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伊達政宗 (1) 朝明けの巻 (山岡荘八歴史文庫 51) 文庫 – 1986/8/28
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- 本の長さ308ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日1986/8/28
- 寸法10.8 x 1.3 x 14.8 cm
- ISBN-104061950517
- ISBN-13978-4061950511
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商品の説明
著者について
登録情報
- 出版社 : 講談社 (1986/8/28)
- 発売日 : 1986/8/28
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 308ページ
- ISBN-10 : 4061950517
- ISBN-13 : 978-4061950511
- 寸法 : 10.8 x 1.3 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 145,775位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
1907~1978。新潟県生まれ。十四歳で上京の後、長谷川伸に師事。昭和13年、懸賞小説に入選し文壇デビュー。昭和25年から新聞に『徳川家康』を 連載開始。十八年がかりで完成したこの大河小説は「経営トラの巻」としても幅広い読者を獲得、五千万部突破という戦後、最大のベストセラーとなる。同作品 で「吉川英治文学賞」を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 新装版 豊臣秀吉(4) (ISBN-13: 978-4063706994)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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政宗の性格がまるで違います。
大河ではどちらかといえば愚直で豪快ですが、こちらではへそ曲がりで策士。
何も知らずに見れば大河ドラマも面白いのだが、
この原作を読んだあとではなんだかなぁと思ってしまう。
それぐらいこの本が素晴らしい。
若干徳川家康を贔屓しすぎだと思わずにいられないが(著者の代表作が徳川家康だから?)
それを差し引いても十二分に面白い。
名作です。
ですが、これは3巻あたりで挫折しました。
一冊一冊は、たしかに面白いのです。時代物にありがちな説明臭さもないし、登場人物たちはみんな生き生きとしているし、文章も読みやすく、エピソードも面白い。
間違いなく「名作」でしょう。
しかし、読むのをやめてしまったのは「政宗像のズレ」に困ったからです。
これまで、わたしが抱いていたのは「野心はあるけれども、豪快」でしたが、こちらの政宗は「策士」です。へそも少々曲がっているようで……。
この、自分が思い描く政宗と、作中の政宗のイメージの差が埋められなくて、読むのをあきらめてしまいました。
こんなことは滅多にないのですが……。
最近のカッコイイ「政宗」に馴染んでいる方はちょっと注意が必要かもしれません。
徳川家康全26巻への助走として伊達政宗全8巻を読みましたが、とても面白かったです。
私が最初に読んだ日本の歴史小説は津本陽の武田信玄でしたが、あれは作品中に参考文献を引用しすぎており、小説と言うよりも歴史の教科書といった感じでしたが、本作品は会話が全文章の3分の1以上を占めており、とても読みやすい作品です。
また、同作者の徳川家康と比べて、濡れ場の記述がほとんどないため、そのような記述を好まない方でも安心して読むことができます(私は歴史小説に濡れ場は必要ないと考えています)
また、全8巻の終わりの方ではなぜ家康が天下を取れて、政宗が天下を取れなかったのかが小説中で描かれており、そこも見所のひとつだと思います。
で、読んだ感想ですが、やっぱりよくわからない。摺上原の戦い(2巻)で蘆名義弘を駆逐して奥州200万石相当の大名に一瞬なるわけですが、特に胸のすくような戦でもなく、戦国時代ならばどこの地方でもあるだろう程度のレベルです。秀吉の朝鮮出兵でも名護屋城で待機していたし、関ヶ原にも参戦していないどころか私利に走ってヘマをしています。大坂の陣では真田幸村を蹴散らしたみたいに小説では描いていますが本当は間違って友軍を攻撃しています。
伊達男という言葉ができたように派手なところは面白いです。謀反を疑われて秀吉に呼び出されて黄金の十字架を担いで上洛した話もありますが、大久保長安事件と絡んで黄金のイメージが政宗の派手なイメージと重なっているのかもしれません。
という事で意外に武将としては大した事のない政宗を大長編の主人公に仕立て上げるために政宗が歴史の裏で大暗躍していたかのように本作では創作のてんこ盛りが感じられます。あくまで小説なので作家の創作がある程度入っているのは仕方がないし、だからこそ小説としての面白さもあるのですが、本作はちょっとやり過ぎの感があります。
特に支倉常長の慶長遣欧使節の主目的が軍艦を借りる事で、その軍艦を大坂の陣に合わせて大阪湾で大砲をぶっ放し一気に徳川幕府を崩壊させてやるぞと政宗が計画していたというくだりは明らかにやり過ぎです。実際、政宗の陰謀説もあるようですが、当時のスペインから見ても日本など東南アジアや中国の陰に隠れていた上、会ったこともない地方大名に大事な軍艦を差し出すわけもないし、仮に差し出したとして日本に到着するタイミングなど何ヶ月どころか何年かかるか全く見当もつかないわけで荒唐無稽も甚だしいものがあります。
全体を通して見ると伊達政宗と秀吉、家康、秀忠、家光と続く太閤、将軍の関係は非常に政治的で、表面上は良好な関係のようで裏側では常にお家取り潰しの謀略があったように感じました。小説では政宗の方が幕府を転覆してやるぞという意気込みに溢れていたようですが、実際の政宗はコミュニケーション能力が高く外交的手腕に長けた人物であったのではないかと思いました。
山本周五郎さんの「樅の木は残った」では伊達家3代目の伊達綱宗(忠宗の子)が幕府の罠にかかって無理やり隠居させられ、お家取り潰しの危機に瀕するストーリーですが、伊達家と幕府の微妙な関係は後々までにも続いていくというわけです。
政宗の、意表を突くへそ曲がりな発言、皮肉に対して更に強烈な皮肉を返すような言葉の掛け合いがとても好きです。とても面白かったです。
常軌三人にも勝る胆略の逸話も数多く、家人の前でも決して横にならないといった己に厳しい姿勢も感心します。息を引き取る間際に、粥がのどを通らず自分めがけて槍隊を突進させてた勢いによって、粥を食した時の描写は政宗の意地っ張りともいえる生き様や人間性がよく現れています。「成そうと思えば必ず成る!食おうとと思えば必ず食える!忘れるなっ!たわけども!」
それ以降は伊達政宗が主人公の小説というよりも、政宗目線で描かれる徳川家康及び江戸幕府黎明期の物語…といった内容になっています。
正直言ってこの小説読んでも、伊達政宗の魅力は感じられませんでした。