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歌枕 (講談社文芸文庫 なO 1) 文庫 – 2000/6/1

4.0 5つ星のうち4.0 2個の評価

商品の説明

著者について

1909年(明治42年)12月23日、神奈川県藤沢市本町1丁目に、中里万蔵(世襲名弥兵衛)、保乃の次女として生まれる。本名中里恒。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2000/6/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2000/6/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 271ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 406198215X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4061982154
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 2個の評価

著者について

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中里 恒子
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上位レビュー、対象国: 日本

2016年1月11日に日本でレビュー済み
収録作品は以下のとおりです。
「歌枕」(昭47~50)
「きりぎりす」(昭45)
「此の世」(昭47)
「残月」(昭46)

「歌枕」は、5章からなる約150ページの中篇で、かつて老舗料亭を経営し、骨董を買い集めていた男が、無一物となり、若い女性使用人と、海の近くの古家で静かで愛情のある余生を過ごすさまと変遷を描いた秀作。老人が主役かと思いきや、女性の生き様、信頼感と愛情がしっかり描かれていてとても良いです。
外の3作は、老境にかかった人間が己の余生、周囲の死を描いた短編。いずれも面白かったです。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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