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日本文壇史11 自然主義の勃興期 (講談社文芸文庫) 文庫 – 1996/8/9

5.0 5つ星のうち5.0 3個の評価

新文学の主流・日本自然主義文学の特性確立西園寺主催雨声会の反響。三重吉「山彦」白鳥「塵埃」青果「南小泉村」漱石「虞美人草」日本自然主義文学を決定付けた花袋「蒲団」が出た明治40年を重層的描出
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (1996/8/9)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1996/8/9
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 282ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4061963805
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4061963801
  • カスタマーレビュー:
    5.0 5つ星のうち5.0 3個の評価

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伊藤 整
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上位レビュー、対象国: 日本

2003年12月10日に日本でレビュー済み
 明治四十年。
 藤村のモデル事件が印象深い。いくら「小説だ」と言い張ったところで、読む人は事実が書いてあると思ってしまうのが世の常だろう。どうしてもモデルがいなくては困るなら、自分自身をそのまま書けばいいのにそういうことはしない。藤村の考え方は、書く側の一方的な都合の押しつけでしかない。
 木下杢太郎登場。与謝野門下だったとは知らなかった。伊東にある記念館に行ったことがあるが、草花のスケッチが詳細で「何て絵がうまいんだろう」と感心したことしかおぼえていなかった。
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レポート
2021年4月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
田山花袋のデビュー作『蒲団』はもちろん登場しますが、それよりも私的には徳冨蘆花が療養中の綱島梁川に面会し、そこに来合わせた西田天香と三人して二時間あまりも語り合った場面が面白かったです。梁川はその5ヶ月後に35歳の若さで病没しますが、蘆花の立場からその葬式まで描かれました。茅野蕭々・安倍能成・野上八重子・岩波茂雄など、どちらかといえばマイナーな作家や出版人の動静を扱う手広さは、他の巻と変わりありません。日本新聞の創刊者にして政治評論家の陸羯南はマイナーとはいえませんが、彼の死に際して雑誌『文章世界』に狂歌師の坂井久良岐が寄稿して、羯南と正岡子規の歌論や交友について述べていたなど、伊藤整以外の誰が着目するでしょうか。ちなみに『文章世界』が田山花袋の編集する雑誌ということもこの本で知りました。