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村上春樹全作品 1990~2000 第2巻 国境の南、太陽の西 スプートニクの恋人 単行本 – 2003/1/20
村上 春樹
(著)
好評の第2期 第2弾!
「国境の南、太陽の西」「スプートニクの恋人」
著者による書下ろし「解題」入り
海外で人気の高い『国境の南、太陽の西』、1999年に刊行された『スプートニクの恋人』という2作の長篇。巻末に長い書下ろしエッセイで自作とその周辺を描く。
「国境の南、太陽の西」「スプートニクの恋人」
著者による書下ろし「解題」入り
海外で人気の高い『国境の南、太陽の西』、1999年に刊行された『スプートニクの恋人』という2作の長篇。巻末に長い書下ろしエッセイで自作とその周辺を描く。
- 本の長さ501ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2003/1/20
- 寸法15 x 3.5 x 21.2 cm
- ISBN-104061879421
- ISBN-13978-4061879423
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
村上春樹全作品の第2期。第2巻は中編小説、あるいは短めの長編小説である、「国境の南、太陽の西」と「スプートニクの恋人」を収録。著者による書下ろし解題付き。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2003/1/20)
- 発売日 : 2003/1/20
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 501ページ
- ISBN-10 : 4061879421
- ISBN-13 : 978-4061879423
- 寸法 : 15 x 3.5 x 21.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 357,663位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 155位個人全集の全集・選書
- カスタマーレビュー:
著者について
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1949(昭和24)年、京都府生れ。早稲田大学文学部卒業。
1979年、『風の歌を聴け』でデビュー、群像新人文学賞受賞。主著に『羊をめぐる冒険』(野間文芸新人賞)、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』(谷崎潤一郎賞受賞)、『ねじまき鳥クロニクル』(読売文学賞)、『ノルウェイの森』、『アンダーグラウンド』、『スプートニクの恋人』、『神の子どもたちはみな踊る』、『海辺のカフカ』、『アフターダーク』など。『レイモンド・カーヴァー全集』、『心臓を貫かれて』、『キャッチャー・イン・ザ・ライ』、『ロング・グッドバイ』など訳書も多数。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年3月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
わかりやすい内容で、読みやすい。作者も普通の小説を書きたかった時期の作品だとコメントしている。結構好きな本だ。
2003年1月20日に日本でレビュー済み
春樹作品はすべて読んではいるが、改めて読んで見ようと考えている人にもお勧めである。
この「国境の南、太陽の西」という本は、春樹作品の中でも
私がもっとも気に入っているものの一つである。
若き時代に心から愛していた女性島本さんと再び出会った主人公のはじめくん。
しかし、その出会いは妻も幼いこどももいる
現在の生活に少しずつしかし確実にひびを入れていく。
かつて失ったかけがえのないものを取り戻す機会に直面したとき、
それを手にするためには現在手にしているもの
すべてを失わなくてはならないとしても
私たちは過去を求めようとするのだろうか。
そして、主人公はじめくんはどちらのみちを選ぶのか。
そんなことを考えさせてくれた小説だ。
まだ読んでない人にも是非読んでほしい作品である。
この「国境の南、太陽の西」という本は、春樹作品の中でも
私がもっとも気に入っているものの一つである。
若き時代に心から愛していた女性島本さんと再び出会った主人公のはじめくん。
しかし、その出会いは妻も幼いこどももいる
現在の生活に少しずつしかし確実にひびを入れていく。
かつて失ったかけがえのないものを取り戻す機会に直面したとき、
それを手にするためには現在手にしているもの
すべてを失わなくてはならないとしても
私たちは過去を求めようとするのだろうか。
そして、主人公はじめくんはどちらのみちを選ぶのか。
そんなことを考えさせてくれた小説だ。
まだ読んでない人にも是非読んでほしい作品である。
2003年1月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「スプートニクの恋人」の書き出しはとても気に入っている。
村上春樹さんらしくない書き出しだ。でもどんどん深みにはまりそうな書き出しでもある。
「国境の南、・・・」は静かな書き出しだ。この2つの作品が並んでいるところに第2巻の価値があるように思える。どちらも中編で、どちらからも音楽が聞こえてくる。それは決して耳障りではなく、かといって聞き流せるものでもない。
巻末にある解題は、作者自身の声であり、これにより前後の作品との位置関係を知ることが出来る。「海辺のカフカ」は作者に語ってもらいたいことがたくさんある作品だけに、早く10年がすぎてほしいとも思う。
「スプートニクの恋人」の風景は「加納クレタ」と重なります。
村上春樹さんらしくない書き出しだ。でもどんどん深みにはまりそうな書き出しでもある。
「国境の南、・・・」は静かな書き出しだ。この2つの作品が並んでいるところに第2巻の価値があるように思える。どちらも中編で、どちらからも音楽が聞こえてくる。それは決して耳障りではなく、かといって聞き流せるものでもない。
巻末にある解題は、作者自身の声であり、これにより前後の作品との位置関係を知ることが出来る。「海辺のカフカ」は作者に語ってもらいたいことがたくさんある作品だけに、早く10年がすぎてほしいとも思う。
「スプートニクの恋人」の風景は「加納クレタ」と重なります。
2003年1月20日に日本でレビュー済み
かっこう。かっこう。春樹的世界へまた引き込まれます。この本の手触りとか重さとかが、またどこかの静かな昼下がりのレストランで白ワインを飲みながら春樹ワールドに連れて行ってくれます。