中古品:
¥949 税込
配送料 ¥350 5月29日-31日にお届け(10 時間 18 分以内にご注文の場合)
詳細を見る
コンディション: 中古商品: 良い
コメント: 状態は概ねキレイで良好です。気持ちよく読んでいただけると思います。細かな劣化はご了承くださいませ。中が見えない封筒で、主にゆうメールで発送予定です。(価格、商品サイズによりほかの発送方法の場合有)。万一不備がございましたら対応いたします。
Kindleアプリのロゴ画像

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません

ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。

携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。

KindleアプリをダウンロードするためのQRコード

何か問題が発生しました。後で再度リクエストしてください。

都築ケ岡から (講談社文芸文庫 かE 1 現代日本のエッセイ) 文庫 – 1990/12/1

4.7 5つ星のうち4.7 3個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (1990/12/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1990/12/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 344ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 406196108X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4061961081
  • カスタマーレビュー:
    4.7 5つ星のうち4.7 3個の評価

著者について

著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
河上 徹太郎
Brief content visible, double tap to read full content.
Full content visible, double tap to read brief content.

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう

カスタマーレビュー

星5つ中4.7つ
5つのうち4.7つ
3グローバルレーティング

この商品をレビュー

他のお客様にも意見を伝えましょう

上位レビュー、対象国: 日本

2010年11月20日に日本でレビュー済み
河上徹太郎、吉田健一両氏による対談が付録されています。(最近出た文庫本の方にはなかった、と思います。)

お酒入りで遠慮なく話し合っていて、しかし、その中に大切な指摘が幾つか認められます。

第一に、ヴァレリーの翻訳のことが語られています。

河上氏の「レオナルド・ダ・ヴィンチ方法論序説」(同人誌『白痴群』)は、我が国のヴァレリー紹介のはしりであり、本人にとっても自信の一作だったらしいのですが、吉田氏は「あれは誤訳が多いのでワレのをヴァレリー全集に入れた」と言い放ち、河上氏は絶句します。

第二に、高橋ヒデオ氏が吉田氏の小林秀雄論をほめてくれたことへの言及があります。

吉田氏は、小林氏の『無常という事』の中の「当麻」と「平家物語」とを評して、批評とは作品をダシにして私を語るものだ、という説を論駁します。そして、「自分」などというものはない、と判断します。高橋英夫氏は、吉田氏の時間論を「現在」の汎存在への移行だ、と定義します。文学理論ではこの一事には傍証をいくつも寄せることができるのですが、割愛します。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年5月8日に日本でレビュー済み
小林秀雄と盟友だった河上徹太郎は批評において脇役の感があるが、当時の批評の可能性の全容を知ろうとするなら、この二人に吉田健一を加えてこそ輪郭ができあがる。その吉田が、小林ではなく河上についていこうと決断したのは、本書に収められた「羽左衛門の死と変貌についての対話」(昭和五年)を読んだからだという。西洋にあって日本にない、プラトン的な『対話』の力を吉田はみたのかもしれない。他のエッセイも含めて一読の価値があるかと思える。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート