも他人に優しくなれる」自分に驚くのである。
『切ないOLに捧ぐ』(内館牧子著、講談社文庫。出版元品切れだが、amazonで入手可能)は、女性を、中でも女性社員を元気づけてくれる本だと思う。
著者は自分のことを「普通のOL」と呼んでいるが、その三菱重工に勤めた13年間のOL時代が本音で綴られている。
著者は入社して5年目の26歳の時、「腰かけのつもりで入社してみたが、仕事というのは案外エキサイティングなものだ」という発見をする。そして、「組織で働くということもこんなに面白いものかと思った。『よし、本気で仕事をしよう』と思った」のである。
ところが、27歳の時点では、「『普通のOL』ほど切ないものはない。その悲哀をイヤというほど味わっていた。OLたちの無責任ぶりや能天気ぶりはもちろん否定しない。しかしその一方で、男たちのデリカシーのない言葉が、どれほど普通のOLを傷つけているか」と憤慨している。そして、28歳の頃、「突然、すべてにしらけてしまったのである」。
著者に「信じられないような一大転機」が訪れたのは、29歳の時、暇つぶしに出かけた2泊3日のニューヨーク・パック旅行でのことであった。「突然目の前にドッカーンと立ちふさがる」摩天楼から啓示を受けた著者は、「今までみたいな生き方をしていたら、私はせっかく生まれてきたのに人生を無駄にしてしまうわ」と気づく。
脚本家になろうと30歳で勉強を始めた著者は、その道の厳しさを嫌というほど思い知らされるが、「将来の見通しが立たなくても、小さな光が見えたというだけでこんなにも他人に優しくなれる」自分に驚くのである。
2012年5月6日に日本でレビュー済み
20代後半で自分のキャリアに行き詰った時に出会い、新しいことにチャレンジする勇気を貰った本です。
この本との出会いから5年以上経ちますが、仕事で悩んだ時、失恋した時、何度も読み返して、元気を貰ってます。
その時の自分の状況に応じて、心に響く内容がどんどん変わって来ています。本当に素晴らしい本なので、後ろ向きになっているとき、ぜひ読んでみてください。
この本との出会いから5年以上経ちますが、仕事で悩んだ時、失恋した時、何度も読み返して、元気を貰ってます。
その時の自分の状況に応じて、心に響く内容がどんどん変わって来ています。本当に素晴らしい本なので、後ろ向きになっているとき、ぜひ読んでみてください。
2006年4月5日に日本でレビュー済み
面白かったです。笑えました。
腰掛OLで人生終わらないわよー、と思ってる方、
是非読んでください。
作者がOLを経て売れっ子脚本家になるまでの心の葛藤と
試行錯誤・暗中模索していく様が非常に
ユーモラスに、だけどとてもリアルに書かれています。
年齢なんて関係ない、やる気と行動こそすべて、
となんだか背中を押されてるような
励まされてるような気持ちになりました。
読んだあとちょっとだけ元気になれますよ。
腰掛OLで人生終わらないわよー、と思ってる方、
是非読んでください。
作者がOLを経て売れっ子脚本家になるまでの心の葛藤と
試行錯誤・暗中模索していく様が非常に
ユーモラスに、だけどとてもリアルに書かれています。
年齢なんて関係ない、やる気と行動こそすべて、
となんだか背中を押されてるような
励まされてるような気持ちになりました。
読んだあとちょっとだけ元気になれますよ。