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遠くにありて (講談社文芸文庫―現代日本のエッセイ) 文庫 – 1995/2/1

4.7 5つ星のうち4.7 3個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (1995/2/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1995/2/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 306ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4061963112
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4061963115
  • カスタマーレビュー:
    4.7 5つ星のうち4.7 3個の評価

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山内 義雄
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上位レビュー、対象国: 日本

2023年3月24日に日本でレビュー済み
マルタン・デュ・ガールの『チボー家の人々』の訳者として知られる。暁星小学・中学からフランス語に親しむ。東京外語で学び、京大と東大を中退、学生時代にフランス大使ポール・クローデルと親交を結ぶ。その後は早稲田の先生。
軽妙洒脱、切れのある文章。繰り出すエピソードがどれも興味深い。たとえば、東京外語に入って、暁星で習ったのがアルザス訛りのフランス語だったとわかったという話。教えを受けたヘンリック先生とジャクレー先生のこと。そして師と仰ぐ上田敏。彼を慕って京大に入るものの、1年後に彼は急逝(41歳と若かった)。
トリビアも随所にある。作家ジュール・ロマンはパリのエコル・ノルマルで生理学を学び、網膜外視覚の実験をし、論文まで発表していたという。
79歳で没。その2年前、77歳で初めて渡仏。フランス文学の泰斗なのに、それまで行く機会がなかったのだ! なぜ行く気になったのか、その経緯を綴ったエッセイ「第二の近況」が絶筆。文章が途中で終わっている。
2021年10月17日に日本でレビュー済み
チボ-家の人々を訳した方ではあるが、
明治の生まれの江戸っ子で、
その文体は意外にも、べらんめい調で、
ユ-モアに満ちながらも、
痛烈な文明批評もあり。
上田敏やら永井荷風と交流があり、来日したジャン・コクト-その他との、聞くとのけぞりたくなるような著名人の名前もぞろぞろ出てくるけど、
最後まで、一本、芯の通った生活人で、
フランス人のお墨付きの見事なフランス語を話しながらも、
初めてフランスへ行ったのは77歳の時だったなんて、何だかかっこいい。
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