この書はライ麦の続編とも言われていますが、どうなんでしょうか。ホールデンがズーイで、妹がフラニー？と現代米文学の授業で聞きました。
さて、内容は前編がフラニーの悩みについて。彼女はとっても気が滅入っています。。後編がズーイが出てきて、フラニーに「おまえの苦しいのはわかるが・・・」や「おまえはまだわからないのか？」と言った話に展開するわけです。サリンジャー的悩みってのが表現として許されるなら、この書はホールデンの悩みを発展し、彼なりの答えを見つけたんだろうな。。自分なりに納得できる何かを。
自分だけの抽象論に陥りそうなので、具体的な抜粋を。 楽して悩まない大衆（？）を「太っちょおばさん」と称しています。フラニーはそれが何だか許せない。彼らのことを考えれば考えるほど自分がおかしくなりそう。。キリスト教だってそうなんだってズーイは言っています。フラニーはこれを受け止めなければなりません。
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