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駅・栗いくつ (講談社文芸文庫) 文庫 – 1998/12/10

3.9 5つ星のうち3.9 7個の評価

「男と女のなかには距離がひそむ。親子のあいだにも寸法は残されている。駅も距離だし、国も距離だし、ことばも距離だし、風も著物も距離だ」(「駅」「さとがえり」)男と女の縁、夫婦、親と子、幼な友達、嫁と姑。ささやかな日常の中に人生の機微を掬い取り、鮮やかに命を吹き込む幸田文の強靱な感性。連作的随筆「駅」の12章と小説「栗いくつ」を収録。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (1998/12/10)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1998/12/10
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 262ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4061976451
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4061976450
  • カスタマーレビュー:
    3.9 5つ星のうち3.9 7個の評価

著者について

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幸田 文
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(1904-1990)東京生れ。幸田露伴次女。

1928(昭和3)年、清酒問屋に嫁ぐも、十年後に離婚、娘を連れて晩年の父のもとに帰る。露伴の没後、父を追憶する文章を続けて発表、たちまち注目されるところとなり、1954年の『黒い裾』により読売文学賞を受賞。1956年の『流れる』は新潮社文学賞、日本芸術院賞の両賞を得た。他の作品に『闘』(女流文学賞)、『崩れ』『包む』など。

カスタマーレビュー

星5つ中3.9つ
5つのうち3.9つ
7グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2014年8月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私も思っていた幸田さんのイメージと少しちがいました
世代の違いかもしれません
2007年11月17日に日本でレビュー済み
昭和33年1月〜12月、「婦人公論」「婦人画報」に
平行して連載された2つの作品。

『駅』
市井の人々の変化、再会、別れ、転地など、
暮らしの中で見聞きする様々な事柄。
事が起これば、人の心も揺れ動く。
まるで、「駅」に乗り物が出入りする度
その構内でドラマが繰り広げられる様に。

『栗いくつ』
己の無知無力を見つめて「屑だもの」と嘆く女。
安寧な暮らしを捨ててでも「生き甲斐のある職を見つけたい」と訴える女。
「くれくれ」と人を頼る事でしか生きる術を知らない女。
全く異なる性格を持った三人の女が、
各々の身を立てようと模索している。
彼女たちの接点である主人公=萱子(k文子か)が
頭を悩ませた甲斐あり、物語は晴れやかな結実を迎える。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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