タイトルだけが目に入ったとき、「ねるとん紅鯨団」と勘違いしそうになりました。
実際に読んでみると、当時の浅草の様子がくっきりと目に浮かぶように感じました。
それにしても、さすがヤングケアラー文豪、ですね。
人生の清濁も、酸いも甘いも感じさせてくれます。
まさに天才だと思いました。
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浅草紅団・浅草祭 (講談社文芸文庫 かF 6) 文庫 – 1996/12/10
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昭和はじめの浅草を舞台にした川端康成の都市小説。不良集団「浅草紅団」の女首領・弓子に案内されつつ、“私”は浅草の路地に生きる人々の歓び哀感を探訪する。カジノ・フォウリイの出し物と踊子達。浮浪者と娼婦。関東大震災以降の変貌する都会風俗と、昭和恐慌の影さす終末的な不安と喧騒の世情をルポタージュ風に描出した昭和モダニズム文学の名篇。続篇「浅草祭」併録。
- ISBN-10406196397X
- ISBN-13978-4061963979
- 出版社講談社
- 発売日1996/12/10
- 言語日本語
- 寸法10.8 x 1.1 x 14.8 cm
- 本の長さ310ページ
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (1996/12/10)
- 発売日 : 1996/12/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 310ページ
- ISBN-10 : 406196397X
- ISBN-13 : 978-4061963979
- 寸法 : 10.8 x 1.1 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 272,725位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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著者について
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(1899-1972)1899(明治32)年、大阪生れ。東京帝国大学国文学科卒業。
一高時代の1918(大正7)年の秋に初めて伊豆へ旅行、旅芸人の一行と知り合う。以降約10年間毎年、伊豆湯ヶ島湯本館に長期滞在する。菊池寛の了解を得て1921年、第六次「新思潮」を発刊。新感覚派作家として独自の文学を貫いた。1968(昭和43)年ノーベル文学賞受賞。1972年4月16日、逗子の仕事部屋でガス自殺を遂げた。著書に『伊豆の踊子』『雪国』『古都』『山の音』『眠れる美女』など多数。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年5月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この小説だかルポルタージュだかよくわからない「浅草紅団」ですが、すっかり気に入ってしまいました。
★5にしたいところですが、続編の「浅草祭」が生彩を欠いてるようで(違う味わいがあるとも言えるが)、★を減らしました。
でもこの作品について何がどう気に入ったのか、上手く書けそうもないです。ご了解願います。
浅草紅団、という魅惑の響き。それを組織した女主人公の弓子がこれまた魅力的。
そして浅草の華やかさと貧困。不良少女と浮浪者と芸人と不良少年。
カオスとか迷宮のような街。
主人公の‘私’は、弓子やその他の浅草の住人に付かず離れず寄り添って、猥雑な浅草の街をたださすらっているだけのようです。
そんな‘私’の目が捉えた浅草は、めくるめくような高揚感と物悲しさに満ちています。
この小説に描かれた浅草の名所は、今でも跡をたどれるもの、残存しているものも多いでしょう。
地図を片手に浅草を歩いてみたくなります。
でもそれは‘私’と同じように、エトランゼの視点から抜けることのないのが、やや寂しい気はします。
★5にしたいところですが、続編の「浅草祭」が生彩を欠いてるようで(違う味わいがあるとも言えるが)、★を減らしました。
でもこの作品について何がどう気に入ったのか、上手く書けそうもないです。ご了解願います。
浅草紅団、という魅惑の響き。それを組織した女主人公の弓子がこれまた魅力的。
そして浅草の華やかさと貧困。不良少女と浮浪者と芸人と不良少年。
カオスとか迷宮のような街。
主人公の‘私’は、弓子やその他の浅草の住人に付かず離れず寄り添って、猥雑な浅草の街をたださすらっているだけのようです。
そんな‘私’の目が捉えた浅草は、めくるめくような高揚感と物悲しさに満ちています。
この小説に描かれた浅草の名所は、今でも跡をたどれるもの、残存しているものも多いでしょう。
地図を片手に浅草を歩いてみたくなります。
でもそれは‘私’と同じように、エトランゼの視点から抜けることのないのが、やや寂しい気はします。
2014年6月7日に日本でレビュー済み
川端といえば、『雪国』だったり『伊豆の踊子』が思い出されます。
しかし今回の『浅草紅団』はちと違う。
まず、違うのが「ルポ」のような印象を受ける文章。
作品の性質も純文学という感じではなく通俗的な作品です。
当時の浅草の街の裏の世界を詳細に描いています。
こんなところは、松原岩五郎の『最暗黒の東京』を思い出します。
また、『雪国』とは対照的で固有名詞が多く、文章がごちゃごちゃしてます。
場面の移り変わりも激しく、現在ではなじみの薄い固有名詞が多い為、読むのに苦心するのが難点。
一方で、これは詳細に描かれているということの裏返しであり、当時の浅草の様子をうかがい知ることも出来ます。
「ごちゃごちゃ」とマイナス気味にいいましたが、逆にいえば当時の混沌としていた浅草を描く上で「ごちゃごちゃ」した印象をうける文章はある意味適切なのかも。
しかし今回の『浅草紅団』はちと違う。
まず、違うのが「ルポ」のような印象を受ける文章。
作品の性質も純文学という感じではなく通俗的な作品です。
当時の浅草の街の裏の世界を詳細に描いています。
こんなところは、松原岩五郎の『最暗黒の東京』を思い出します。
また、『雪国』とは対照的で固有名詞が多く、文章がごちゃごちゃしてます。
場面の移り変わりも激しく、現在ではなじみの薄い固有名詞が多い為、読むのに苦心するのが難点。
一方で、これは詳細に描かれているということの裏返しであり、当時の浅草の様子をうかがい知ることも出来ます。
「ごちゃごちゃ」とマイナス気味にいいましたが、逆にいえば当時の混沌としていた浅草を描く上で「ごちゃごちゃ」した印象をうける文章はある意味適切なのかも。
2019年5月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本初のノーベル文学賞受賞者の川端康成の都市小説です。「雪国」などを想像していると、面食らうかもしれません。昭和はじめの浅草が舞台ですが、浅草に行ったことがない私でも楽しめました。母はよく見世物小屋の話をしてくれたことがあり、そんなことも思いだしました。昭和レトロの世界が好きな人におすすめです。
2020年3月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「乙女ごころ三人姉妹」(成瀬巳喜男監督)に痛く感動したので、購入してみたけど、直接的な関係はないようで、少しがっかり。しかし、これはこれで当時の「浅草」を知るための重要資料として利用したいと思っています。ということで、まだ読了してません。あしからず。
2012年12月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自身、浅草に引っ越し、歴史に触れる良い参考書です。川端文学に初めて触れる機会になりました。
2017年1月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
川端康成という大作家のイメージと浅草とは結びつかない。
しかし、あの喧噪の街、浅草に踏み入れていたことに驚き。
この作品は、あまりにも濃い。
しかし、浅草好きには、たまらない。
しかし、あの喧噪の街、浅草に踏み入れていたことに驚き。
この作品は、あまりにも濃い。
しかし、浅草好きには、たまらない。
2016年7月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
折れ曲がりも汚れもなくキレイです。
ありがとうございます。
こんごも購入したいと思いますので、よろしくお願い致します。
ありがとうございます。
こんごも購入したいと思いますので、よろしくお願い致します。